東山区（京都市）・祇園・嵯峨野のパワースポット

今熊野観音寺

弘法大師が十一面観音像を安置したのが始まりと伝えられる。西国三十三カ所の第十五番札所として知られているが、不動明王や毘沙門天の信仰もあり、頭痛封じ、頭の観音さんの寺として古くから民衆の信心を集めている。

粟田神社

京都府京都市にある神社。主祭神は厄除け・病除けの神とされるスサノオノミコト・オオナムチノミコトで、旅立ち守護・旅行安全のご利益もあるとされている。境内は見晴らしがよく、叡山から愛宕山まで見渡すことができる。10月に行われる粟田祭が最大の祭礼行事。約1000年もの歴史があり、夜には迫力満点の山車が練り歩くなど見どころ満載で多くの人が訪れる。

両足院

京都市東山区にある寺。臨済宗建仁寺派の塔頭寺院に当たり、阿弥陀如来を本尊とする。室町時代中期までは「五山文学」の最高峰の寺院とされ江戸期以降においても建仁寺の学問面の中核を担い続けた。寺では写経体験のほか、座禅やヨガなどを気軽に楽しめるイベントを積極的に開催。境内には初夏に半夏生が美しく茂る池泉回遊式庭園（書院前庭）が京都府の指定名勝となっているほか、枯山水庭園なども置かれている。

六道珍皇寺

「六道珍皇寺」は、京都市東山区小松町に位置する臨済宗建仁寺派の寺院。源平両氏ゆかりの史跡である六波羅蜜寺は、別名「六道の社」。冥界の出入り口と言われており、この世とあの世の境域と考えられている。祖先の精霊を迎える行事「六道まいり」として有名。閻魔王がモチーフの御朱印と置物おみくじ が特徴的で、特別公開限定バージョンなどがあり、予定は公式サイトにて公開されている。六道珍皇寺は、最寄りバス停「清水道」から徒歩約5分。

八坂の塔（法観寺）

二年坂近く、聖徳太子により建立されたと伝えられる法観寺内にある五重塔。足利義教により再建されたこの塔は高さ46ｍ、6.4ｍ四方、本瓦葺の和様建築で初層内部、並びに二層目まで見学できる。

大谷本廟

京都市東山区にある、浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺が所有する墓地。浄土真宗の宗祖・親鸞の廟所（墓所）で、京都駅より徒歩圏内に位置する西本願寺からは遠く離れた五条坂の飛地境内にあたる。真宗大谷派（東本願寺）に属する大谷祖廟、通称「東大谷」にも親鸞の墓所があり、そちらと比較される形で通称「西大谷」とも呼ばれるが、親鸞が火葬されたのはこの大谷本廟（御荼毘所）。全国の門信徒の納骨を承っている。

青蓮院

京都市東山区粟田口に位置する天台宗の門跡寺院。ルーツは最澄が建立した比叡山上の住坊「青蓮坊」とされ、平安末期に現在地へ移った。江戸期には仮御所にもなったことから「粟田御所」とも。東山山頂の将軍塚周辺に飛び地境内があり、平成期に移設された大護摩堂「青龍殿」で祀られている国宝の「青不動」は日本三大不動の一つに数えられている。本尊の熾盛光如来にちなみ春と秋には夜間拝観で境内のライトアップも行われる。

圓徳院

京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。高台寺の塔頭寺院の一つ。豊臣秀吉の正室・北政所が晩年に本拠地としたことで知られる。京都御苑から移築されたとされる「三面大黒天」は大黒天・毘沙門天・弁財天が三天合体となった珍しい尊像で、秀吉の出世守り本尊として祀られている。石を多く配置した北庭の枯山水庭園や周囲に植えられたモミジの紅葉などが美しく、庭園を眺めがら楽茶碗でのお抹茶も楽しめる。

智積院

豊臣秀吉が棄丸の菩提寺とした祥雲寺の跡。本堂，開山堂など堂宇のほか国宝の障壁画を多数所蔵する。智積院会館にて宿泊できる。（tel 075-541-5363)

八坂庚申堂

京都府京都市東山区金園町にある天台宗の寺院の通称。正式には大黒山金剛寺庚申堂という。庚申信仰発祥の地にして、大阪の四天王寺庚申堂・東京にあった入谷庚申堂と並ぶ日本三庚申の一つにも数えられる。庚申さんのお使いとされる猿を模したカラフルな「くくり猿」が境内各所、とくに賓頭盧堂に多く吊るされており、願い事を書いた「くくり猿」を同様に吊るすことで願いが叶うとされる。境内はほかに「見ざる・言わざる・聞かざる」の像も。

