沖縄県の公園・庭園

嘉数高台公園

宜野湾市の自然林を活かして造成された公園で、各種遊具や広場がそろう。沖縄戦の激戦地だった当地には、日本軍が使った「トーチカ」と呼ばれる塹壕が残っているほか戦死した兵士の慰霊碑などもあり、戦争についても学べる。敷地内にある展望台は、世界平和を願う地球儀をイメージしたもので、那覇市や慶良間諸島などの眺望を満喫できる。公園の桜は1月から2月にかけて見ごろに。

黄金森公園

沖縄県島尻郡にある公園。陸上競技場や野球場などのスポーツ施設が充実した公園で、各種スポーツを楽しめるスポット。ゴムチップが敷設されたウォーキングコースも整備されており、ウォーキングやジョギングも楽しめる。複合遊具やスプリング遊具なども設置されており、子どもたちの遊び場としても最適。山頂からは、心和む町景色を見渡せる美しい眺望を楽しむこともできる。

若夏公園

沖縄県沖縄市東2丁目にある公園。“子どもからお年寄りまで楽しめる”という言葉がぴったりの公園で地域の人に広く親しまれている。青々とした芝生が印象的な園内には、メリーゴーランドのような形をした大型複合遊具をはじめ、小さい子どもにぴったりの幼児遊具、アスレチック遊具、ターザンロープ、健康遊具などを完備。フットサルコート、バスケットコート、100m・300m・400m・650mのウォーキングコースなど運動施設もそろっている。

八重岳桜の森公園

沖縄県国頭郡に位置する公園。高台にある見晴らしの良い公園で、斜面には長い滑り台やカラフルな大型遊具が複数設置されている。地元の子ども連れの方からも人気のスポット。「日本一早咲き」といわれる桜の名所でもあり、1月～2月の上旬になると7,000本もの桜が咲き誇る。同時期には「本部八重岳桜まつり」を開催しており、地元の方だけでなく全国各地から人が訪れ、多くの人でにぎわっている。

やんばる国立公園

沖縄県国頭郡にある2016年に国立公園に指定された公園。陸域だけで17,331haにもなる敷地の中には国内最大規模の亜熱帯照葉樹林やカルスト地形、マングローブなどの独特な自然環境が広がる。沖縄本島北部の山原にのみで見られる希少な鳥類「ヤンバルクイナ」や、「オキナワトゲネズミ」「ノグチゲラ」などの固有種が生息。キャニオニングやリバートレッキングなど、大自然を生かしたアクティビティも豊富で観光客から人気。

名護城公園

名護市名護岳一帯を園地とし、名護の自然や歴史を感じることができる公園。毎年1月後半から琉球寒緋桜が咲き誇り、県内でも有数の桜祭りが開かれる桜の名所としても知られている公園だ。広大な敷地をもつ園内には、園名にもなっている名護屋城跡が見学できる歴史事前エリアや水辺・体験エリア、ハイキングコースエリア、レクレーション広場、花木鑑賞エリアなど幅広いレジャースポットが整備されている。また、頂上付近の展望台からは一面に広がる東シナ海や名護市の眺望が楽しめる。

残波岬公園

沖縄県中頭郡読谷村の残波岬一帯を活用した公園。園のシンボルとなっている灯台は南西諸島随一の高さで約31m。参観灯台として登ることもでき、灯台上からは一面に広がる東シナ海や晴れていれば粟国島、渡名喜島、久米島まで見渡すことができる。また、同じくシンボルとして親しまれているのは、高さ8.75m、長さ7.8mで日本一の大きさを誇る大獅子。彫刻家の金城實氏が中心となり、琉球王朝時代を後世に伝えるために設置された。園内には他にも、琉球初の進貢使である泰期のモニュメントやビーチ、憩いの広場、BBQ場など見どころあるスポットが点在している。

熱帯ドリームセンター

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沖縄本島・海洋博公園（国営沖縄記念公園）内にあり、沖縄美ら海水族館などに隣接する施設。熱帯夜亜熱帯の珍しい花木や果樹を集めた植物園で、世界的にも規模の大きな3つの温室に常時2000株以上のランをはじめとして強く甘い香りのカトレア、世界最大の果実であるパラミツやトロピカルフルーツなど南国情緒漂う展示がなされている。アマゾンの大型淡水魚であるアロワナやピラルクなど水生生物の姿も。遠見台からは園内や海を一望できる。

