岐阜県の地域の歴史・文化・食

みんなの森ぎふメディアコスモス

みんなの森ぎふメディアコスモスは岐阜市の複合文化施設。「グローブ」と呼ばれる大きなランプシェード型の天井装備や木製格子屋根など、木をふんだんに使った建築が特徴的。最大所蔵可能数90万冊を誇る市立中央図書館をはじめ、市民活動交流センターや多文化交流プラザ、展示ギャラリーなどがあり、情報や文化、絆の拠点としての場を市民に提供している。

SWANTILE cafe

タイルメーカーがプロデュースするカフェ。14万枚以上のモザイクタイルで装飾されたカフェは、陶板プレートランチやカフェメニューが大人気。店奥に併設されたSWAN工房で、タイルを使ったオリジナル作品づくりをしましょう。その日のうちにお持ち帰りが可能です。

和田家

荻町合掌集落の代表的家屋といえる。平成7年12月26日国の重要文化財指定。

岐阜市文化センター

JR岐阜駅から北に500m、金宝町通り沿いにある市の文化普及支援施設。最大2000人を収容するファッションショーや展示会などに対応する多目的イベントホール「催し広場」と、コンサートや発表会・講演会など市民参加型文化活動で利用される小ホール「小劇場」の2つが施設のメイン。そのほかグランドピアノと防音壁構造を備えた練習室、移動式パネルを利用できる展示室、会議室や音楽スタジオ、美術工芸室などからなる。

白鷺の湯

飛騨川を渡ってすぐ、下呂温泉の中心地から少し入った場所にある公衆浴場。大正15年の創業以来地元の利用客に親しまれている老舗の日帰り温泉施設で、大正ロマン漂う白亜の建物の玄関付近には「日本三名泉発祥之地」の石碑も置かれている。浴槽は檜造りの内湯のみというシンプルな構成ながら、飛騨川と山々が一望できる景観や雰囲気のある休憩室などで人気。外には無料開放の足湯もあり、足湯の中心にはビーナス像が立つ。

柳ケ瀬

岐阜県岐阜市街の中心部に広がる繁華街・歓楽街。中部地方随一の規模を誇る全蓋式アーケード街を擁しており、商店街の一角には柳ケ瀬の名を一躍全国に轟かせた美川憲一の楽曲「柳ヶ瀬ブルース」の歌碑も設置されている。JR岐阜駅から北約1kmの付近に東西に約500mにわたって伸びる柳ケ瀬通りが一帯のメインストリートで、忠節橋通り、金華橋通り、長良橋通りが南北に横切っている。大型商業施設としては岐阜タカシマヤが軒を連ねる。

kochi

岐阜県高山市西之一色町にあるクラフトショップ。飛騨高山で活動している木工作家「kochi」の手によって運営されている。店内には、運営者の「kochi」をはじめ、「林　友加」、「サブロウ」「ttyokzk」の4人の作家によるクラフト製品が並んでいる。品揃えも充実しており、花挿し・文房具・インテリア・食器・陶磁器・ガラスなど多様だ。そんな商品の数々は、お店の販売だけでなく、ホームページ上のネットショップでも購入することができる。

乗鞍スカイライン

北アルプス（飛騨山脈）の南端に位置する乗鞍岳（標高３，０２６ｍ）を登る山岳道路。終点の畳平から最高峰の剣ヶ峰までは徒歩（片道）１時間３０分。槍ヶ岳、穂高連峰など、まさに雲上の世界が眺められます。マイカーの乗り入れはできませんので、ほおのき駐車場又はあかんだな駐車場からバス、タクシーでお出かけください。

オークヴィレッジ

岐阜県高山市にある木工房。国産材の使用にこだわり、文具や玩具から家具や家そのものに至るまで開発ならびに制作を行なっている。高山本社を置く同市清見町牧ヶ洞には直営店（オークヴィレッジ高山店）があり、食器や文具、インテリア雑貨などの小さな木製品の販売やテーブル、ソファなど大型家具の展示などを行う。周辺にはほかにツリーハウスやトチの木広場も。東京や大阪にも直営店を構えている。

伊吹山ドライブウェイ

滋賀県・岐阜県の両県にまたがるように所在し、日本百名山の一つである伊吹山（標高１３７７ｍ）山頂付近まで登れる、全長１７?の自動車専用道路。昭和40年の開業以来、高山植物や紅葉など四季折々の草花が観賞できます。最近は「恋人の聖地」としてカップルも多く訪れています。

