嵯峨野・嵐山・高雄の地域の歴史・文化・食

梅

境内に70〜80本の梅が咲く観梅スポット。しだれ梅がひときわ美しい。

木造地蔵菩薩坐像

平安末期の様式をよくあらわした地蔵菩薩像。府指定文化財。

かぐや姫竹御殿

城陽酒造株式会社

明治28年（1895）創業。清酒及び梅酒製造清酒代表銘柄「純米大吟醸　城陽」、梅酒地元青谷梅林産梅実100％使用三年熟成以上、着色料、香料不使用、代表銘柄「花小枝」、「梅小枝」

農産物直売所　五里五里市

売り場には新鮮な野菜のほか、米や茶、梅干しなどの加工品なども品揃えも豊富です。

鷺坂の昔（城陽産オリジナル抹茶）

城陽は宇治茶の産地として高品質なてん茶を生産しています。城陽の「お抹茶 鷺坂の昔」はクセのない「さみどり」，濃厚な味わいの「うじひかり」，味・色・香りの三拍子が揃った「あさひ」の三種類を程よくブレンドしました。

碾茶

お茶の栽培に適した木津川河川敷に広がる城陽の茶園は、香り、味、色、すべてにおいて最高水準の品質で全国茶品評会で何度も日本一になったことがあります。碾茶を石臼で丹念に挽くと抹茶になります。抹茶はお薄やお濃茶などのお点前に重宝される他、お菓子・アイスクリーム等にも使用されています。

城陽旬菜市直売所

城陽産の新鮮で安全・安心な農畜産物を販売しています。木の温もりが感じられる店舗で地元の朝取り季節野菜・くだもの・たまご・鶏肉・ハチミツ・ジャム・梅干し・花・米などがあり、生産者と直接ふれ合える直売所です。

寺田いも

城陽の地に名を残す芋宗匠「嶋利兵衛」。彼が琉球で出会ったどんな天候でもすくすくと育つサツマイモは、彼のその後の人生を決定付けます。栽培法の研究を重ね、利兵衛はこれまでの種芋を植え付けての栽培ではなく、苗床で苗を育成する方法を農家に普及しました。また、城陽市西部を流れる木津川は、度重なる氾濫で農民たちを悩ませていました。しかし、この氾濫が芋栽培に適した肥沃な砂地（ニコ）を運び、「荒州」の地を作りました。嶋利兵衛の功績と荒州の地質により生まれたのが「寺田いも」です。幕末には、寺田村に京都の町奉行役人からの「お急ぎ、お急ぎ」と表書きされたサツマイモの購入依頼書が残されており、当時から珍重されていたことが伺われます。寺田いもの味は、大きな甘みがあるのが特徴で「９里４里うまい１３里」と言われています。

梅ようかん

梅肉を練り込んだ、さっぱりとした味のようかんです。

あらすの里のおいもっ娘

城陽市の特産物「寺田いも」を使用し、スイートポテトを包み込んだようなまろやかな口当たりの焼菓子です。

いちじく

城陽産のいちじくは早朝から完熟を収穫し、実も大粒で甘みが有り、農家の軒先でもたくさん売られています。いちじくにはペクチン・プロテアーゼ・カルシウム・鉄分が含まれコレステロール、血糖の上昇を抑える効果があるため、とても体に良い果物とされています。

おかげ踊り

文政13年に寺田村の村民約1200人が伊勢神宮へ「御影詣」し、帰ってから、「御影踊」を奉納した。

紅葉

苔寺や鈴虫寺、地蔵院「竹の寺」にほど近く、参道の石段を染める紅葉が美しい浄住寺は、弘仁元年（810）、嵯峨天皇の勅願寺(ちょくがんじ)として開創された古刹。江戸時代に建てられた本堂、その後方の位牌堂、開山堂、寿塔(じゅとう)など、黄檗宗(おうばくしゅう)寺院ならではの中国風の諸堂が階段状に一列に並ぶ。仙台藩４代藩主・伊達綱村が幼少期を過ごした屋敷を移築したと伝わる「方丈」のほか、室町時代の池泉式庭園や、狩野永岳筆の衝立「雲龍図(うんりゅうず)」などもみどころ。

銅造釈迦誕生仏像

久世廃寺跡から出土。奈良時代後期の作と推定されるが、金色の輝きは失われていない。像高6.9cm。

極楽寺木造阿弥陀如来立像

鎌倉時代。阿弥陀如来立像の像内から4種類の古文書が発見され、仏師「快慶」が製作にかかわった最後の作品であると推測される。

鷺坂

万葉集に久世と鷺坂の情景が詠まれており、現在の久世神社東側の坂道と考えられる。

中村軒

桂離宮のすぐ南にある明治16年（1883）創業の甘味どころ。今でも大きなかまどでクヌギを燃やして、じっくりあんを炊く昔ながらの製法を守り続けている。たっぷり粒あんを使った「麦代餅」が名物。また、四季折々のお菓子を奥の茶店でいただくこともできる。

筍亭

国道9号線沿いの筍の専門店。お造りなどの一品から筍会席などメニューは豊富。ほかの季節は湯豆腐御膳、会席料理など。桜、紅葉の穴場。

うお嘉

大原野神社の東2kmほどのところにあるのが、うお嘉。四季折々の料理を楽しむことができるが、やはり名物の竹の子料理（3月下旬〜5月下旬）を味わいたいところ。