バンナ公園

石垣島の標高230mに位置するバンナ岳にある県立公園。広大な園内は5つのゾーンに分かれ、石碑の森がある「バンナ森といこいの広場ゾーン」、絶景展望台が多数ある「バンナスカイラインゾーン」、熱帯植物園がある「森林散策広場ゾーン」、アーチ橋のある「自然観察広場ゾーン」、大型遊具やアスレチックがある「ふれあい子供広場ゾーン」で構成されている。未来スク―タ―・セグウェイに乗れるツアーや、蛍と星空を楽しむツアーも人気。

グスクロード公園

沖縄県南城市、玉城の丘の上に位置する公園。2017年に遊具がリニューアルされた。自由に走り回ることができる芝生広場や、大きな滑り台・カラフルな複合遊具などが設置された広場などがあり、平日・休日問わずたくさんの子どもたちが遊んでいる。対象年齢ごと分かれているエリアもあるので、小さな子ども連れの方も安心。家族で楽しめるイベントが定期的に開催されている。大型の駐車場あり。

識名園

識名園は沖縄県那覇市にある琉球庭園である。2000年にユネスコの世界遺産に登録された。琉球王朝時代の1799年に完成したとされるが、第二次世界大戦時に多くのものが戦災で破壊されたため現在あるものは当時の建造物を後に復元したものである。庭園内にある御殿や石橋、勧耕台には琉球建築や中国風の造りも見られ、琉球と中国の折衷された独特の建造物を見学することができる。敷地内にある泉に生えている「シマチスジノリ」という紅藻類は国の天然記念物に指定されている。

海洋博公園

沖縄本島にある公園「国営沖縄記念公園」のうち、国頭郡本部町に位置するもの。沖縄県の本土復帰を記念して1975〜76年に同地で開催された「沖縄国際海洋博覧会」の会場跡地に供用開始されたもので、正式には「国営沖縄記念公園海洋博覧会地区」という。県内の人気観光地である沖縄美ら海水族館が当園内に入るほか、プラネタリウムを備える海洋文化館、熱帯ドリームセンター、おきなわ郷土村 おもろ植物園などを有する。

奥武山公園

首里城公園

イムギャーマリンガーデン

沖縄県宮古島市にある公園。半島に囲まれた天然の入り江の一部が海浜公園として整備されており、湾の内側は波も穏やか。海底にはリーフが点在し、さまざまな魚が生息しているためシュノーケルポイントとしても人気。湾の周囲に沿って遊歩道があり、入り江が360度のパノラマで一望できる展望台までつながっている。周辺には無料の駐車場、トイレ、シャワーあり。宮古空港から車で20分。

末吉公園

沖縄県那覇市にある公園。市内で最大級の広さを誇り、ヤシの木やハイビスカスなど南国特有の植物が生い茂る。敷地内には、琉球王府から厚く保護された琉球八社のひとつ「末吉宮」があり、年中多くの参拝者が訪れる。日本一早咲きの桜（ヒカンザクラ）の標準木があることでも知られ、1月の中旬から下旬頃に開花の時期を迎える。春から夏にかけてはホタルを見ることもできる。那覇空港より車で25分。

沖縄県営平和祈念公園

沖縄県糸満市にある国営公園。「沖縄戦終焉の地」摩文仁の丘陵を南に望み、 南東側に美しい海岸線を眺望できる台地に位置する。公園内には沖縄戦の写真や遺品などを展示した沖縄県平和祈念資料館、沖縄戦のすべての戦死者の氏名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る「平和祈念像」、そして摩文仁の丘の上には国立沖縄戦没者墓苑や府県、団体の慰霊塔が50基建立されている。無料駐車場あり。

漫湖公園

マングローブの群生や渡り鳥の飛来を見ることができる、漫湖に面した総合公園。1999年には沖縄県では初めてラムサール条約にも登録され、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地とする認定を受けた。公園は那覇市と豊見城市に跨り、那覇市（古波蔵）側にはテニスコートや噴水広場、ちょうちょガーデンなどが設けられている。ジョギングやウォーキング、バードウォッチングを楽しむ人でにぎわう公園。ゆいレール奥武山公園駅から徒歩10分。

リリーフィールド公園

日本の原種ユリテッポウユリの原種、園芸種を20万球・100万輪を植栽し、ユリの開花シーズンだけでなく公園広場としてレクリエーション、軽スポーツなど一年中楽しめる。毎年4月中旬から「伊江島ゆり祭り」が開催されている。

奥武山運動公園

太平洋戦争前は島だったが，今は埋立てられて陸続き。運動施設が整い木々も多い。