浅草公会堂

浅草・伝法院の向かいにある台東区立のホール。全1070席を有するホールは公共施設としては他に類を見ない長さ18mの本格的な花道を設置可能。音響機器も豊富に備える。そのほか会議や研修などに利用できる和洋集会室、絵画・華道展などが行える展示ホールを設置。正面入り口に整備された「スターの広場」には、江戸時代から続く芸能の中心地である浅草ゆかりの俳優や落語家、歌手などの原寸大の手型とサインが並べられている。

厩橋

隅田川に架かる唯一の3連アーチ橋。創架は明治7年。この一帯には幕府の御米蔵があり米の運搬のために馬が多数飼われていた。「厩」とは馬小屋のことで、橋に施された馬を連想させるレリーフなどが施されている。隅田川を巡るクルーズでは橋の下を通ったり、夜にはライトアップされた幻想的な姿を楽しんだりすることができる。毎年夏に開催される隅田川花火大会では駒形橋下流から厩橋上流にかけて会場の一つとなり、多くの人でにぎわう。

ガラクタ貿易

東京都台東区にある雑貨店。ポップでユニークなアメリカン雑貨を豊富に取り揃えており、店内には壁から天井に至るまでインテリア雑貨やキャラクターグッズが並んでいる。実用的なキッチングッズ、バックパックやサコッシュなどのファッション用品など、商品のジャンルは様々で、中にはゲームセンターに設置されるようなパックマンのゲーム機など、昭和の雰囲気を漂わせる珍しい商品も販売されている。

言問橋

隅田川にかかり、国道6号線と東京都道319号環状三号線を通す橋。長さ238.7m、幅22.0mの橋は、関東大震災後に帝都復興で昭和3年2月10日に竣工されたものだ。東京大空襲の際にはこの橋の付近で約1万人の人が命を落としたとされており、橋柱には現在でもその焼け跡が残されている。「言問橋は直線の美しさ」と川端康成の断言しているデザインは、都市景観に見合うように工夫うされたもの。現在ではスカイツリーのイチオシビュースポットとしても活躍している。

ふじ屋

東京都台東区にある手ぬぐい専門店。手ぬぐいのデザインは、一点一点がオリジナルのデザイン。初代から二代目、三代目へと受け継がれる感性や伝統を守りながら、時代に合わせたデザインを表現している。オンラインショップも開設されており、ネット上で手ぬぐいを購入することもできる。

スカイ　ザ　バスハウス

東京都台東区にあるギャラリースペース。日本のアーティストを世界に向けて発信し、海外の作家も紹介する現代美術ギャラリー。200年の歴史を持つ銭湯を改装して造られており、外観は瓦屋根に煙突がそびえる。館内はニュートラルな空間が広がっており、宮島達男や中村政人などの作家をはじめ、海外の著名なアーティストの展覧会も開催している。

駒形橋

1927年に竣工した、東京都道463号上野月島線を通す隅田川に架かる橋。橋名は橋の西詰にある「駒形堂」に因んでおり、関東大震災後の復興計画により架橋された橋だ。元々は、吉原通いの遊び人が使う渡し舟であった「駒形の渡し」が行われていた場所だが、この橋がかかったことで渡し船は廃止された。橋長149.62m、幅員22.0mの鋼のアーチ橋を設計したのは東京市復興局橋梁課・岩切良助。現在では、関東復興のシンボルとして橋の上をたくさんの車が行き交っている。

カキモリ　蔵前

東京都台東区にある文房具店。ペンやインク、ノートや机まわりの小物などを販売しており、ギフト用の文房具セットも取り扱っている。オーダーノートやオーダーインクなど、その場でオーダーメイド体験も体験でき、オリジナルの文房具を作ることも可能。

白鬚橋

隅田川に架かり、明治通り（都道306号王子千住夢の島線）を通す橋。西詰で荒川区南千住と台東区橋場に、東詰で墨田区堤通に届く。橋のルーツは大正3年に完成した私設の木橋で、後に東京府が買い取り昭和6年に現在の2代目へ架け替えられた。アーチ橋の美しい曲線が特徴的で、夜にはLED照明によるライトアップも。橋名は東岸にある「白鬚神社」にちなむもので、「髭」（くちひげ）ではなく「鬚」（あごひげ）が正しい。

