露天神社（お初天神）

大阪府大阪市北区にある1200年もの歴史を持つ神社。近松門左衛門が実話に基づいて書いた人形浄瑠璃「曽根崎心中」の舞台の地であることから、ヒロインの名にちなんで「お初天神」とも呼ばれている。毎月第1金曜日には人気の蚤の市が開かれ、駄玩具から洋服骨董までさまざまなものが出品されている。毎年7月には2日間かけて例大祭が行われ、獅子や傘踊り、役太鼓が舞う姿を楽しめる。

堀川戎神社

大阪府大阪市北区、地下鉄堺筋線「南森町」駅から徒歩3分のところに位置する歴史ある神社。商売繁盛 のご利益があるとされ、「蛭子大神」を祀っていることから「堀川のえべっさん」として知られている。商売繁盛を願う年に一度の「十日戎」は非常に有名な祭りで、1月9日から11日に夜通し行われ、数十万もの人々が訪れる

太融寺

梅田の繁華街近く、太融寺町にある高野山真言宗の準別格本山の寺院。弘仁12年に弘法大師（空海）によって創建されたもので、その翌年に嵯峨天皇から贈られた天皇の念持仏である木造の千手観音像を本尊としたとされる。江戸時代には大坂夏の陣で、昭和期には大阪大空襲で全焼に見舞われており、現存する本堂など約20の堂宇は戦後に再興されたもの。いずれも難を逃れた千手観音は市指定の有形文化財となっている。

大阪天満宮

大阪市北区天神橋にある神社。周辺の大阪市民から「天満の天神さん」と呼ばれ親しまれるほか、天満天神や中島天満宮などの別名も有する。学問の神様として知られる菅原道真を祀った神社であり、学業成就や合格の祈願に多くの人が訪れる。毎年7月下旬に行われる「天神祭」は東京の神田祭・京都の祇園祭と並ぶ日本三大祭りの一つとしても有名で、期間中は周辺で盛大な神輿巡行が行われる。

法清寺（かしく寺）

お酒の飲み過ぎが原因で死罪となった遊女かしく。「死して禁酒の守り神とならん」と念じたため、お酒に悩む人から信仰されている。3月18日の命日にあたる当日は舞踊や落語なども奉納される。

宝珠院