結城市の地域の歴史・文化・食 スポット 20選
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赤荻本店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は寄棟・平入り・残瓦葺の2階建で、開口4間・奥行2間半の前面に半間の下屋庇がついています。一般的な土蔵造りの外壁の仕上げが漆喰仕上げであるのに対し、この見世蔵は黄褐色の砂刷仕上げとなっています。これは、創建当初からのもので、お茶の販売という商売にあわせたものと考えられます。 内部は1階が店舗、2階が蔵座敷となっており、1階店舗は下屋庇部分と南半分が土間、北半分が帳場で、比較的当初の状態を留めています。また、店舗の奥には半間の板床部分を隔てて土蔵が接続しています。なお、見世蔵は昭和8年〜10年の道路拡張に伴い、土蔵の桁行方向を若干切り詰めて奥に2間ほど曳き込んでいます。
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結城朝光の墓
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
結城家初代朝光は,隣国小山政光の子で武将。源頼朝に信任され、奥州征伐の際に従軍・活躍しほうびとしてもらった平泉の莫大な財宝は,結城家埋蔵金伝説として日本三大埋蔵金伝説のひとつとなっている。頼朝没後も梶原景時追放など政治的手腕によって幕府を支えた。 なお,この多宝塔は朝光から時広までの供養塔ではないかと考えられている。
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水野忠邦の墓
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
才知と政治的手腕によって地位を築き,老中首座として「天保の改革」をおし進めた,水野越前守忠邦の墓。かつて,山川水野家菩提寺として「万松寺」がこの地に創建されたが,安政2年(1855年)火災により消失,現在は水野家累代の墓が残されている。
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結城家御廟
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
結城氏歴代の霊を祀った墓。初代朝光から16代政勝までの16基と,名不詳4基をあわせた計20基の五輪塔が並ぶ。周囲に堀・土塁を構え,塚全体に玉石を並べている。
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結城蔵美館
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
この蔵を「結城の過去と未来の結び目」と位置づけ,本蔵を本市の新たな芸術文化を創造・情報発信する場として,袖蔵を結城の歴史的・文化的資料の収蔵・公開の場として活用し,地域の活性化をめざす。
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武勇
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗である見世蔵は2階建・桟瓦葺で,間口7間の前面に約半間の下屋庇が付き,東側4間半が奥行5間の寄棟造,西側2間半は奥行き2間半の切妻造です。1階正面は,左寄り1間に引き違いガラス戸を建てて出入口とし,その右2間を格子窓とします。 出入口以外は腰を石積み(3段)としますが,中央付近より右側の石は比較的新しく,やや外側に張り出して目地を漆喰塗とするなど,明らかに左半分(寄棟部分)とは異なっており,当初は寄棟・妻入りのすっきりした外観であったと思われます。 見世蔵の内部は,1階が店舗と座敷,2階がすべて蔵座敷となります。2階(12畳と8畳)は天井も低く,床の間等の座敷飾りもないことから,杜氏をはじめ男衆の寝室に利用されたものと考えられます。 建設時期は幕末と推定されますが,全体的に保存状態がよく,切妻部分と事務室の増築を除けば大きな改造はなく,結城に現存する見世蔵の中でも最も古い遺構です。
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結城酒造
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
安政蔵は酒造業を始めた安政6(1859)年の建築と考えられています。切妻造・瓦葺の長大な建物で、内部は釜場・発酵場・麹枯らし場や広い土間及び畳敷の奥など、近世以来の酒蔵の様子を残しています。 貯蔵用の新蔵は慶応年間(1865〜68)の建築と考えられ、切妻造・瓦葺、外壁白漆喰塗で、太い柱を密に立てた堅牢な構造をしており、安政蔵の南西にあります。内部は1階が酒樽の貯蔵、中央部2階が物置となっており、質素な外観ですが、酒造施設として欠かせない建物です。 高さ10メートルの煉瓦煙突は、安政蔵の北側にあり、明治36(1903)年の建設と伝わります。安政蔵の釜場と地下の煙道で結ばれており、酒造施設の近代的な工夫を見ることができます。