喫茶ランドリー

洗濯機と乾燥機、ミシンやアイロンなどを備えた“まちの家事室”付きの喫茶店。元手袋卸店の作業場をリノベーションしたスペースで、喫茶店やランドリー、レンタルスペースなどとして利用されている。喫茶とランドリーのお得なセット、洗濯・乾燥の代行サービスなどもあり。「私設公民館」のような感覚で、だれでも自由に利用でき、変化を遂げ続けられるようなデザインがハード・ソフトの両面で施されている。

朝倉彫塑館

朝倉彫塑館は、彫刻家の朝倉文夫のアトリエ兼住宅を利用した美術館。朝倉文夫は明治から昭和にかけて活躍し、1948年に彫刻家としては初の文化勲章を受章した。朝倉本人が設計した建物は国の有形文化財。敷地全体も国の名勝に指定されている。屋上庭園は自然を通して視覚や触覚を研ぎ澄ますことを目的に造られたもので、日本の屋上緑化の先駆け。館内では朝倉の作品を常設展示しているほか、随時、特別展も開催。

桜橋

人道橋で、橋の型もエックス型をしている。

浅草ROX

浅草公園六区にある1986年開業の複合商業施設。浅草松竹座や浅草松竹映画劇場・浅草松竹演芸場、浅草日本館など大衆劇場のメッカとして繁栄した浅草六区に整備されたもので、ファッションや雑貨の専門店にカフェやスーパー、温浴施設も入る「ROX」をメインに、レンタルショップなどがある「ROX2G」、フットサルコートを構える「ROX・3G」、バッティングセンターとゲームセンターが入る「ROX DOME」からなる。

両国国技館

1984年に建てられた。両国駅を降りるとすぐ目に入るその偉観は，現代的にして日本風の堂々としたもの。ここで相撲が行われるのは年3場所。それ以外の期間は，可動式の土俵を下げてプロレスやボクシングなどにも利用される。

すみだトリフォニーホール

東京都墨田区錦糸にあるコンサートホール。東京東部地域における芸術文化活動の拠点として1997年に開館したもので、新日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズとして利用されている。客席数全1801席を設けたクラシック音楽向けシューボックス型大ホール、全252席の小ホールの2つをメインの施設とするほか、個人から30名程度のアンサンブルまで対応できる異なるタイプの全3室の練習室を有する。

吾妻橋

東京都の台東区と墨田区を結ぶ隅田川に架かる橋。浅草駅より徒歩1分に位置する。安永3年（1774）に初めて架けられ、大川橋とも呼ばれており歴史は長い。現在の橋は昭和6年（1931）に施工された。橋の上からは隅田川やスカイツリー、アサヒビール本社のオブジェなど浅草を代表する観光名所が一望でき撮影スポットとして人気がある。橋の周辺から水上バスが運航しており、隅田川や日の出桟橋、お台場などの東京湾臨海をクルージングできる。

両国橋

両国橋は東京都隅田川に架かる橋で、中央区日本橋二丁目と墨田区両国一丁目を結んでいる。両国橋の始まりは江戸時代17世紀半ば。その後、何度も焼失・破壊と架け替えを繰り返した。現在の両国橋が完成したのは1932年。当時最先端の工法だったゲルバー橋の技術で架けられた橋である。2008年（平成20年）、同じゲルバー橋の工法でつくられた言問橋とともに、東京都選定歴史的建造物に選ばれた。

玉乃世履墓

玉乃世履は、幕末の岩国吉川藩の家臣です。主命により京都に遊学した玉乃は一流の学者に学ぶ一方、勤王の志士とも交流を深めました。岩国に帰郷してからは儒学者として活躍しつつ西洋兵学にも注目して地元で農兵を組織し洋式訓練を施し、この農兵が後の四境戦争芸州口の戦いで幕府軍撃退に戦功を立てたことから、長州藩から恩賞を与えられています。 　維新後、上京し新政府に出仕した玉乃は、近代日本法曹界の先覚者として大審院長、司法大輔などの要職を歴任し、治罪法、陸軍刑法、民法の審査や編纂にも従事しました。 　公平で温情ある裁き

蔵前橋

水神大橋

隅田川に架かる一番新しい橋。