沖縄県の水族館

美ら海だけじゃない？！沖縄のオススメ水族館

沖縄きっての観光地といえば、本島北部・国頭郡の「沖縄美ら海水族館」。約740種、21,000匹もの生き物が飼育されています。目玉は、国内最大の水槽「黒潮の海」です。深さ10m、幅35mの巨大水槽内を約70種、16,000匹の生き物たちが泳ぎ回るさまは圧巻。なかでもジンベイザメの迫力に驚かされるでしょう。15時と17時の給餌タイムに合わせて見学するのがおすすめです。世界初の複数飼育と繁殖に成功したナンヨウマンタも人気者。のんびり泳ぎ回る姿に癒されます。70種のサンゴが育つ「サンゴの海」、沖縄の浅瀬に暮らす生き物たちにさわれる「イノーの生き物たち」も見どころです。「オキちゃん劇場」では、1日4回のイルカショーが実施されています。沖縄の海を背景に愉快なショーを満喫してください。
館内をひと巡りしたら、「黒潮の海」水槽に面したカフェ「オーシャンブルー」で休憩。スイーツや軽食を楽しみつつ生き物たちを眺められる穴場ポイントです。ジンベイザメをモチーフにしたちんすこうなど、お土産選びにも事欠きません。

名護市の「ブセナ海中公園」も、沖縄の海を体感できるスポットです。本島唯一の海中展望塔から、サンゴの海と生き物たちを観察しましょう。海中展望塔は天候に左右されず、小さな子どもでも海の中を楽しめるのが魅力。塔の中には24の窓が設置されています。カクレクマノミ、タマン(フエフキダイ)、アカヒメジ、ツノダシなどの魚を探してみませんか。陸地から海中展望塔までは橋を渡ります。橋から望むエメラルドグリーンの海は、格別の美しさ。塔の入り口で販売されているエサを買い、橋から魚たちにエサやりも楽しめます。
ガラス張りの船底から海中を覗けるグラス底ボートも好評です。運航は毎時2～3便。波の穏やかな湾内を運航するので揺れが少なく、落ち着いて海中を観察できます。船上からの景色も楽しみの1つ。途中の「エサやりタイム」では、100円で魚にエサやりが可能です。クジラ型のキュートなボートで海中散歩に出かけましょう。

本島からちょっと足を延ばした離島にもおすすめスポットがあります。沖縄諸島の最西端に位置する久米島では「久米島ウミガメ館」が人気。アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイなど希少なウミガメについて学べ、優雅に泳ぐ姿に癒されるでしょう。エサやりや甲羅磨きを体験できる「ウミガメふれあい体験」も要チェック。完全予約制なので実施日時を確認し、早めのお申し込みをおすすめします。