会津若松と日光今市を結ぶ下野街道の宿場町として整備され、今も約500メートルの往還に江戸の風情が残っています。寄棟造りの建物が道路と直角に整然と並べられていること特徴。昭和56年4月、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
弘前藩祖為信(1550〜1607年)が築城を計画し、二代藩主信枚が慶長15年(1610年)縄張りをし、翌16年(1611年)にほぼ完成した海抜50mの平山城である。明治維新まで津軽家の居城であった。1871年廃城時の原形をとどめている貴重な城。現在は城跡に弘前公園ができ、一般公開されている。現在、6つの郭の全域が国指定史跡に、また、天守閣、二の丸の東門・南門・辰巳槽・未申櫓・丑寅櫓、三の丸の追手門
田沢湖と西木町にまたがる。秋田県の中東部にある湖。最大深度は423.4m。水深日本一を誇るカルデラ湖。深さがあるため冬でも凍らない。美しい辰子という娘が、人から龍に姿を変えた「辰子伝説」が残る神秘的な湖。湖畔には、金色に輝く「辰子像」が立っており、たくさんの観光客が記念写真を撮っている。
奥羽三高湯の1つ。泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(酸性泉)。特に皮膚に効くとされ、「子どもが丈夫に育つ湯」とか、「美肌の湯」とも言われ地元にも親しまれている。蔵王温泉街には、上湯・下湯・川原湯の3箇所の共同浴場(6時〜22時、無休)がある。また、温泉街の一番奥に造られている大露天風呂は、4段からなる階段式で、すべてを合わせると100畳もの広さになる。上流の2段が女性用、下
出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られている。開山は約1、400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を獲得、山頂に祠を創建したのが始まりとされている。皇子はさらに月山権現と湯殿山権現を感得し、三山の開祖となった。以後、羽黒派古修験道として全国に広がった。
仙台うみの杜水族館は、「いのちきらめく、うみの杜。」をキャッチコピーに、300種5万点の生物を展示している水族館です。施設内には大小合わせて約100基の展示水槽があり、三陸の海をはじめ日本や世界の海を表現。三陸の魚たちが悠々と泳ぐ大水槽や、東北最大級のイルカ・アシカのパフォーマンス、360°大パノラマプロジェクションマッピングなど、多彩な楽しみが用意されています。また、バンドウイルカに触れられる「
スパリゾートハワイアンズは、映画「フラガール」のモデルになった大型レジャー施設です。施設内には、4つのホテルや南国ムードあふれる全天候型のプール、3階から5階まで吹き抜けになったおしゃれな屋内スパ、12種24浴槽のバラエティに富んだお風呂が満喫できる男女別の大浴場、江戸時代の街並と湯屋をモチーフに江戸情緒を再現した温泉施設、さらにハワイの踊りやパフォーマンスが見られるエンターテインメントショーコー
平成27年再建50周年を迎える鶴ヶ城は全国でも稀な赤瓦の天守閣として有名です。葦名氏七代直盛が至徳元年(1384)黒川城を築いたのが発祥。天正17年(1589)伊達政宗が葦名義広を追って会津を領するが、翌年豊臣秀吉に召し上げられ蒲生氏郷が入封、黒川城を大改修して鶴ヶ城と改称、城下を若松と名づける。その後、上杉、ふたたび蒲生、加藤氏と代わり寛永20年(1643)保科正之が入城、三代正容のとき松平氏を
第29代欽明天皇(531年〜539年)が小瘡(皮膚病)を患った時、秋保から運ばせた湯で湯浴みしたところそれが完治したと云われ、その効能を賞賛し「御湯」の称号をさずかったとされる。以後、信濃、犬養の湯とともに「日本三御湯」と称され、日本中から湯治客を集めた。伊達政宗公も度々おとずれ疲れを癒した記録も残っており、雄大な自然と湯を兼ね備えた秋保温泉は、古くから保養の地として人々に親しまれてきた歴史を持つ
50種類以上のクラゲを展示するほか、各種海水魚・淡水魚・アザラシ・アシカなども展示。クラゲの展示種類数では世界一。最大の見どころは、世界最大級の直径5mのクラゲ大水槽。ウミネコの餌付け体験やアシカショーなどもある。
十和田八幡平国立公園の中にあり、十和田湖から流出する唯一の河川で、十和田湖の子ノロから焼山までの約14kmの流れが、奥入瀬渓流とされ、千変万化の渓流美を構成し、四季を通しての景勝地である。渓流には遊歩道が整備されており、渓流沿いにはいくつもの滝が点在する。十和田湖観光には欠かせない散策ポイント。渓流沿いの遊歩道では4時間半くらいのトレッキングが楽しめる。豊かな樹木や大小の滝、巨大な岩や切り立った崖
「アクアマリンふくしま」は、福島県いわき市にある水族館。黒潮と親潮が出合う福島の海ならではの、「潮目」をテーマにした展示が充実しています。潮目を再現した大水槽は、三角形のトンネルを境に、カツオ、イワシ、マグロといった黒潮に乗って泳ぐ生物と、エゾメバル、オオカミウオ、ホッカイエビといった親潮に棲む生物をそれぞれ展示。それぞれの海で暮らす魚たちの特徴を視覚で感じとれる水槽です。また、世界最大のタッチプ
秘湯と呼ばれる乳頭温泉郷の中のリゾートエリア。2種類の源泉から湧き出る湯が広々とした湯ぶねを十分に満たします。キャンプ場やファミリーやグループのベースキャンプにぴったりです。
