大船渡市の文化史跡・遺跡 スポット 4選
-
蛸ノ浦貝塚
岩手県 三陸海岸
- 史跡
大船渡湾の東側に面する標高35mの丘陵上に立地する縄文時代前期〜中期(約5,500〜4,000年前)の遺跡で、1934年(昭和9年)に国の史跡に指定されています。屈葬人骨や住居跡のほか、アサリ、マガキなどの貝類、マグロ、タイなどの魚類、シカ、イノシシなどの哺乳類の骨、縄文土器、石器、骨角器が多数出土しています。貝層の厚さは最大で2m以上あり、日本屈指の大貝塚です。釣り針など漁の道具も発見されており、漁労に携わる人々のムラであったと推定され、当時から豊かな海産物の恵みを受けていたことがわかります。ここに埋まっていたものを見てみたい方は、ぜひ大船渡市立博物館にも行ってみてください。
-
下船渡貝塚
岩手県 三陸海岸
- 史跡
大船渡湾西岸の標高約20mの丘陵傾斜地にあり、縄文時代後期・晩期(約3,500〜2,200年前)の遺跡で、1934年(昭和9年)に国の史跡に指定されています。1960年(昭和35年)のチリ沖地震にともなう津波被害により、海岸沿いにあった国道45号を高台に移す工事によって調査が行われました。発掘調査では縄文時代後期・晩期および弥生土器、石器、釣り針・ヤス・離頭モリ・貝輪などの骨角器のほか、埋葬された人骨の近くにイヌが発見されました。当時からイヌも大切な仲間として暮らしていたと思われます。
-
大洞貝塚
岩手県 三陸海岸
- 史跡
大船渡湾奥の東側、標高約31mの丘陵にある、縄文時代後期〜弥生時代の貝塚で、2001年(平成13年)に国の史跡に指定されています。本遺跡の調査成果を基準に東北地方から北海道南部に分布する縄文時代晩期の土器型式(大洞諸型式)が設定された標識遺跡として学史上著名です。また、貝塚全体は良好に保存され、出土した優れた骨角器や多くの食糧残滓は、この地域の漁労の実態や生活の内容をよく示し、大船渡湾貝塚群を代表する遺跡として重要です。
-
宮野貝塚
岩手県 三陸海岸
- 史跡
岩手県気仙郡三陸町綾里字宮野に所在する。遺跡は白浜湾の奥、南西約2kmのところに位置する縄文時代前期〜晩期にかけての貝塚である。 宮野貝塚は、縄文前期中ごろから縄文晩期末のおよそ3500年にわたって生活の場として利用されており、当時の生活を知る三陸沿岸でも例を見ない貴重な遺跡である。石製の耳飾り、勾玉、貝輪や釣り針、骨角器など、多数出土し、縄文時代の生活の変遷をたどる資源として保存されています。(綾里駅2階に一部展示され自由に見ることができます)
大船渡市の文化史跡・遺跡探し
大船渡市で体験できる文化史跡・遺跡の店舗一覧です。
アソビュー!は、大船渡市にて文化史跡・遺跡が体験できる場所を取り寄せ、価格、人気順、エリア、クーポン情報で検索・比較し、あなたにピッタリの大船渡市で文化史跡・遺跡を体験できる企業をご紹介する、国内最大級のレジャー検索サイトです。記憶に残る経験をアソビュー!で体験し、新しい思い出を作りましょう!
アクティビティの予約、レジャーチケットの購入なら日本最大の遊びのマーケットプレイス「アソビュー!」にお任せ。パラグライダーやラフティングなどのアウトドア、陶芸体験などの文化体験、遊園地・水族館などのレジャー施設、日帰り温泉などを約15,000プランを比較・購入することができます。