札幌の公園・庭園

札幌ふれあいの森

石山緑地

北海道札幌市にある公園。札幌軟石の巨大な石切場跡を利用して造られ、切り立った岩肌の造形美を見ることができる。石のオブジェが散りばめられた「午後の丘」や、コロシアムをイメージさせるネガティブマウンドなど、石のみで造られたスポットやアートは唯一無二であり、まるで異国のような雰囲気を醸し出す。雑貨店「軟石や」では、軟石を活用したかわいらしい雑貨が販売されている。

西岡公園

北海道札幌市にある公園。月寒川を堰き止め、旧西岡水源池を中心に作られた園内では、バードウォッチングや自然観察を楽しめる。湿原にはミズバショウなどの湿生植物をはじめ、ヘイケボタルやトンボも見ることができる。4月から10月までは、公園のスタッフによるガイドウォークも開催されている。

屯田西公園

札幌市初の運動公園として1975年に開園した、北区の屯田防風保安林西縁に位置する公園。10万平米を超える広大な敷地を有し、夜間照明付きの野球場、サッカーの利用も可能な陸上競技場、オムニコートの硬式テニスコートとクレーの軟式テニスコート、パークゴルフ場とゲートボール場、コンビネーション遊具や健康遊具のある遊具広場など多種多様なスポーツ施設を設置する。ドッグランや夏期に開放の水遊びスライダーも。

国営滝野すずらん丘陵公園

北海道で唯一の国営公園。400ヘクタールという広大な公園には、スズランやチューリップ、コスモスなどの花畑がきれいな「カントリーガーデン」、大型遊具がそろう「滝野の森ゾーン」、3つの滝めぐりや川遊びができる「渓流ゾーン」などがある。冬季には公園は「滝野スノーワールド」に変身。初級者から上級者向けまでの６コースでスキーができるほか、全長200ｍのそり滑りなどを楽しめる。冬季の入園は無料。

宮丘公園（札幌市西区）

北海道札幌市西区にある331,611㎡の敷地を有する公園。手稲山から連なる標高約 300mほどの場所にあるため自然豊かで見晴らしが良いのが特徴。林間広場や学校林など木に囲まれたエリアが多く、四季折々の景色が楽しめる。ハイキングを楽しむ人の姿も多い。一方で、芝生広場や遊技広場など子どもが遊べるようなエリアも用意されている。無料の少年野球場とパークゴルフ場あり。(夏季限定)

太平公園

北海道札幌市北区太平の創成川通から住宅街に入った場所にある公園。あふれる緑と揺れる木陰、カラフルな遊具彩る地域の子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に愛されている公園だ。カラフルな遊具には複合遊具やブランコ、すべり台、丸太わたりなどが設置されているほか、芝生広場ではピクニックや散歩が楽しめる。夏季には小さなながらもウォータースライダーの付設したプールを設置。また、野球場やパークゴルフなどスポーツ設備も充実している。

あいの里公園（トンネウス沼）

北海道札幌市北区あいの里地区の住宅地に隣接する広々とした土地を持つ公園。5.3haの広さを持つトンネウス沼を中心に、周囲をアカエゾマツやトドマツなどの緑に囲まれた癒しの施設だ。園内には、トンネウス沼、子ども向けの遊具広場やピクニックやレクリエーションに利用できる芝生広場、昆虫広場などをはじめ、野球場やテニスコート、ランニングコースなどの運動施設も充実している。

馬場公園

馬場公園は、昭和の初めまで牛の放牧地だったところを整備した公園。冬になって雪が降ると起伏を活かした“スキー場”へ変身する。スロープの高低差は10m、長さ70m、幅120m。子どもたちがスキーやスノーボードを練習したり、そりで遊んだりできる。駅から近いこともあり、街中でウインタースポーツを楽しめる公園として人気を集めている。

屯田公園

北海道札幌市にある約4haもの敷地を有する公園。巨大なローラー滑り台をはじめとしたカラフルな大型複合遊具が繋げて設置されており、一つのアトラクションのように楽しむことができる。頭と身体を使いながら遊ぶ遊具が多く、子どもたちから大人気。ボール遊びやフリスピーなど自由に遊べる芝生広場はテントの設営も可能で、テントを建てて休憩スペースとして利用している方も。冬はスキー山でスキーやソリなど雪遊びができ、1年を通して楽しめる公園となっている。

滝野すずらん丘陵公園

北海道で唯一の国営公園。滝野という地名の由来となった「アシリベツの滝」を含む敷地は400haと広大だ。中心ゾーン・渓流ゾーン・滝野の森ゾーン（東エリア・西エリア）の4つに分かれ、それぞれに違う楽しみ方ができる。共通しているのは豊かな自然。中心ゾーンでは美しく整備されたガーデンが、渓流ゾーンでは滝や川が、森では山野草が出迎えてくれる。一度は見てみたいのが、アシリベツの滝にかかる虹。10月、開園直後のほんの一時だけしか見られない。

