廿日市市・宮島の地域の歴史・文化・食

宮島松大汽船

広島県廿日市市にあるフェリー。世界遺産・日本三景である「安芸の宮島」と宮島口を結ぶフェリーで、10分間の快適な船旅を楽しめる。船内ではサロンコーナーが設けられているほか、宮島紹介VTRが上映されている。弥山観光を楽しめる様々なプランが設けられている。

町家通り

人々の暮らしが息づく古い町並み。白壁やベンガラ格子、何百年もの歴史の宮島商家の趣を残しながら、現代に調和させた古き良き時代の建築様式をそのまま残した建物など、レトロな雰囲気で情緒あふれている。

杓子の家

もみじまんじゅう

もみじ葉の形をして，カステラ風に焼いたまんじゅうの中にさらしあんが入っている。最近はチーズ、クリーム、チョコ、抹茶、つぶあんなど様々に入れて種類も豊富である。宮島の大鳥居や社殿，回廊の朱にひけをとらぬ彩かな色を見せてくれる秋のもみじをかたどったもの。

あなご飯

アナゴの出汁がきいた味付きのご飯の上に、アナゴの身をを蒲焼にしてのせたもの。ウナギ同様、夏のアナゴは脂がのっておいしいが、あっさりとしている。

宮島踊りの夕べ

戦国時代の念仏踊りが起源といわれ，舞楽や能の所作を取り入れた優美な踊り。

多宝塔

僧周歓が手がけた高さ約15.6ｍの塔。純和風様式を基調としつつ、天竺様や唐様の手法を部分的に取り入れ、塔の下層は方形、上層は円形と形が異なるなど、構造に興味深い点が見られる。厳島合戦ではここに陶方の最初の本陣が置かれていた。

西松原

江戸時代に起きた紅葉谷川の土石流で、嚴島神社の各社殿は壊滅的な被害を受けた。その後、流出した土砂や堆積した砂で堤防を築き、そこに松を植えて徐々にできたのが西松原。現在、石灯篭104基が並び嚴島神社の景観の一要素になっている。

御笠浜

厳島八景「御笠浜鋪雪」。嚴島神社の参道で海岸には石灯篭が並び，目の前に大鳥居が見られる。

山女WOODONEプラネタリウム

山陽女学園中等部・高等部内に設けられたプラネタリウム。学園内での利用のほか、地域社会への奉仕を目的に、一般投影と団体投影を行っている。幼児からお年寄りまで、来館者のレベルに合わせて番組を提供できることが大きな特徴。来館者が番組を選べる「メニュー方式」を実現したプラネタリウムである。

山辺の古径

嚴島神社への旧参道で、穏やかな瀬戸の海が見渡せ、野鳥のさえずりも聞こえる。女人坂には石仏の女人像や乳地蔵があり、女性観光客が多く訪れる。

滝町（滝小路）

近くに白糸の滝があるところから滝小路（たきのこうじ）と呼ばれる。ここには、みごとなコケむした石垣が続いている。嚴島神社の神職や行事を支えた寺院が建ち並んでいた町。厳島合戦の戦場。

宮島

宮島の船着場から嚴島神社に至る参道の両側に並ぶ商店街は、明治以降につくられたもので、ひとつ山側の道が昔の参道であった。町並みの成立は古く中世にさかのぼる。当初は神社西側の地に内侍（巫女）や神官が住みついたのが始まりといわれる。幕末頃の商家である旧江上家は宮島歴史民俗資料館として利用されており、宮島の大型町家の遺構として貴重な資料である。

わさび漬

十方山，冠山などの山々に囲まれ，冷涼な気候と清流で育ったわさびを加工したもの。

ヤマメ

体に朱点のあるのが特徴のヤマメは冷たい澄んだ水に生息している佐伯町を代表する清流魚です。

酒・焼酎

「銘酒あるところに良水あり」といわれるように、古くから良質の水が湧き、市内の桜尾地区に観音おろしという冷たい風が吹き下ろしていた廿日市。酒造りに最適な条件を背景に、酒造業は江戸時代からその発展が見られた。

地御前かき

広島かきの中でもひときわ粒が大きく、味の良い、高品質のかきとして全国に有名。現在、むき身で年間約1,000トンの生産があり、全国の消費者に出荷されている。漁場の管理や養殖技術研究によって市場や消費者から高い評価を得、「地御前かき」というブランドが確立されている。

廿日の市

本市の名称の由来となった市（いち）。曜日にこだわらず20日に催されるのが特徴で、毎回約50店近くの出店がある。地元特産の小木工品やウッドクラフト、お酒やお菓子をはじめ、野菜、果物、手作りの小物、衣料品などの品々が展示即売され、掘り出し物を求める買い物客で賑わう。