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奥庄見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗は木造2階建の町家形式で、切妻・平入り・桟瓦葺、桁行4間・梁間3間の店舗部分と、その奥に繋がる桁行4間半・梁間3間の座敷部分からなります。店舗部分の東側には間口1間半・2階建の増築部分が隣接しますが、これは昭和18年、2階に陸軍の高官が居住した際のものです。 通りに面した店舗部分は、1階を2本の独立柱を建てて全面を引き違いの木製ガラス戸とし、上部に出桁造の小庇を設けています。2階も両端を半間の戸袋として全面を引き違いの木製ガラス窓とします。軒は出桁造で、棟は熨斗瓦積、両端に影盛瓦と鬼瓦が付きます。全体的に建設当時の状態を極めて良く留めていますが、西側側面には鉄板が張られています。内部は1、2階とも保存状態は良好です。 外観は1階全面を下屋庇とせず小庇を設けている点で江戸の町家とは異なっていますが、伝統的な町家形式を受け継ぐ近代の木造店舗として貴重な遺構で、内外部とも極めて良く建設時の状態を留めています。
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小倉商店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗は木造2階建、切妻・平入・桟瓦葺、桁行4間・梁間5間、前面に半間の下屋庇を張り出しています。1階正面は、向かって中央右寄り2間に木製の引違いガラス戸と格子戸を建て、右側を半間の戸袋、左側を腰付の格子窓としています。ただし、これは近年の改造によるもので、当初は戸袋を除いて前面を格子戸とし、戸締りは半間奥の揚げ戸を用いていたと考えられます。2階は両端を半間の戸袋として全面を格子窓としています。 内部は1階が店舗で、土間と6畳の帳場からなり、その奥に4畳の小部屋を経て8畳の座敷が続きます。拡張された板敷きの帳場以外は、ほぼ建設時の状態を留めています。2階は北寄りに2室の座敷が続きますが、奥の8畳には床と違い棚が設けられています。いずれも保存状態は良好ですが、座敷の南側は改造されています。 内外部とも一部に近年の改造・改装の跡がみられるものの、部材は古く、全体として伝統的な商家の雰囲気を良く保っています。
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奥順壱の蔵見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
建物の造りから明治期に建設されたものと考えられています。現在は喫茶店として利用されています。 切妻・平入りの2階建・桟瓦葺で、桁行4間・梁間3間半の前面に4尺弱の下屋庇を設けています。正面外観は、近年までに特に一階部分が大きく改変されていましたが、現在は両端に半間の戸袋を残した前面開放に復元されています。 内部は、喫茶室の用途に合わせて床と壁がほぼ全面的に改装されていますが、1階奥の箱階段や2階主室の座敷飾りが当初の面影を留めています。
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結城
茨城県 常総・結城・桜川
- 町並み
鎌倉時代に城下町として開かれ、都市防禦策として四周に堀がめぐらされている。城・侍屋敷・町屋敷・寺町がほぼ東から西に向かって展開され、城と町屋敷は湿地と堀割で囲まれ、また町屋敷の北・南・西の三方が寺町で囲まれている。町内各所には見世蔵や土蔵・町屋といった伝統的建築物が点在する。
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キヌヤ薬舗見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
創建時期は隣接する奥順見世蔵(明治19(1886)年竣工)よりも古いといわれますが、部材や形式から見てそれほど差はないと考えられています。店舗は2階建の切妻・平入り・桟瓦葺で、前面に半間の下屋庇を設けています。正面1階は右端の半間を戸袋とし、中央や家右寄りに独立柱を立てた以外は、引違ガラス戸の前面開放としています。2階は両端を半間の戸袋とし、一階と同じ位置に柱を立て、その間を窓としています。 内部は1階が店舗、2階が蔵座敷となり、1階の帳場の奥には住居部分が接続しますが、現在の建物は昭和後期の新築の建物です。 内外部とも部分的に改装されてはいますが、全体的には典型的な見世蔵の形式を留めています。隣接する奥順の店舗や見世蔵、その向かいの壱の蔵などと一体となり、結城の旧市街地の伝統的な町並み景観を残しています。
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結真紬見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
1階正面外観は、両側に半間の袖壁を残して全面開放とし、2階は中央部2間半を格子窓として両側に半間の戸袋を設け、外壁全体を黒漆喰仕上げとした典型的な関東の見世蔵です。また、内部は1階を店舗、2階は蔵座敷としています。
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旧黒川米穀店
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