厚別山本公園

北海道札幌市にある公園。森のイメージで統一されたコンビネーション遊具があり、すべり台やアスレチックが複合している。ほかにも対象年齢が低い遊具も数多く設置されており、エビフライをモチーフにした遊具や小さい家の一群がある。展望広場からは、札幌市の中心部を望むことができ、JRタワーやテレビ塔が見える。園内の北側にはパークゴルフ場やビオトープがあり、ビオトープではヒバリやツグミなどの野鳥を観察できる。

伏古公園

北海道札幌市にある公園。噴水広場を中心に、芝生広場や遊具広場、休養広場などのエリアが設けられていることに加え、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設も設置されている。遊具広場にはすべり台などの複合遊具が複数設置され、子どもたちの遊び場として親しまれる。庭園風の樹林を抜ける散策路やロックガーデン、パーゴラなどもあり、変化に富んだ自然を眺められる。

農試公園

札幌市西区八軒の琴似発寒川河畔に位置する運動公園。かつての農林省北海道農業試験場跡地に造られたことが公園名の由来。54m×54mを有する多目的アリーナ「ツインキャップ」を備えるほか、2つの野球場、硬式・軟式それぞれ2面いずれもナイター照明完備のテニスコート、マウンテンバイク用コースや交通ルールを学びながら自転車の練習ができる交通コーナーなどを有する。琴似発寒川沿いにポプラ並木が立つほか、春には花見スポットにも。

五天山公園

北海道札幌市西区にある山に囲まれた自然豊かな公園。採石場跡地に造られている。 25haもの敷地には遊具がある広場やパターゴルフ場、テニスコート、BBQ場などが複数の施設がある。BBQの食材は食堂で販売されているため手ぶらで気軽に楽しめるのも嬉しいポイント。スポーツ用具のレンタルもある。 アウトドア気分が味わえて、1日の楽しむことができる総合公園だ。

川下公園

1999年に札幌市白石区初の総合公園として全面オープンした公園。札幌市の木であるライラックを世界中から集めていることが特徴的で、園内では世界の200種1,700本ものライラックが鑑賞できる「ライラックの森」がある。また、園内には「リラックスプラザ」という施設が併設されており、プールや大浴場、レストランを利用できる。その他、遊歩道、野球場、テニスコート、パークゴルフなど公園としての機能も充実している公園だ。

旭山記念公園

1970年に札幌市創建100周年を記念して開園した公園。標高137.5mに位置する展望台からは、石狩平野や日本海、札幌市内を一望できる。特に夜はライトアップされた噴水と、その向こう側に広がる札幌中心部のオフィスビルの灯りが幻想的で、ロマンチックな夜景スポットとしてカップルに人気が高い。園内には散策路が整備されているほか、レストハウスや吊り橋、遊具広場、ちびっこ広場などがあるので、昼間は自然散策だけではなく、小さな子どもは様々な遊具で楽しめる。札幌の中心部から車で15分ほど急勾配の坂道を登ることになるので、バスやタクシーなど車での移動がおすすめ。

月寒公園

北海道札幌市豊平区にある総合公園。明治末期の歩兵部隊の演習場跡地などを整備し1961年に開園したもので、開園から半世紀が経過した2012年から2018年にかけてはユニバーサルデザインや広域避難場所の観点から数年単位での大規模な再整備工事が実施された。緩やかな丘陵地に立つ広大な敷地には2つの野球場やナイター施設完備のテニスコート、ボート池やパークゴルフ場、パークライフセンターなどが備えられている。

札幌競馬場

北海道札幌市中央区にある中央競馬の競馬場。競馬場としては1907年の開設で、全国に10あるJRA競馬場の最北端に当たる。札幌という冷涼で積雪も多い立地のため1980年代までは中央競馬を開催する競馬場の中で唯一芝コースが存在しなかったが、洋芝の研究・開発を重ねたことで近年はレースに耐えうる芝の維持が可能になっている。2014年には改修が行われ、札幌の街並みや藻岩山なども眺められる屋上テラス席などが新たに設けられた。

前田森林公園

北海道札幌市手稲区手稲前田にある公園。札幌市による「環状グリーンベルト構想」の一環で、10年の歳月をかけて何もない場所に新たに森林を設けたもの。ふるさとの森、つどいの森、野鳥の森など園内の半分を森林が占める。全長600mにおよぶカナール（運河）やその両側に続く約200本のポプラ並木、約1haの広さを誇る西洋の庭園をイメージしたサンクガーデン(沈床花壇)と水盤、花木園やシラカバ林など見どころ多数。