南会津のエコツアー･自然体験

阿賀野川

福島県の荒海山に源を発する川。最上流部では「荒海川」と呼ばれたものが一級河川の「阿賀川」（大川）となり、山間部を北に会津盆地まで流れ、猪苗代湖から流下する日橋川、さらに只見川と合流し西へ新潟県に入る。渓谷部分で本流の一級河川「阿賀野川」へ名称を変え、越後平野に出て新潟市松浜で日本海に注いでいる。これらを総称する水系名として阿賀野川水系という。流域では遊覧船でのライン下りや渓谷鑑賞などを観光資源としている。

塔のへつり

100万年もの間にまるで塔のように削られた奇岩の連なる“塔のへつり”は、紅葉の名所にもなっている。10月中旬には白い岩肌にはえる紅葉が大川の流れをも染め、深々とえぐられた岩のアーチを巡って紅葉狩りが楽しめる。

尾瀬ヶ原

福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる日本を代表する高原地帯。群馬県側から向かう尾瀬ヶ原の湿原散策が定番だが、福島県側の尾瀬国立公園から向かうルートは本格ハイカーを唸らす山岳がそろい踏み。東北以北の最高峰にして尾瀬のシンボル「燧ヶ岳（ひうちがたけ）」をはじめ、天上の楽園と称される「会津駒ヶ岳（あいずこまがたけ）」はどちらも標高2000m越え。このほか山頂部に広大な湿原を有する「田代山（たしろやま）」も人気だ。

只見町観光まちづくり協会

会津駒ヶ岳

山頂付近は無数の池塘と、高山植物が広がります。駒の小屋に宿泊した人だけが見ることができる、満天の星空は感動的です。

駒ヶ岳山頂付近の湿原

大小の池塘のあるなだらかな湿原。ハクサンコザクラの群落が有名。（写真はワタスゲ）

上田代湿原

裏燧林道最大のなだらかな湿原で池塘が点在し，数多くの植物が群生している。夏期のキンコウカの群落がすばらしい。

尾瀬沼

燧岳，檜高山，皿伏山に囲まれた堰止湖。陸化過程にあり湿地帯には湿原植物が自生する。尾瀬探勝の基道。

モーカケの滝

檜枝岐川の上流，国道３５２号ブナ坂の駐車場から入る。国道ワキ徒歩２分

檜枝岐川

新緑と紅葉の桃源境，イワナの渓流釣りが楽しめる。

三条ノ滝

只見川本流にかかる壮大な滝で，平滑ノ滝と好対照をみせる。展望台も整備され冷味を満喫できる。

平滑ノ滝

只見川の一枚岩の川床を，ゆるやかに流下する幅７０ｍのナメ滝。赤田代の分岐点から約３０分。

窓明山

三ツ岩岳-窓明山に至るルートが拓かれた。幽寂な原生林，稜線上に点在する湿原と高山植物の群生，尾根からの会津の山々を始め日光・那須・只見の展望が最高。小豆温泉から４時間。

三ツ岩岳

三ツ岩岳の名前の由来は、頂上部にある三つの岩からきています。 標高2065m、地域で最も高い山であり、昔から信仰の山として知られ、美しいブナの原生林をはじめとした広葉樹の森が広がっています。小規模の湿原が点在し、高山植物が豊富に分布しています。山頂からは会津・日光・那須の山々が一望できます。※小豆温泉登山口コースは黒檜沢の水量が多い時は危険なため、通行不可です。

屏風岩

伊南川の急流が長い歳月をかけて形づくった奇岩、怪岩が天をつくようにそそり立ち、むきだしの白い岩肌は紅葉の季節にはさらに映え、迫力いっぱいです。遊歩道も整備されているので散策コースとしても楽しめます。

伊南川

尾瀬ケ原を、源流とし、南会津西部全域を通り只見町の中心部で只見川と合流する。ユイ、ハヤ、マス、アユが釣れる。

唐倉山

山は険しく、山腹に数本の石柱あり。修験者の修行の場で伝説の山。

宮床湿原

標高850ｍの湿原に珍しい高山植物が群生し、5月には水芭蕉、ザゼンソウが咲き乱れ、6月からワタスゲ、ニッコウキスゲなどが人知れず顔を出す。 7月〜8月にかけ「幻のトンボ」ハッチョウトンボが飛びかい植物群とたわむれるメルヘンチックな楽園。 周囲の散歩道はハイキングに最適。

会津朝日岳

上級者向け。山開きの時期には、春の花々や残雪がまだみられる。屏風のようにそそり立つ山頂稜線や山頂からの眺めが美しい。天気が良ければ360度のパノラマを見渡すことができる。

蒲生岳

中級者向け。 会津のマッターホルンと呼ばれる極端にとがった岩山。ふもとの集落が、登山者へ楽しんでほしいと山頂への道を開き整備を行っている。 ５月には、登山口周辺にカタクリの美しいじゅうたんが広がる。山頂からの展望もよく、春の新緑や秋の紅葉の季節には、美しい景色が広がる。