小林市の地域の歴史・文化・食

萩の茶屋

宮崎県小林市にある休憩所。花街道国道268号線沿いに位置し、敷地内には八重桜やツツジ、アジサイやヒガンバナなど、四季折々の花が咲き誇る。中でも、2,000本の八重桜と30,000本のツツジが同時に咲く4月、400万本のヒガンバナが咲く9月は多くの観光客が訪れる。丘を登れば桜島や霧島連山を一望でき、大自然を望むことができる。

東方大丸太鼓橋

県内最古の石橋。水路橋として作られ、現在も使用されている。

出の山湧水

大淀川の支流の一つ、岩瀬川の源になる出の山湧水では、日量8万ｔ以上もの水が湧き出る。市内には50カ所近くも湧水があり、いずれも市の南にそびえる霧島山麓が貯水源。水温は11度から18度前後で、ミネラルなどが適度に含まれているため、爽やかな舌触り。全湧水が飲用に適しているが、なかでも最大規模の出の山湧水は、市の中心より僅か4km。市の人口の半数以上、約2万6000人の上水道に使われている。原水がきれいなため浄化は極めて簡単で、殺菌用塩素ガスをほんの微量注入するのみ。県内で最もおいしい水道水の一つといえるであろう。昭和の日本名水百選。

輪太鼓踊り

朝鮮役に兵を率いて出征した島津氏の軍勢は、泗川の戦いに於て約1万の兵で10数万の明の大軍と対戦した時、兵の士気を鼓舞するため、鐘・太鼓を打ち鳴らし、織竿の中に武器をかくし敵陣におどり込み、敵8万を倒し大勝を得たという。この勇壮な様子を舞踊化したものである。

岩戸神楽

小林市堤地区、水流迫地区の郷社、岩戸神社に300年位前から伝わる33番におよぶ神楽で、同社の祭典に奉納される。

岡原田の神踊り

別名をめしげ踊りとも言われ、文治元年、後鳥羽天皇の御代、肥後・薩摩を中心に唄い踊られた豊年踊りである。

棒踊り

示現流剣法の型を基本とした踊りで、島津氏が農村の娯楽と称しながら青少年に武芸集団訓練を兼ねて奨励した。

兵児踊り

天正年間、島津氏と伊東氏との戦いにおいて、島津氏は、薩摩武士の武技の集団訓練の場として、士気を鼓舞するために陣中にて各種の戦法を取り入れ、ホラ貝、太鼓を鳴らして踊らせたと言うのが起源である。

和牛料理

全国和牛能力共進会で3大会連続日本一に輝いている宮崎県ブランドの宮崎牛。地元産の宮崎牛の肉の料理で、ステーキや鍋物など色々な型で賞味できる。

チョウザメ料理

世界三大珍味のひとつ「キャビア」として知られているが、平成3年県水産試験場小林分場で、日本初の人工ふ化に成功し、その後、養殖の研究を行っている。肉は柔かく、古くはロシアの宮廷料理として名声を上げた。刺身、唐揚げ、ステーキと、実は身も美味。 小林市内の各店舗にて販売。事前に電話にてご確認下さい。

東麓石窟仏

鎌倉時代のもの（詳細は不明）　昭和32年宮崎県史跡に指定。　町内では「岩ん堂薬師さま」と呼ばれ今もよく祀られて焼香の煙が絶えることがありません。　ほぼ円形をした岩盤の洞窟の中に高浮き彫りに彫られた石仏で、薬師三尊と眷族として十二神将が揃って彫られています。そもそも薬師如来は薬師瑠璃光如来とか大医王とも呼ばれるように、東方瑠璃光世界の教主で人間の病気を癒し苦悩を除くなど、十二の誓願を立てた如来でもあります。

のじりこぴあ

園内では、大人から子供まで楽しめる施設があります。お腹がすいたらメロンドーム内にある自然派バイキング「いなかの台所ふるさと」で地元の食材を使ったお母さんの味を堪能しませんか？常時３０種類ほどの料理が並びます。また、土日祝日の限定メニューなどもありますよ。　また場内には「歴史民族資料館」観光バラ園「ブルーミングローズ」等の施設もあります。

すきむらんど大つり橋

ダム湖をまたぐ全長155mの斜張橋で、この型のものとしては日本一の長さ。

内山の城攻め

剣舞一の谷

源平合戦での一場面、須磨の浦で源氏の武将・熊谷次郎直実が平家の若武者・平敦盛を討ち取る場面を剣舞として語り継がれてきたものと言われている。