やなか水のこみち

岐阜県郡上市八幡町にある街路。板塀の建物に囲まれた小さな水路に沿って、長良川と吉田川から集めた（「八幡」にちなみ）8万個の玉石を敷き詰めた小径とその脇を流れる水路に柳がそよぐという路地散策路で、全国でも有数の水がきれいな町として知られる郡上八幡のシンボル的ポケットパークとなっている。「やなか」の名は小径の奥に鎮座する野中稲荷神社に由来。周辺に美術館が並んでいることから「美術館どおり」とも呼ばれる。

宗祇水

水の町郡上八幡のシンボルとなっている湧水。別名「白雲水」とも呼ばれ、「宗祇水（白雲水）」として名水百選の第1号に指定されている。八幡市街で数多く湧出し、天然ミネラルが豊富に含まれる清らかな味わいが特徴。岐阜県指定の史跡でもある。水場は湧口から水源、飲料水、食糧米等洗場、野菜等洗場、さらし場などと仕切りで分かれており、周辺ではその名水を使用した地元グルメのせいろそばや鰻を味わうことができる。

釜ヶ滝

岐阜県郡上市美並町にある滝。一帯に点在する複数の滝の総称を指し、それぞれ「一の滝」、「二の滝」、「三の滝」という（「行者の滝」を含み4瀑とする場合もある）。釜ヶ滝の由来は二の滝の岩盤が巨大な釜のようであったことから。付近には遊歩道が整備されており、周囲を森で囲まれたコースを30分程度で歩くことができる。滝めぐりの道中には茶屋があり名物の流しそうめんが食べられるほか、マスやイワナが釣れる釣り堀も。

中山七里

岐阜県下呂市にある紅葉の名所。飛騨川の浸食によって作られた、屏風岩（びょうぶいわ）、羅漢岩（らかんいわ）、孝子ヶ池（こうしがいけ）、牙岩（きばいわ）といった奇岩怪石の数々が渓谷美を際立たせている。その美しさから「飛騨木曽川国定公園」「飛騨・美濃紅葉33選」に選ばれている。紅葉の見ごろは11月上旬から下旬にかけて。春から初夏にかけてはつつじを楽しむこともできる。

ひるがの高原

高鷲町の最北にある標高約900mの高原。夏場でも過ごしやすい避暑地として有名で、別荘やペンションが多く点在する。花と動物のテーマパーク「牧歌の里」や、ペチュニアが咲き誇る「ひるがのピクニックガーデン」、高原の原風景を楽しめる「ひるがの湿原植物園」など、見どころが満載。スキー場もあり、冬はウインタースポーツを楽しむ人々で賑わう。冬季のみ営業する「牧歌の里温泉」では、新緑露天風呂・森林大浴場・フィンランドサウナ・ハーブ風呂などの湯巡りを楽しめる。

馬籠宿

江戸初期に開通した街道「中山道」の43番目の宿場で、岐阜県中津川市に位置する。宿内は車の進入が禁止され、歴史的建造物を保存する観光地として整備されている。起伏のある地形の中に水田や山林が広がる里山風景は、当時にタイムスリップした感覚で楽しい。街道には「藤村記念館」や「馬籠脇本陣史料館」など、歴史に触れられるスポットが多く点在。五平餅の食べ歩きや、お土産屋さん巡り、石畳の坂道で行う記念撮影なども人気だ。

高山陣屋

もともとは高山城主・金森氏の下屋敷のひとつ。飛騨が徳川幕府の直轄地になって以降、幕末までの176年間は陣屋として利用されていた。幕末には全国に60数ヶ所あったといわれる代官・郡代所の中で、当時の主要建物が残っているのはここだけ。明治維新以後、高山県庁舎など公共機関の事務所として使用された時代もあったが、1929年に国史跡に指定され、1996年に修復・復元。現在は江戸時代の歴史資料などが展示され、館内を自由に散策できる。表門前では毎日朝市が催されている。

宮川朝市

戦後間もない頃から続く歴史ある朝市。飛騨高山の市街地2ヶ所で毎朝開催されている。採れたての新鮮野菜や果物をはじめ、漬物、自家製餅、飛騨産の牛乳と卵を使ったプリン、たい焼き、本格派エスプレッソなど、地元を代表する旬な食材が店頭に並ぶ。食べ物だけでなく、民芸品・工芸品などの雑貨も充実している。寒暖差が激しい高冷地にある飛騨高山の野菜は、旨味が凝縮されたものが多く人気が高い。無農薬野菜も販売されている。

播隆上人の墓碑

祐泉寺境内に建立。

徳川家康最後陣跡（関ヶ原古戦場）