南薩・指宿のエコツアー･自然体験

川尻海岸

鹿児島県指宿市の開聞岳から長崎鼻に続く海岸。約3700年前の噴火によってできた活火山・開聞岳の山頂まで3kmほどの距離にあり、海岸近くに山がそびえる。火山活動によってできた黒い砂浜が特徴で、そこには微少ではあるがオリビン（ペリドット、カンラン石）と呼ばれる宝石が混じっている。隕石に近い成分で「絆の石」とも呼ばれ、夫婦愛、幸福、友愛などの意味を持つ。採取したオリビンは磨き、グリセリンにつけることで光り輝く。

魚見岳

鹿児島県指宿市にある標高215mの山。かつて山上から魚群を見つけて漁に出ていたことがその名の由来とされ、現在も山頂まで車で登ることができる展望スポットとなっている。山頂からは360度見渡せ、知林ヶ島や錦江湾、桜島、佐多岬を望むことができる。またその山容がハワイの名山・ダイヤモンドヘッドに似ていることから、指宿が「東洋のハワイ」と呼ばれる所以にもなっている。春には桜やツツジなどが咲くほか、夜景や満天の星空も人気。

開聞岳

日本百名山の一つにも数えられ、別名「薩摩富士」とも呼ばれている。コニーデの上にトロイデをのせた二重式火山。全山樹林で開聞さつきも咲く。登山にかかる時間の目安として，登りで３時間，下りで２時間３０分程度。

知林ヶ島

田良浜の沖合800ｍに浮かぶ周囲3kmの無人島。３〜10月の大潮・中潮の干潮時になると砂洲が現れ、大潮のときには歩いて渡ることができる不思議な島。平成２１年度には、環境省により砂浜から島内へ登る階段の設置、また、約２．５kmにわたる遊歩道や２ヵ所の展望台、休憩所等が整備されましたので、島内の散策や森林浴等を楽しむことができるようになりました。

池田湖

鹿児島県の薩摩半島にあり、大昔の火山活動によって生じた周囲約15ｋｍのカルデラ湖で九州最大の湖。湖の沖約１ｋｍ 付近には水面下約42m の湖底火山丘があるといわれ、大変珍しい。大ウナギは体長１ｍ以上で大ウナギの群せい地は市天然記念物に指定されている。

後藤鼻

眼下に沖秋目島、右手に天孫ニニギノミコト上陸海岸、左手に鑑真和上漂着海岸がある景勝地。

高橋海岸

南北４０ｋｍにおよぶ吹上浜の一部。

舟が崎

天孫ニニギノミコトが舟をつけられたところといわれ神話のふる里園地や小高い丘にはリアス式海岸展望所があり太古の自然が息づいている。

磯間嶽

薩摩半島の南西部にある。標高363mの磯間山の峯々はユニークな形をし、上部は集塊岩からなり、チョウセンギクなどの特殊な植物などが生育しているため、植物学者の間では有名な山です。

車岳

薩摩半島の南西端にあり泊浦に面する。

草野岳

秋目浦

リアス式海岸で沖秋目島を望む。鑑真上陸の地ともいわれ記念碑がたつ。

丸木浜

遠浅で白砂がつづく。東シナ海に沈む夕日が絶景。

坊岬

奇岩怪石の乱立するリアス式海岸の崖上の燈台と、水平線に浮ぶ島々の変化に富む景観はまことに雄大。

双剣石

坊浦にあり、安藤広重も描いたといわれる景勝地。（国の名勝）。

母ケ岳

麓川の右岸にある。

八瀬尾の滝

町の中心部から８ｋｍ程離れた山中にある大小数ヵ所からなる滝です。第一の滝の高さは約２５ｍもあり、深林老樹の間に落下して飛沫霧となるさまは壮観です。

天然橋

鹿児島県でただ一つの天然の石橋で、高さ２８０ｍの山の頂上にあり、橋の上からは町内を見渡すことができ、遠くには桜島も見えます。

君野権現洞穴

権現谷といわれる山の中に、間口２ｍ・高さ１．３ｍ・奥行４１．５ｍのほら穴があります。入り口よりも中が広がっているのは、原始人が手を加えたと考えられ、縄文時代の住居跡であるといわれています。鹿児島県指定文化財　天然記念物に指定されています。

蟹が地獄

河床の岩盤が流水の浸蝕作用により、でこぼこした地形を形成しています。「鬼の鏡」と呼ばれている場所は鬼たちが澄みきった水鏡で顔や姿を映しておしゃれをした所と言い伝えられています。