貞観4年(862年)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えたが、いったん廃寺となり、14世紀に曹洞宗円通寺によって再興された。風車がカラカラと回り、荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は、地獄に、宇曽利山湖をとりまく白浜は極楽に見立てられている。夏の恐山大祭は多くの参詣者でにぎわう。
全国で4番目に広い猪苗代湖。郡山市・猪苗代町・会津若松市にまたがる。全国有数のきれいな水質と透明度で別名「天鏡湖」と呼ばれている。湖水浴やキャンプ、バーベキュー、ウォータースポーツ、湖上遊覧などが楽しめる。
日本三大鍾乳洞の一つで、洞内に住むコウモリとともに国指定天然記念物を受けている。奥から湧き出る清水が数カ所に渡って深い地底湖を形成しており、第三地底湖は水深98m。なお、未公開の第四地底湖は水深120m(日本一)。入口から直線的の伸びる神秘的な洞窟空間や、透明度の高い水を豊富にたたえ「ドラゴンブルー」の輝きを持つ地底湖が見どころになっています。
昭和44年、日本海に面し秋田市が一望できる大森山(標高約123m)に、公園面積約70haの「子どもの国」が計画されました。市中心部から南西約8km。その北西部一角の約8.8haが動物園として造成されました。そして昭和48年9月1日、「秋田市大森山動物園」として開園しました。園内はさまざまな種類の樹木や草花に包まれ、中心部には、湧水性の「塩曳潟(しおひきがた)」(2.01ha)を有する特徴的な"
あぶくま洞は、福島県田村市にある全長600mの鍾乳洞です。洞内にはおよそ8000万年という悠久の時が創り出した造形美が広がり、東洋一と言われる多彩な鍾乳石をご堪能いただけます。鍾乳石はそれぞれ幻想的にライトアップされており、日本の鍾乳洞では初となる舞台演出用の調光システムを取り入れた「月の世界」をはじめ、クリスタルカーテンやリムストーンなど、見どころ盛りだくさんです。なお、コースは600mを約4
明治24年創業のわが国唯一の民間総合農場であり日本最大の民間総合農場。約900万坪の広大な敷地面積を誇る。小岩井は、地名ではなく、共同創始者3名(小野/岩崎/井上)の姓の頭文字をとり「小岩井」農場と名づけられた。メイン施設のまきば園では、牧羊犬や羊たちによるひつじショー、バター作りやアトラクションやアスレチック遊具でも遊べる。自然とふれあう体験メニューがたくさん。農場自慢のチーズケーキや乳製品も味
福島県磐梯朝日国立公園内にある大小30ほどの湖沼の総称。正確には「五色沼湖沼群」といい、1本道のトレッキングコース「自然探勝路」には、毘沙門沼(びしゃもんぬま)・赤沼・るり沼・青沼など色彩豊かな沼が点在。 沼によってコバルトブルーやエメラルドグリーンなど、異なる色を見せることから神秘の沼として観光客に人気だ。コースは片道約4km、約80分ほど。コース入り口付近の裏磐梯(うらばんだい)ビジターセンタ
緑萌える初夏、さらに錦繍の秋には一層見事な眺めとなる秋保大滝は、幅6m落差55mの文字通りの大滝で、那智・華厳と並び日本三名瀑に数えられる。川沿いの遊歩道をたどり、ほほに涼風を受けながら間近に豪快な眺めを楽しむことができる。
青森市の南側にそびえる八甲田山。「八甲田山」といっても、ひとつの山をさすのではない。大岳(標高1,584.4m)を主峰として高田大岳、井戸岳、赤倉岳、前嶽、田茂萢岳、小岳、硫黄岳、石倉岳、雛岳の10の山々を北八甲田といい、 櫛ケ峰をはじめ6峰の山々を南八甲田という。那須火山帯に属す。6月は新緑、10月は紅葉、11月下旬から5月中旬までスキーができる。秋には全山紅葉し、たくさんの観光客が見物に訪れる
山形県と秋田県の県境にある、標高2236mを誇る高山。美しい三角頭のシルエットから、出羽富士または秋田富士の名で親しまれている。朝日に照らされた鳥海山のシルエットが、日本海上に映る「影鳥海」は名風景だ。夏には高山植物が咲き誇り、一面の花園が目を楽しませてくれる。一方で冬にしか見られない、外輪山の内側の岩肌が氷に覆われる「岩氷」も芸術的。登山道は、山形・秋田両県から数多く延びており、山頂までは5時間
地蔵岳、三宝荒神山の広大な山麓に開かれた14のゲレンデが、リフト32基、ロープウェイ3基、スカイケーブル1基によって機能的に結び付けられ、素晴らしい樹氷の間を滑走できる樹氷原コースをはじめ、FIS、SAJの回転、大回転の公認コースなど特徴のあるコースを楽しめます。また、硫黄のにおいがたちこめる蔵王温泉街の独特の風情は一味違ったスキー旅行を体験させてくれます。
典型的な二重式カルデラ湖で新緑、紅葉は見事。特別名勝地に指定され、ヒメマスが名産。遊覧船による湖上遊覧のほか、レンタサイクルでのサイクリングも楽しい。また、鉛山〜大川岱〜滝ノ沢には湖岸遊歩道があり、散策には好適。
陸中海岸を代表する景勝地。白い流紋岩でできた美しい海岸。磯遊び、海水浴客で賑わう。日本の快水浴場百選の『海の部特選』に選定された。 浄土ヶ浜の地名は天保年間(1681〜1683)に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名づけられました。
世界文化遺産、国宝第1号。方三間の阿弥陀堂で内外を黒漆で塗り、その上に金箔で押したため、金色堂とよばれている。内部の長押、柱、須弥壇には金蒔絵、極彩色が施され、要所は宝相華文を透し彫りにした金具で装飾されている。
城跡を公園として開放したもので、約2,600本の桜が植えられており、花の名所として有名。