北上市の文化史跡・遺跡 スポット 11選
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秀衡街道
岩手県 花巻・北上・遠野
- 旧街道
秀衡街道とは、陸奥国・平泉と出羽国・横手を結んでいた道のことで、この道は「中尊寺金色堂」で知られる奥州藤原氏の三代目・秀衡の時代に金の輸送に使われていました。このことから「黄金の道」とも称され、鷲之巣金山や畝倉山、明戸山などの金山跡が残されています。 平泉〜北上〜西和賀〜横手のおよそ80kmある道の中でも、人馬の事故が絶えなかった難所、和賀の「仙人峠」に藤原秀衡が先祖の霊を仙人権現(現 久那斗神社)として鎮座したと伝えられています。 久那斗神社の里宮が秀衡街道の東西で祀られており、東の里宮は、北上市和賀町岩沢の多聞院伊澤家(国指定重要文化財)の久那斗神社、西の里宮は、横手市山内筏の筏隊山神社(筏の仙人様)です。両里宮には、奥州藤原氏のシンボルである「中尊寺ハス」が株分けされています。 神木、樹齢約900年の「姥杉」は峠を越える目印となり行き交う人々を見守ってきました。 ※「姥杉」は、「森の巨人たち百選」に選ばれています。
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岩崎城址
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
岩崎城跡にあった旧岩崎公民館は、3.11の震災被害により、取り壊され現在は、「岩崎城址舞楽殿」となっています。 旧岩崎公民館で展示していた資料の一部については、埋蔵文化財センター、博物館及び新岩崎地区交流センターで保管しています。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□岩崎城は和賀氏(中世の豪族)が最後に籠った城で、和賀川と夏油川にはさまれた台地上にあります。 岩崎城が作られた時期は、正確にはわかりませんが南北朝時代(1336年〜1392年)にはすでにあったと思われます。1592年(天正20年)には、豊臣秀吉の命令により南部氏によって破壊されました。 1600年(慶長5年)、和賀忠親は旧領地を奪い返すため一揆を起こしますが失敗し、ここ岩崎城に籠もり南部勢と激戦になりましたが翌年4月、城はついに陥落しました。
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二子城跡
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
豊臣秀吉による奥州仕置で滅亡した和賀地方の領主である和賀氏の居城跡です。現在は神社や公園になっています。 堀、土塁が残り、北上川や奥羽の連山を一望に収めることができます。
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南部領伊達領境塚
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
南部領と伊達領との境界をあらわすため、1642(寛永19)年に築かれました。奥羽山脈の駒ヶ岳頂上から東に延び、釜石市の唐丹(とうに)湾まで続いています。 塚は大塚と小塚とからなり、小塚は大塚の間を埋めるように築かれました。北上川の西側では、和賀町岩崎地区・上鬼柳地区(旧南部領)と相去町の三十人町地区・成沢地区・滝の沢地区(旧伊達領)との境界線上に、北上川の東側では、立花地区(旧南部領)と稲瀬町地区・口内町地区(旧伊達領)との境界線上にそれぞれ残されています。
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樺山歴史の広場
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
1951(昭和26)年の調査で発見され、立石をともなう配石遺構(ストーンサークル)が注目を集めました。国の指定史跡になっています。樺山遺跡は約30ヶ所の配石遺構があり、縄文時代中期の墓地および集落跡と見られます。竪穴住居も復元され、史跡公園として親しまれています。
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二子一里塚
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
江戸幕府により、1602(慶長7)年に江戸の日本橋から奥州街道に築かれたもので、現在残っているものは、わずか20か所と言われています。 この一里塚は盛岡まで11里の地点にあり、北一里目にある成田一里塚とともに、街道の両脇に二基の塚が当時の姿のまま残っています。
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江釣子古墳群
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
江釣子古墳群は和賀川北岸に分布する、五条丸・猫谷地・八幡・長沼の各古墳群の総称です。1951(昭和26)年に初めて発掘調査が行われ、北東北の古墳群の調査の先駆けとなりました。これらの古墳は7世紀後半から8世紀にかけて造られたもので、直径6〜15mの円墳が約130基以上あります。勾玉(まがたま)、切子玉(きりこだま)、蕨手刀(わらびてとう)、直刀、馬具などが数多く出土しています。
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国見山廃寺跡
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
北上市街の東にある国見山に所在する、今から千年ほど前に栄えた平安時代の山寺の跡です。現存する当時の堂塔はありませんが、発掘調査により塔と考えられる建物のほかに、多数の堂跡が見つかりました。また、麓にある極楽寺には、平安時代中期の仏教儀式用の幡を下げる金具である銅竜頭(重要文化財・市立博物館に展示中)などが伝わっています。その規模は北東北最大で、その後の平泉仏教文化の源流となる寺院だと考えられます。
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えづりこ古墳公園
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
古墳をイメージした石の造形が神秘的な太古のロマンへいざないます。
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成田一里塚
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
江戸幕府により、1602(慶長7)年に江戸の日本橋から奥州街道に築かれたもので、現在、残っているものは、わずか20か所と言われています。 この一里塚は盛岡まで10里の地点にあり、南一里目にある二子一里塚とともに、街道の両脇に二基の塚が当時の姿のまま残っています。
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八天遺跡
岩手県 花巻・北上・遠野
- 史跡
北上川東岸に接する高台に営まれた縄文時代の集落跡です。墓と思われる穴からは、土製の鼻5点、口2点、耳1点が発見されました。これらは仮面の部品と考えられています。また、大形の円形建物跡は最大時で直径17mほどあったものが、10回近い建て替えの結果、直径8mほどまで小さくなったと考えられています。これらの発見から、縄文時代の研究において、重要な遺跡の一つとなっています
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