安井金比羅宮

京都府京都市東山区にある神社。崇徳天皇や大物主神、源頼政を主祭神とする。境内にある高さ1.5m、幅3mの巨石は「縁切り縁結び碑」と呼ばれ、男女関係を含む人間関係のみならず酒、賭博、病魔などの悪縁を断とうとする願いが込められたおびただしい数のお札が貼り付けられている。その姿が話題を呼び、現在では「縁切り神社」として全国的にも知られる。良縁に結ばれた夫婦やカップルが参拝しても縁が切れることはないそう。

六波羅蜜寺

京都府京都市東山区轆轤町にある真言宗智山派の寺院。名称の由来は仏教の教義にある「六波羅蜜」に由来する。平安京における疫病退散のため念仏を広めた空也上人が開山したもので、空也が造立した十一面観音立像を本尊とする。現在秘仏の国宝であり、12年に一度、辰年の秋に開帳される。念仏を唱える口から6体の阿弥陀が吐き出された木彫りの「空也上人立像」など著名な重要文化財も多数。毎年12月には空也踊躍念仏も。

青蓮院門跡

京都府京都市にある門跡寺院。天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡として知られ、現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられている。境内全域が国指定の史跡となっており、四季折々の草花を眺めながら池泉回遊式庭園を散策できる。京都の中でも有名寺社や史跡、名勝が多く観光地としても有名な東山に位置し、八坂神社から徒歩10分、知恩院の北隣に寺院を置く。大人500円(中高生400円、小学生200円)。春と秋には夜間ライトアップも。

清水寺

西国三十三ヶ所めぐりの第１６番札所。「清水の舞台」として知られる舞台造りの本堂は釘を使わず縦横に組まれた柱が見事。舞台の下方に音羽の滝、谷を隔てて安産祈願の子安の塔がある。桜，紅葉の名所でもある。 ※注釈：現在 本堂 檜皮屋根 葺き替え工事の為、本堂全体が素屋根で覆われています。参拝は通常通り可能（2020年春までの予定）

八坂神社

古くから「祇園さん」と呼ばれ親しまれている八坂神社は、全国の祇園社の総本社。創祀は、斉明天皇2年（656）とされている。京の都に大流行した疫病を鎮めたといわれ、以来、厄除けの社として信仰を集めている。現在でもこの社で執り行われている7月の祇園祭や大晦日のをけら詣りは有名。特にをけら詣りはをけら火を吉兆縄に移して、くるくる回しながら家に持ち帰り、その浄火を火種にしてお雑煮を食べると無病息災が叶うといわれている。

東福寺

京都を代表する禅寺。境内には数多くの歴史的建造物や庭園がある。五間三戸という造りの国宝の三門のほか、堂本印象が法堂の天井に描いた「龍の絵」、枯山水の庭園「八相の庭」、京の五閣に数えられる楼閣「開山堂」など、見どころが多い。境内の洗玉澗渓谷にかかる臥雲橋・通天橋・偃月橋は、「東福寺三名橋」として名所スポットになっている。秋は紅葉の名所としても知られ、特に「通天橋」から見える紅葉は3つの橋の中で最も美しいと評判だ。

高台寺

豊臣秀吉の正室、北政所が夫の菩提を弔うために創建。小堀遠州作、国指定名勝の庭園をはじめ、重要文化財に指定されている開山堂・観月台・傘亭・時雨亭が残っている。また、霊屋内部の高台寺蒔絵が有名。〈坐禅体験〉※要予約料金は一般1,500円、小・中学・高校生は1,000円定員／1回に約60名※詳細は高台寺ホームページ（http://www.kodaiji.com）でご確認ください。〈茶道体験〉団体向け・立礼※要予約料金は一般3,000円、小・中学・高校生は2,500円（6名様以下は20,000円）定員／1席約25

建仁寺

京都最古の禅寺。1202年に臨済宗の開祖である明庵栄西によって開山された。京都五山のひとつでもあるこの寺は、江戸時代の大画家・俵屋宗達による「風神雷神図屏風」など、数多くの文化財を所蔵している。一番の見どころは、2002年に日本画家の小泉淳作氏によって描かれた「双龍図」。完成まで2年を費やした大作で、畳108畳にも及ぶ巨大な水墨画は圧巻の美しさを誇っている。定期的に実施される座禅体験もおすすめだ。

豊国廟

京都ゑびす神社