犬山市の地域の歴史・文化・食

城下町犬山

国宝「犬山城」の南側に伸びる町。犬山城の創建に伴って整備されたといわれる。町には、江戸時代の町の区画が今も残り、江戸時代や昭和の歴史的な建造物が建ち並ぶ。町屋を利用した風情あるカフェや、おしゃれな小物や伝統工芸品のショップを見て回るのも楽しい。郷土料理のでんがくや五平餅など地元のグルメもおすすめだ。春には、豪華で華やかな13輌の車山（やま）が、城下町を練り歩く針綱神社（はりつなじんじゃ）の祭礼「犬山祭」も開催される。

奥村邸跡フレンチ創作料理なり多

かつて庄屋であった格子造の町家。登録文化財で食する創作フレンチ料理は評判。

旧磯部家住宅

江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられた。緩やかなふくらみのある「起り屋根（むくりやね）」は犬山市内の町家（まちや）で唯一、現存し、正面は２階建て、裏は平屋の「バンコ二階」。国宝犬山城大手門から延びる本町筋にあり、江戸期から呉服商を営んできた。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもある。「ウナギの寝床」には町衆の知恵が息づいている。江戸期の税金は間口の広さで決まっていたのだ。奥土蔵、展示蔵、和室は展示室（ギャラリー）として利用することもできる（有料）。

八曽地区自然休養林

「憩いの森」として昭和49年に自然休養林として開設。林内にはキャンプ場をはじめ、多くのハイキングコースがあり、新緑の季節はもとより、夏期のキャンプシーズンには最高の利用者を迎え、四季を通じて大自然を肌で感じ楽しむことができます。

小弓鶴

地酒。

東洋自慢酒造(株)

地酒。

大井牛肉店

明治に建てられた肉屋兼すき焼き屋。ここでは炭火で煮こんだ当時のままの牛鍋を食べることができる。

犬山市立図書館