九州の図書館

都城市立図書館

宮崎県都城市にある1902年に開館した2階建ての市立図書館。本館のほかに、高城図書館(分館)と3つの分室を有する。蔵書数は約30万冊、うち開架図書は14万冊となっている。「おだやかな席」や「リビングのような席」など500席以上の座席があり、ゆったりとくつろぎながら読書を楽しむことができる。ギャラリーやプロジェクトスタジオなどを完備しており、市民が活動する場や表現する場としての役割も果たしている。

筑紫野市民図書館

福岡県筑紫野市にある図書館。本の貸出制限がなく、15日以内であれば自由に借りることができるという特徴を持ち、読書好きの人に親しまれている。定期的におはなし会が開催され、絵本や紙芝居の読み聞かせが行われている。

宮崎県立図書館

宮崎県立図書館は、宮崎市の宮崎県総合文化公園に位置する県立の図書館。82万冊を超す蔵書数を有する。貴重書庫には『佐土原藩島津家日記』や『嶠南文庫』といった古文書も2,000点近く保存している。２階建ての建物で、1階には閲覧室や児童図書室、郷土資料室、視聴覚資料室など、2階には特別展示室や地方史研究室、研修ホールなどがある。

熊本県立図書館

熊本県立図書館は、熊本市の水前寺江津湖公園の中にある県立の図書館。「くまもと文学・歴史館」を併設している。蔵書数は115万以上に上る。1階に子ども図書室や視聴覚室、授乳室など、2、3階に閲覧室やラウンジ、研修室、閉架書庫などがある。子ども図書室では「赤ちゃんおはなし会」や「土曜おはなし会」などを開催し、子どもたちが本に親しむ機会を設けている。

春日市民図書館

春日市の中央部にある市立の図書館。春日市ふれあい文化センターの建物内にあり、春日市ふれあい文化センター・総合スポーツセンターと共用の駐車場を利用できる。風と紫外線で図書の埃などを除去できる図書除菌機の設置や、JR春日駅に返却用ポストの設置があるのも便利。「福岡都市圏図書館等広域利用」に参加しており、春日市のほか福岡市など近隣16市町の合計17市町の住民であれば在住地域の図書館から図書館資料を借りることができる。

宮崎市立図書館

1994年に花山手地区の宮崎市福祉文化公園内で開館した宮崎市立の図書館。公園内で宮崎市民文化ホールや宮崎市総合保健福祉センターと隣接している。直方体と円柱を繋いだような特徴的なつくりの館内は地上2階建てで、1階に子ども図書館や赤ちゃんのための絵本コーナー、2階にAVコーナーや視聴覚ライブラリー、一般開架エリアから独立した読書室などを設ける。同市の佐土原町にも「宮崎市立佐土原図書館」を置く。

武雄市図書館

武雄市武雄町にある図書館。2013年にTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが図書館の指定管理者となり、館内1階に蔦屋書店とスターバックスコーヒーが入る民間に業務委託された図書館として当時全国的に話題となった。2017年には本館に隣接して「武雄市こども図書館」も完成。なお施設の正式な名称は「武雄市図書館・歴史資料館」であり、歴史資料の所蔵・展示機能も有する。

大分県立図書館

大分市にある県立の図書館。旧大分県立図書館が手狭になったことから1995年に現住所で移設開館したもので、移転後は九州の県立図書館で最大規模の蔵書数を誇り利用登録者数や個人貸出冊数でも例年全国の上位に入っている。現館・旧館ともに大分市出身の磯崎新による設計で、現館を含む複合文化施設「豊の国情報ライブラリー」は屋根の高いホール状のエントランスや100本の柱が整然と配置された大閲覧室などが特徴的。

福岡県立図書館

福岡市東区箱崎にある県立の図書館。同市の中央区天神で大正4年に開館したものを初代として、その後博多区の東公園、天神の須崎公園へと移ったのち現在建つものが4代目に当たる。いずれも地上5階建ての本館と別館からなり（本館は地階にレクチャールームと書庫も有する）、本館には青少年コーナーなどを備えた第1・第2閲覧室のほか、福岡県に関する図書や資料・古文書を揃えた「ふくおか資料室」を置く。別館には子ども図書館など。

熊本市立図書館

熊本県熊本市中央区にある市立の図書館。九州の県庁所在地にある市立図書館としては最も早く、1953年に開館した。何度か移転したのち1982年より現在の大江地区に置かれている「熊本市立図書館」が本館に当たり、ほかにも市立図書館として市内に図書館、公民館図書室あるいは移動図書館を複数もつ。本館内は一般と児童に分かれた閲覧室や郷土・参考資料室、視聴覚室や有償で貸出されるホールなどを備える。

福岡市総合図書館

福岡市早良区百道浜にある市立の図書館。市内に11ある分館を束ねる市立図書館の本館に当たり、博多埠頭にあった旧・福岡市民図書館の老朽化に伴い1996年に新たに開館した。図書資料・映像資料・文書資料の3つの部門を柱に掲げ、とりわけ「アジアのフィルムアーカイヴ」を目指して香港、台湾、インドなどアジア各地の映画ファイルの収蔵・保存に注力。館内併設の映像ホール・シネラでこれらを定期的に上映している。

小川図書館

人吉市図書館

佐々町立図書館

苅田町立図書館

豊前市立図書館

行橋市図書館

田川市立図書館

北九州市立中央図書館

荒尾市立図書館