宮古島の地域の歴史・文化・食

大神島

沖縄県宮古市、宮古列島のひとつである島。0.24k㎡の島内には集落があり、2019年現在22人の人が生活を送っている。自然の神様に愛された島として沖縄でも有数のパワースポットとして知られている島だ。人口からもわかるように島内は静かで、南国の自然がありのままに残っている。島の回りは広大な珊瑚礁が広がっており、シュノーケリングにはもってこいのスポット。さらに、夜には月や星が間近に感じられるほど満点の夜空を眺めることができる。

石敢當

魔よけのために村三差路に置かれる石塔

下地島空港

沖縄県宮古島市の下地島にある地方管理空港。日本国内におけるパイロット養成の訓練飛行場として開設された。2019年に旅客ターミナル施設が完成し、旅客定期便が就航。ターミナルには別途「みやこ下地島空港ターミナル」という名称が付けられている。施設内は沖縄の食材をふんだんに使用したレストランやカフェバーのほか、宮古島ならではの品を揃える土産品店も。搭乗者のみ入れる制限エリア内には中庭や水上ラウンジも設けられている。

ドイツ皇帝博愛記念碑

沖縄県宮古島市、旧平良市街地にある港の近くに立つ記念碑。1873年ドイツの商船ロベルトソン号が台風に遭い宮古島宮国沖で座礁した際に島民が船員を救助しひと月以上の間保護したのちにドイツへ帰国させたことから、時の皇帝であるウィルヘルム一世が宮古島へ軍艦チクロープ号を派遣して現在の平良港の見える丘の斜面に記念碑を建てるよう命じたというのが経緯。碑は表面の上段にドイツ語、下段と裏面に中国語で救助活動の詳細が記されている。

マムヤの墓

沖縄県宮古島で屈指の絶景地、東平安名崎（ひがしへんなざき）に置かれた巨石。マムヤとはかつて東平安名崎近くの村に住んでいたとされる絶世の美女の名で、妻子ある男性との恋に破れ東平安名崎の断崖絶壁から身を投げたと言われる。いつしか岬にある巨石が彼女の霊を弔う「マムヤの墓」として伝えられ、石の端にくり抜かれたように開いた穴の中に墓石が納められている。お墓の横にはマムヤの肖像画も。

伊良部大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ橋として2015年に開通。全長は3540mで、無料で渡れる橋としては日本最長だ。うねりながらアップダウンしている形が特徴的。池間大橋・来間大橋とともに宮古島三大大橋として有名で、宮古島観光の人気のスポットのひとつでもある。橋の両サイドには、宮古ブルーの名で称えられる美しい海が広がり、ドライブに最適。夕方なら夕日と海と橋のコラボレーションはフォトジェニックだ。

帯岩

高さ12.5m、周囲59.9mもある巨石。明和8年(1771年)大津波の際、海から打ち上げられたと言われています。

長間浜

宮古島市公設市場

土原豊見親のみゃーか

琉球王朝期の英雄、土原豊見親の墓所で、アーチ形の中門をくぐり抜けると土原豊見親の墓がある。南側には石垣を挟んで箱形の積み石墓があり、豊見親の内室の墓とされている。

里之子墓

沖縄の和文学者敷屋朝敏(尚真王の子孫)が処刑され、子供たちは多良間島、水納島に島流しされ、多良間で住み着いた。後に朝敏の遺骨も納められ、一族揃って南海の孤島に眠る。

八重山遠見台

人頭税が課せられていた王朝期に徴税に来る船や外敵を監視した石積みの城跡風見張台跡で眺望抜群。現在遠見台の隣には、展望台が建てられ、３６０度島が一望出来、晴天の日には、石垣島まで望むことができる景観地となっています。

多良間島の抱護林

１７００年代に、風水師でもある蔡温の林政施策として琉球各地で植林が行われた。現在他の島の抱護林はほとんど消滅しており、多良間島の抱護林は県下で唯一の貴重な遺産となっている。

うえのドイツ文化村

野原岳の霊石

ドイツ商船遭難の碑

１８７３年宮国沖で遭難したロベルトソン号に由来した記念碑で、うえのドイツ文化村内にある。

ふれあいの前浜海浜広場

宮古人頭税撤廃之碑

人頭税が廃止されたことにより、後に旧城辺町役場内に建立された記念碑。

海ぶどう

宮古島特産の海澡で、塩漬け等に加工されている。グリーンキャビアとも呼ばれる。

知利真良豊見親の墓

宮古の英雄として名高い仲宗根豊見親の三男の墓で、巨石を階段状に積んだ独創的なもので県の史跡。