あやめヶ原のヒオウギアヤメ群落

チンベの鼻と呼ばれる岬に１００ｈａに及ぶヒオウギアヤメの大群落が見られる。数にして約３０万株。放牧された馬が、根茎に毒を持つアヤメを食べ残した結果、こうした大群落ができたという。気品に満ちた紫色の花越しには、奇岩・怪岩の数々、海鳥の天国・大黒島と眺望は最高。

本別海一本松

明治7年、東北各地から漁夫百十数人を募集し、西別川で漁労に従事せしめた番屋の横に植生していたものです。当時は2・3本ありましたが、現在まで130年間、厳しい風雪に耐えてきたものは1本のみです。本別海は別海町の発祥の地であり、一本松は別海町の歴史を物語る貴重な文化遺産です。

野付半島原生花園

野付埼灯台を中心とした竜神埼一帯に広がる花園で、センダイハギやハマナスなど５月下旬から１０月まで色鮮やかな花々が次々に咲きだし、自然探勝路を散策する人を楽しませてくれます。

オオワシ・オジロワシ

オジロワシは日本で一部繁殖しており、野付半島でも通年見る事ができますが、オオワシは主に冬季に見られる冬鳥として親しまれています。ワシたちは１０月頃から集まり始めます。

ゴマフアザラシ

自然の宝庫、別海町に位置する日本最大の砂の半島・野付半島。その湾内にはたくさんのゴマフアザラシが生息しています。「別海町観光船」では、毎年人気の「アザラシウォッチング 特別周遊コース」を7月中旬〜8月中旬に実施します。

タンチョウ

一時は絶滅しかけたものの、住民達の地道な努力により生息数を増やし、昭和27年3月、国の特別天然記念物に指定されました。釧路湿原周辺はタンチョウの営巣が確認された世界唯一の場所です。

エゾムラサキツツジ

マリモの棲息地として有名な阿寒湖を見おろすようにそびえ立つ雄阿寒岳。その麓一帯にエゾムラサキツツジの群落がある。遊覧船またはモーターボートに乗らなくては観賞できない。

雄阿寒岳山麓の原始林

雄阿寒岳山麓から阿寒湖を取り囲むように広がる大森林は、エゾマツ・トドマツなどの針葉樹と、ミズナラシナノキなどの豊かな針広混林を形成している。

阿寒湖のマリモ

阿寒湖にはたくさんのマリモが生息している。主に北岸のチュウルイ湾とキネタンベ湾に生息し、鮮やかな緑色、ビロード状の美しい球形をしている。直径は小さなもので２ｃｍ、大きいものでは１５ｃｍ以上にもなる。

ひまわり畑

毎年場所が変わるひまわり畑

鐺別桜ヶ丘公園の桜

硫黄山麓のエゾイソツツジ群落

つつじヶ原自然探勝路 硫黄山の山麓には、およそ100haもの広大なエゾイソツツジの群落が広がっています。硫黄成分のために酸性化したこの土地には、限られた植物しか生えることができません。エゾイソツツジは、酸性土壌を好む北海道の固有種。厳しい環境の中でも可憐な花をつけ、毎年6月〜7月にかけて川湯温泉の初夏を美しく彩ります。

和琴半島のミンミンゼミ

和琴半島には日本で北限となるミンミンゼミが生息。国の天然記念物に指定されています。かつて温暖期であったころの北海道ではあちこちに広く生息していましたが、やがて地熱の高い和琴半島に隔離されて生き残ったと考えられています。短い夏には、ミンミンゼミの鳴き声が和琴半島いっぱいに響きます。

屈斜路湖のハクチョウ

砂湯は温泉熱で暖かいため、厳寒期でも凍ることはありません。シベリアから渡ってきたオオハクチョウたちが群れをなして休憩する冬の風景は、砂湯の風物詩にもなっています。

アッケシソウ

　明治24年（1891年）、厚岸湖の牡蠣島において初めて発見され、「アッケシソウ」と名付けられました。 　厚岸町の名前のついた唯一の植物で、別名サンゴソウとも呼ばれています。 　アカザ科の一年草で、秋（９月〜10月頃）には全草が朱紅色に染まります。

丹頂鶴

約1000羽にも増え、人家の近くまで姿をみせている。（毎年北海道教育委員会が一斉調査を行っている。）。

オジロワシ

オジロワシは厚岸湖周辺では年中見られ、オオワシは10月後半より見られるようになりますが、本格的に見られるようになるのは氷が張ってからです。

オオワシ

オジロワシは厚岸湖周辺では年中見られ、オオワシは10月後半より見られるようになりますが、本格的に見られるようになるのは氷が張ってからです。

厚岸湖のオオハクチョウ

オオハクチョウの越冬地。越冬時には約２〜３千羽のオオハクチョウが見られる。

大黒島の海鳥

大黒島は無人島で、日本有数の海鳥繁殖地でもあり、コシジロウミツバメの繁殖地として有名です。ただし、大黒島は海鳥繁殖地として、国の天然記念物の指定と特別鳥獣保護区の指定を受けており、上陸には許可が必要です。