玉名市の文化史跡・遺跡 スポット 6選
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伝左山古墳
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
繁根木川右岸の標高15mほどの地点にある円墳で、直径約35m、高さ約5mの規模です。5世紀後半に造られたとみられ、遺体を埋葬する施設が舟形石棺と横穴式石室の2種類ある、全国でも珍しい形態の古墳です。出土品も豊富で、金製の耳飾りや鉄製鎧、鉄剣などが出土しています。特に耳飾りは朝鮮半島南部からもたらされたものと考えられ、彼の地との交流を示す貴重な資料です。墳丘の形については、西側もしくは南側(国道208号線側)に前方部が付く前方後円墳であったという説もあります。
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永安寺東古墳・西古墳
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
永安寺東古墳は、菊池川右岸の玉名平野を南に望む丘陵裾部に位置し、石室構造から6世紀中頃のもので、同じ丘陵上にある大坊古墳に後続するものと考えられます。墳丘は大きく削平され、原形をとどめていませんが、円墳と考えられます。内部主体は、羨道・前室・玄室からなる横穴式石室ですが、前室の一部と羨道部は崩壊しています。玄室は長さ2.6m、幅2.4m、高さが2.7mあり、奥壁に沿って石屋形が設けられています。前室は現存部分の長さ約1.6m、幅2.3m、高さが1.6mあり、左右側壁と玄門の前面に装飾模様が施されています。 永安寺西古墳は、東古墳の西約60mの同じ丘陵上に位置し、墳丘は直径約12m、高さ約4mの円墳です。永安寺東古墳同様、古い時期に開口されていて出土遺物は不明ですが、古墳時代後期の古墳で東古墳に後続するものと考えられます。内部主体は複室の横穴式石室で、玄室は長さ3.4m、幅2.8m、高さが3mあります。装飾模様は奥壁と両側壁の巨石にみられ、横線で区画した中に線刻した円文が上下3段並び、奥壁に15個、右側壁に16個、左側壁に12個みられます。
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青木磨崖梵字群
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
青木熊野座神社の境内西側の高さ約7mの崖面には、阿弥陀三尊や剣不動などの梵字13字が刻まれています。崖面の南側は崩れており、梵字の破片が展示してあります。青木磨崖梵字群がいつ頃刻まれたかは不明ですが、字体などから平安時代後半から鎌倉時代頃と考えられています。
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玉名郡倉跡推定地
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
平安時代に作成された歴史書の『日本三代実録』には、「玉名郡倉」と記載があり、玉名郡内から徴収した米を納めた倉庫と思われています。玉名市立願寺の丘陵上には礎石が散乱し、発掘調査で焼けた米などが出土しています。その周辺が玉名郡倉跡と推定され、現在も礎石が残っています。
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大坊古墳
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
菊池川と支流の繁根木川に挟まれた東西に伸びる丘陵部南端、玉名平野を一望できる位置にある装飾古墳です。古墳時代後期(6世紀前半)の前方後円墳で、内部は全長6mの横穴式石室で羨道・前室・玄室からなっており、内面には赤と群青色、三角形を上下からかみ合わせ、横5段6つの円を配した装飾が施されています。またこの古墳からは、金製耳飾り、大粒の真珠玉・金環などの装身具、その他武器類・馬具類・祭器類・工具類など多くの出土品があります。国指定重要史跡。
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石貫ナギノ横穴群、石貫穴観音横穴
熊本県 玉名・山鹿・菊池
- 史跡
繁根木川右岸、南北に細長い丘陵の東にナギノ横穴群、西に穴観音横穴があります。ナギノ横穴群が48基、穴観音横穴が5基確認されており、赤などで円文が描かれるなど装飾ある横穴として全国的にも有名で、両横穴群とも国の史跡に指定されています。
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