切妻・平入り・桟瓦葺の2階建一部平屋で、桁行6間半・梁間3間半に、通りに面した西側及び南側に4尺強の下屋庇を設けています。1階正面外観は、左側1間と右側4尺を袖壁とするほかは前面開放とし、ガラス戸と板戸を建てます。2階正面も中央部に横長窓を開け、両側に半間の戸袋を設けています。2階の軒は出桁に三重蛇腹という本格的な造りとなっています。 内部は1階が旧店舗、2階が2室の座敷となっていますが、南側の平屋部分は吹き抜けとなっています。 結城の見世蔵の中ではひときわ大規模で複雑な建物ですが、1階内外部の部分的な増築や改装、また数年前の修復工事の際に幾分奥に曳家されたことを除けば、ほぼ当初の状態を保っています。現在はパン屋(ぱんやムムス)として営業しています。
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中澤商店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は切妻・平入りの2階建・桟瓦葺で、開口4間・奥行2間半で、半間の下屋庇が前面に張り出しています。1階正面は、両端を半間の袖壁(戸袋)とし、中央に3間のガラス戸と格子戸を建てています。 内部は、一般の見世蔵と同じように1階が店舗、2階が14畳の蔵座敷(当初は板敷)となっています。特に一階店舗は保存状態がよく、ほぼ当初の状態を保っています。一段高い帳場の奥には土塗りの防火引戸を設け、箱階段や2階前面外壁下の帳場境に設けられた降し戸(揚げ戸)の設備もそのまま残されています。 見世蔵の奥につづく住居部分の中心となる2室の座敷は当初の状態のままです。また、南側に台所を含む下屋部分が敷設されており、これも当初からのものといわれています。
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鈴木紡績見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
正面右側を寄棟、左側側を切妻にした平屋の平入り・桟瓦葺とし、一部を屋根裏部屋(物置)とし、開口5間半・奥行3間半の前面に約半間の下屋庇を設けています。また、東側には開口2間半の寄棟桟瓦葺・平屋の付属屋(現在は車庫として利用)が一段低く接続されています。内部は近年に改変されていますが、当初は、広い土間と畳敷きの帳場だけの典型的な見世蔵の店舗でした。
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小西見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
切妻・平入りの2階建・残瓦葺で、1階の店舗部分正面は西側約2間を腰つきの張り出し窓とし、他は引違いガラス戸です。 2階東側の書斎と西側の座敷には、それぞれ幅の違う引違いの窓があり、戸袋は設けておりません。1階の店舗部分はやや改造が目立つものの、主要な構造部材や2階内部は創建時の状態をよく留めています。 屋根は葺き替えられていますが、それ以前の棟は一般の町屋と変わらず、2階の階高が低いことなどと併せて、現存する結城の見世蔵の中でも特異な存在であり、形式及び時代の古さを感じさせます。
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秋葉糀味噌醸造見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は、大正13(1924)年に建設されたものですが、内外装ともに当初の姿とはかなり異なっています。現在の正面外観は、昭和9年、結城駅に通じる県道拡張の際に、前面1間半を切り取ったため出来上がったものです。当初は正面向かって左側が切妻・平入り、右側が寄棟・妻入りとなる大規模な見世蔵でした。 現在の見世蔵は、2階建・桟瓦葺で、開口7間半の正面に桟瓦葺の庇を設けますが下屋は存在しません。右側の半切妻(もと寄棟)部分の軒に蛇腹を廻すほかは見世蔵らしい意匠はほとんど見られません。 内部も、柱や梁、根太等の主要構造部材と土蔵造の壁の一部は現存していますが、特に1階店舗部分の平面はかなり改変されています。 昭和初期に前面が切り取られたことにより、内外部ともにかなり改変されているものの、その結果出来上がった他に例を見ない特異な外観は、むしろこの建造物の大きな特徴となっています。
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奥順見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
屋根は切妻造り、開口4間、奥行2間半の前面に半間の下屋庇が張り出しています。正面外観は、1階を袖壁なしの前面開放としてガラス戸と格子戸を建て、2階は中央に横長窓(引戸)を開いて半間の戸袋を設けています。軒は出桁造で三重蛇腹、棟は箱棟で両端に影盛を付けるなど、典型的な関東の見世蔵形式を示しています。創建は、明治19(1886)年3月25日(上棟)であることが屋根裏の小屋梁に取り付けられている棟札によって知ることが出来ます。
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見世蔵の街並み
茨城県 常総・結城・桜川
- 町並み
結城には歴史的建造物の蔵や町屋が数多く存在し,歴史的な街並みを今も色濃く残していますが,その中でも代表的な建造物として「見世蔵」があります。結城が商都として大きく発展した明治初期から大正期にかけて見世蔵が建造され,今でも約30棟の見世蔵が紬問屋や老舗商店として現存しており,これは全国有数の規模となっています。
結城市の地域の歴史・文化・食探し
結城市で体験できる地域の歴史・文化・食の店舗一覧です。
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