高知市の地域の歴史・文化・食

高知競馬場

高知競馬は高知市にある競馬場。中国・四国地方では唯一の地方競馬である。通年して開催されるナイター「夜さ恋ナイター」でも知られる。高知競馬自体は明治19年から始まった歴史ある競馬。右回り１周1,100メートル、幅員22～27メートル、フルゲート12頭のコース。新人騎手の登竜門ともいわれる「全日本新人王争奪戦競走」をはじめとする各種レースが競われている。

高知市役所

高知県高知市の組織が入り行政事務を行う施設。高知市本町五丁目に置かれた本庁舎は令和元年11月末に完成したもので、地下1階・地上6階建て。第二庁舎が隣接するほか、そこから路面電車（とさでん交通伊野線）の走る国道33号線を跨いで南側には南別館やたかじょう庁舎も立つ。さらに保健・医療・防災の総合拠点施設として、県医師会や県歯科医師会、日赤高知県支部と連携のもと「総合あんしんセンター」も丸ノ内地区に設立している。

はりまや橋

橋の袂の小間物屋で坊さんがカンザシを買ったことで有名になった。その後何度か橋は架けかえられ、堀川も埋め立てられた。現在は、はりまや橋公園として整備され、川のせせらぎを再現。純信・お馬のモニュメントが設置されている。

坂本龍馬銅像

高知県を代表する観光名所・桂浜公園内にある坂本龍馬像。1928年に青年有志が募金活動によって集めた寄付金で建立。1999年には大規模な改修が行われた。像は和服姿に懐手、ブーツ姿。像の高さは5.3m・台座を含めた総高は13.5mと巨大な銅像で、太平洋の遠く彼方を見つめる坂本龍馬の雄大な姿を鑑賞できる。毎年4月上旬から2ヶ月間と、龍馬の命日である11月15日を挟んだ2ヶ月間は、像の横に展望台を設置。龍馬と同じ目線で景色を眺められる。

鶴巴良

新鮮な魚とすしの味わえる高級店。新鮮な魚とおまかせ料理。要予約。

松魚つぶ

水飴，砂糖，肉桂の油と樹皮を煮詰め、かつおぶしの形をした木型に流して作る飴。小槌が一緒についていて、これで強く松魚つぶをたたいて、割って食べる。

酒盗

カツオの胃，腸などを塩漬けにして寝かし、その後水洗いする。カツオの胃袋の中の食物を捨て、純粋なカツオの臓物を、調味料にひたした塩辛。酒の肴にぴったりで、一度口にすると、酒を盗んでまで飲みつづけるところから、この名がついた。

土左日記

こしあんを求肥で包み、その上にケシ粒をまぶした餅菓子。歯切れのよい舌ざわりが特徴。紀貫之をしのんで作られたもので、箱は「土左日記」にちなみ和とじの本をかたどっている。

寿し柳

土佐料理。魚の姿をそのまま残した姿ずしが名物。

冨久美味

エビ料理。浦戸湾に面した巨大な生簀を持っていて、いつでも新鮮なエビ料理が楽しめる。エビの他に季節の魚介料理も。

本池澤

漁場から直送の新鮮な魚を、大きな水槽に入れ調理してくれる。皿鉢料理、活魚料理など。

土佐っ子

土佐料理。気楽な雰囲気の大衆割烹。洋食風のメニューもある。

土佐料理 司 高知本店

土佐料理の代表的な店。店内も民芸調で、土佐らしい雰囲気と豪快な土佐料理が味わえる。東京・大阪・京都にも支店がある。

生節みそ漬

鰹節を作る過程で、短時間焙ったものを味噌漬にしたもの。味がよく染み込んでいて、鰹のうま味をうまく引き出している。

得月楼

料亭。老舗の高級料亭。高知名物の皿鉢料理や、会席料理、鍋料理など。要予約。

臨水

梅不し

小さく丸めた求肥の中に梅漬にした塩味のシソの葉を芯に入れた菓子。

高知市文化プラザ「かるぽーと」

市民の文化的な発表の場としての複合施設。大小ホール、市民ギャラリー、横山隆一記念まんが館などで構成。

土佐節

鰹節。魚体を三枚におろし、鉄篭に入れて煮熟し、その後水中でうろこ、皮、小骨抜きする。樫・楢などの雑木で焙乾するが、この時間によって製品の違いができる。生節３０分、新節２日、本枯れは１０〜２０日もかけて焙乾と放冷を繰り返し。整形した後黴づけ作業が行なわれる。生節や新節は包丁で切れる柔らかさ。県内どこでも。

うるめ鰯

イワシ科の中でも大柄な方で、体長３０ｃｍぐらいまでに成長するウルメイワシの目に串を通して丸干しにしたもの。