三河の地域の歴史・文化・食

八丁味噌の郷

八丁味噌の郷は、岡崎市にある老舗味噌メーカー「カクキュー」の敷地内に位置する工場です。ここでは、八丁味噌の製造過程を詳しく学ぶことができます。大豆と塩を主成分とし、大きな木桶の中で2年以上熟成させて作られる八丁味噌。その味噌作りの秘訣が詰まった場所をご案内します。 工場見学では、大きな木桶に並べられた、天然の川石がピラミッド状に積み上げられた光景に驚かれることでしょう。熟成中の味噌の香り漂う蔵では、味噌の製造工程を身近に感じることができます。 また、史料館では八丁味噌の歴史を垣間見ることが可能です。味噌作りの伝統や、江戸時代からの貴重な文献を手がかりに、その奥深い世界に触れることができます。 見学の最後には、味噌料理の試食も楽しむことができます。様々な料理やデザートで味わえる八丁味噌の風味は、確かな技術と時間をかけた究極の味わいです。また、窓から熟成中の木桶を眺めながら、八丁味噌を使用した地元料理も楽しめる食事処や売店も併設しております。 五感を使って八丁味噌の魅力に触れ、その歴史と技術を深く理解することで、八丁味噌への愛着が一層深まることでしょう。

駒屋

愛知県豊橋市にある商家。江戸時代の貴重な建造物を活用した交流活動の場になっており、8つの建造物と管理棟、展示会や体験講座が開催される広場から構成される。「蔵カフェこまや」では手づくりの多彩なメニューを味わえるほか、「駄菓子とおみやげの店ふたこまや」では昔懐かしい駄菓子や豊橋の名産品を販売している。

伊古部海岸

遠州灘沿いに浜名湖から渥美半島の伊良湖岬まで続く表浜といわれる長大な海岸線の一部。天気が良ければ浜名大橋から田原方面まで見渡すことのできる眺望に優れた海岸である。アオウミガメの産卵場所として貴重な役割を果たしたり、夏場は遠方から訪れる人も多いサーフィンスポットとしても人気だ。表浜野象徴的な風景である砂浜と海岸崖、海岸林の雄大な景色が広がる県を代表する観光海岸となっている。

奥殿陣屋

現在の愛知県東部、三河国にあった奥殿藩の陣屋。廃藩置県の後に取り壊され一旦は田畑となったものの、近辺の書院を跡地に移設する形で1985年に「奥殿陣屋」の名を冠した観光施設としてオープンした。書院のほか日本庭園、食事施設、観光農園などが敷地内で運営されており、裏手には歴代藩主の墓や土塁も。山桜やバラ、あじさいやもみじなど四季折々の草花も楽しめる。JR岡崎駅もしくは名鉄東岡崎駅から名鉄バスで30〜50分。

竹島

三河湾に浮かぶ無人島。周囲約680m・面積約1万9000平方メートルの小さな島で、パワースポットとして有名。島には238種ほどの高等植物が自生しており、島自体が国の天然記念物に指定されている。見どころは、開運・安産・縁結びの神様が祀られている「八百富神社（やおとみじんじゃ）」。「甑島（こしきじま）」 をはじめとする竹島八景や、弁天の守り神である白蛇が棲んでいるといわれる「蛇穴（じゃあな）」 など、名所が点在している。

知立市中央公民館

星越海岸

ウォーキングセンター

豊橋市公会堂

こども未来館「ここにこ」

鈴岡

豊田参合館

ＪＡ 愛知東 東栄直売所

メロン

夏。渥美半島は温室メロンの名産地。国道259号と太平洋側の国道42号は、7月頃になると丸いメロン型の看板を揚げた露店が並ぶ。また,5月から11月までメロン狩りもたのしめる。

大アサリ

焼いて食べるほか、酒蒸し、フライ、ムキ身をネギと一緒に油いためにもする。

鸚鵡石

高さ15m巾15mの岩石が直立。この岩は、おうむの人まねのように音を反響するため、鸚鵡石と呼ばれている。

万葉の歌碑

うつせみの　命を惜しみ　浪にぬれ　伊良虞の島の　玉藻刈り食す（麻続王）　昭和３６年９月８日、渥美文化協会の建立。

椰子の実の記念碑

日出の石門近くの園地にある。島崎藤村が、民俗学者柳田国男から椰子の実を拾った話を聞き、それを素材に作った詩が「椰子の実」である。昭和11年には、大中寅二の作曲により国民歌謡となった。ここには、詩・曲2つの記念碑がそろって建てられている。

芭蕉の句碑

「鷹一つ見つけてうれし伊良湖崎」の有名な芭蕉翁の碑。

杜国の碑

潮音寺の境内に杜国の墓と師弟三吟の句碑が並んで建てられています。墓は、境内に移される以前の延享元年（1744）、彼を慕う人々によって潮音原に建立されました。また、碑には芭蕉と越人、杜国の句が刻まれ、大正10年（1921）に完成しています。