墨田区・両国・錦糸町・東京スカイツリーの公園・庭園

旧安田庭園

江戸時代、丹後宮津藩主本庄因幡守の屋敷跡で安政年間（1854〜60）に隅田川の水を引いて潮入回遊式庭園として築庭された。心字池を中心に老樹がよく茂り、かつて隅田川から引いていた水も現在は地下に水槽を作り、人工的に干満を行い、潮入りを再現できる。

わんぱく天国

東京都墨田区にある子供向けの遊びスポット。スカイツリーを望める押上公園内に位置し、秘密基地を思わせる空間には、シンボルと言える木製のアスレチック遊具が設置されている。木工室で工作ができる「わんぱく砦」には、工具や材料を豊富に完備。ウッドデッキには手づくりのゲームが並べられており、夢中になって遊ぶ子どもたちが多い。

日進公園

東京都墨田区亀沢三丁目の家庭センターに隣接して設置されている区立公園。1971年につくられた園内には7本の桜やフルーツの木々が植えられ、春になるとお花見をする人でにぎわう。すべり台、アスレチック遊具、複合遊具など、子どもが遊べる遊具も完備。ほかにも、誰でもトイレやベンチなどが設置され、子どもからお年寄りまで立ち寄れる憩いの施設となっている。

東白鬚公園

隅田川沿いに南北に広がる細長い形をした公園。江東デルタ地区の防災拠点で、防災時の避難広場でもある。約10万平方メートルの広い公園内には、遊具がそろう広場や遊歩道、テニスコートや小野球場などが。公園の中央は江戸時代の火消人足組が使った纏（まとい）をモチーフとしたシンボルタワーが建つ。ブンゴウメやアジサイ、キンモクセイ、サザンカなど四季折々の花々や緑も豊富なスポット。

堤通公園

墨田区の隅田川沿いにある公営公園。公園内の交通公園は、遊びながら交通ルールを学べるところ。小型の交通標識や信号機を設置した交通コースを、無料貸し出しされる自転車やゴーカート、三輪車で走ることができる。平成31年からエリアと時間を限定した「スケートボードパーク」を試験実施。移動型のフラットレールやテーブルトップ、固定型のランプなどを楽しめる。

旧中川水辺公園

東京都墨田区にある公園。河川敷に整備された散策路からは東京スカイツリーを間近に見ることができることに加え、約170本の桜が植栽されている。ソメイヨシノや河津桜など、数多くの種類が植えられているため、長い期間にわたって桜を見ることができる。

緑町公園

東京都墨田区にある公園。広場には蜘蛛の巣のような遊具やクルクルパトロール、パワーショベルのような遊具やバイクのような乗り物など、ユニークな遊具が充実している。滑り台やブランコなどの一般的な遊具もあり、小さな子供でも安心して楽しめる。

千歳公園（墨田区）

東京都墨田区と江東区の境界線近く墨田区千歳に1543㎡の面積を持つ公園。土敷の園内には、2種類のすべり台、ブランコ、鉄棒、砂場などバラエティーに富んだ遊具を完備。地域のイベントにも利用されるため、子どもからお年寄りまで幅広い層の近隣住民に愛されている空間だ。また、公園には桜の木16本植えられていて、春には地域の人のお花見スポットとしても活躍している。

大横川親水公園

墨田区の下町にある親水公園。敷地の幅は30～40メートルほどだが、長さが１８００メートル以上あり、大横川に沿って細長い形状をしている。公園は大横川にかかるいくつもの橋を境に5つのゾーンに分かれている。釣堀や噴水、川原や広場、ローラー滑り台などがあるほか、四季折々の花や樹木が植えられており、子どもの遊び場としてのみならず散歩道としても人気がある。東京スカイツリーにもほど近く、公園からも眺望を楽しめる。

錦糸公園

ナイター設備のある野球場・プ-ル・テニスコートや休憩広場、体育館があるスポーツ広場。

隅田公園

遊歩道を主としたリバーサイドパーク。旧墨堤だが川面は見えない。

隅田公園

一帯は1693（元禄6）年水戸藩が浜屋敷の代替地として幕府からもらった敷地の一部。現在は池を中心とした庭園の一部が残されており，そばに昭和13年に建てられた“水戸徳川邸旧跡”の石碑が立っている。また庭園の一隅には，1844（弘化元）年ここに蟄居させられていた藤田東湖が綴った正気歌の碑がある。

向島百花園

江戸の町人文化が花開いた文化・文政期、骨董商で財を成した佐原鞠塢が交流のあった文人墨客の協力を得て開園。現在に唯一残る「江戸の花園」で四季折々の草花観賞が楽しめる。また江戸期より伝わる伝統行事「虫ききの会」「月見の会」や「萩まつり」が有名。隅田七福神の「福禄寿」を祀る。

立花大正民家園

江戸時代の農家と町屋の姿を合わせもつ建物「旧小山家住宅」を含む庭園。

あずま百樹園

横網町公園

都立横網町公園は、震災戦災のメモリアルパークとして歴史的な建造物及び記念碑が数多く保存されています。また、復興記念館には、震災戦災の惨禍を物語る多くの遺品や資料が展示されています。

露伴児童遊園

文豪幸田露伴は下谷の生まれで、明治21年処女作「露団々」を発表して文学生活に入りました。明治26年長兄を頼って寺島へ来住し、以来大正13年までの約30年間この地に住むことになります。この間「枕頭山水」「五重塔」「風流微塵蔵」など広い分野で多くの作品を残し、現在露伴児童遊園となっている蝸牛庵の庭で門弟たちと剣道や弓・相撲などを楽しんだといいます。

梅若公園

墨堤通りに面した小さな梅若公園には大正2年に建立された榎本武揚の銅像があります。ここは元来、木母寺や梅若塚のあった緑濃い一角だったのですが、東京都の防災拠点建設の改造事業により移転しこの銅像のみが取り残された形となりました。榎本武揚は江戸幕府瓦解の時、軍艦8隻を率いて北海道に逃れ、独自の共和国建設を夢見て官軍に抵抗し敗れました。後に許されて明治政府の逓信・文部・外務大臣を歴任し子爵に列せられました。晩年は向島に隠棲し、墨堤で馬を走らせる姿が時々見かけられたということです。

曳舟さくら公園

押上公園（墨田区）