蓮田市の地域の歴史・文化・食

元荒川の桜並木

蓮田駅から歩いて１０分ほどの元荒川の川岸に咲き誇る満開の桜堤は、元荒川の景色を一変するほどみごとなものです。美しい桜堤は、土手を散歩する人の目をくぎ付けにします。また、４月上旬には商工会主催の商工祭さくらまつりが開催され、おおぜいの人々でにぎわいます。

芥川龍之介の撰文碑

根金の稲荷神社には、全国で唯一の芥川龍之介による自撰自筆の碑文が刻まれた大きな石碑が残されています。この碑文は、龍之介と親交のあった蓮田出身の関口平太郎氏の善行をたたえたものです。

閏戸の式三番

毎年１０月の第２土曜日に愛宕神社（閏戸）の秋祭りで奉納される「閏戸の式三番」は、千歳・翁・三番叟の３人の役者が次々に舞い、豊年を感謝し、来年の豊作を祈念するというものです。歌舞伎系統の古い形を残す貴重な伝統芸能で、国選択民俗文化財になっています。伝統芸能と聞くと難しいイメージがありますが、そんなことはありません。「閏戸の式三番」は、大人から子供まで楽しめるよう地元の方々がサポートしている伝統芸能です。堅苦しい感じのする伝統芸能を、身近に親しめる貴重な文化としてご家族でご鑑賞ください。

梨

「蓮田といえば梨」というように、県内第３位の栽培面積（平成２４年）を誇っています。みずみずしく、シャリッとした歯ざわりの梨は、みんなに人気の果物。主な品種は幸水（こうすい・８月上旬から中旬）、彩玉（さいぎょく・８月下旬）、豊水（ほうすい・９月上旬）、新高（にいたか・９月下旬から１０月上旬）の４種類です。蓮田の梨は大きくて、甘いと評判です。

岩崎農場