石川県のエコツアー･自然体験

医王山

天台密教の霊場であった。薬草木が多い。

尼御前岬

石川県加賀市美岬町にある岬。源義経が兄の頼朝に追われ奥州へ都落ちする際に同行していた従女・尼御前が、自身が旅路の足手まといになることを憂い身を投げたとする伝説が残る。付近には尼御前像も立つ。峠として突き出ている部分は淡緑灰色から灰白色を呈する軽石凝灰岩の台地で、海岸侵食を受けて独特な景観を創り出している。現在は遊歩道や芝生広場が整備されており、無料駐車場も完備。北陸自動車道尼御前SA下り線からも徒歩でアクセスできる。

加佐の岬

石川県加賀市橋立町にある岬。加佐の岬、加佐岬とも。周辺に広がる加賀海岸の中でも最も日本海に突き出した岬で、白亜塔形の灯台と海の青が美しくコントラストを描いている。日本三霊山と呼ばれる中部地方の白山・立山御嶽山・富士山の三山を地図上で一直線に結んだ先にたどり着くのがこの加佐の岬であることから、近年ではパワースポットとしても有名。釣り場としても人気がある。北陸自動車道片山津ICから車で9分。

獅子吼高原

石川県金沢市と同県白山市にまたがる高原の名称。管理施設としてはスカイ獅子吼とパーク獅子吼に分かれている。スカイ獅子吼には獅子吼高原スキー場が整備されており、スキーやスノーボードを楽しむことができる。また夏場にはパラグライダーなどのスカイスポーツを満喫することも可能。パーク獅子吼では地域の産業を大切したカフェや名産品の販売などが行われており、家族連れで一日楽しむことができる施設となっている。

舳倉島

石川県輪島市の沖合い約50kmの海に浮かぶ小さな島。島の周囲は約5km程度なので、歩いて1時間ほどで回れる。万葉集や今昔物語に登場するほど長い歴史を持ち、約2000年ほど前に起きた火山噴火による火成岩で形成されたという説もある。海女漁が盛んな島として知られ、アワビやサザエはこの土地の名産品となっている。バードウォッチングの聖地でもあり、ヤツガシラ・ユキホオジロなど300種類以上の渡鳥を観察できる絶好のスポット。

千里浜なぎさドライブウェイ

日本で唯一砂浜を車で走れる観光道路。全長約8km続く千里浜の砂は粒子が細かく、水を含むと砂が固く絞まり沈みにくくなるため、普通自動車でも問題なく走れる。壮大な海を横目に爽快感を味わいながらドライブを楽しめる。日没直前、空を真っ赤に染めながら水平線に沈んでいく夕日は圧巻の美しさ。運が良ければ、早朝は海面に立ち込める幻想的な朝靄を見られる。周辺観光も楽しむなら、レンタサイクルがおすすめ。

白山

石川県白山市と岐阜県大野郡白川村に跨る、標高2702mの活火山。富士山、立山と並んで、日本三名山のひとつに数えられている。石川県・岐阜県・福井県それぞれに登山口があり、ハイシーズンは多くの登山客で賑わう。別当出合からスタートして御前峰山頂を目指すルートが定番。道中には、木道が整備された「白山弥陀ヶ原」があり、美しい高山植物が一面に広がる。手付かずの自然が残る白山は、2016年にはユネスコエコパークに拡張登録された。

邑知潟

玉泉湖

小舞子海岸

羅漢山

長い年月にわたり凝灰岩の風化作用により、面積約1千平方メートルにわたり等身大の群立せる阿羅漢に似ていることから羅漢山と呼ばれ、地区の人たちの信仰対象物としてあがめられ現在に至る貴重なものであり、自然のなせる造化の妙を今にとどめている。

千畳敷

海沿いの道路から眺めることができる水深１ｍ足らずの浅瀬。かってここで海水が引いた時に、築石用の石材を採取したところで、採石された石は、家居の土台石・門柱・墓石などに利用された。潮位が低い時は、岩肌が露出する。

五色ケ浜

波穏やかな砂浜で、透明度が高く1日のうちに砂が5色に変わることからこの名前がついた。夏は海水浴場として多くの家族連れなどで賑わう。

赤崎海岸

青い波と対照的な赤茶色の岩礁を散りばめたような海岸。これは溶結凝灰石が長い年月にわたって内海の静かな波に浸食され、すいめんすれすれの岩盤地帯に姿を変えたもの。 海中公園にも指定されており、四季折々に素晴らしいコントラストを描き、訪れる人々の心をとらえる。 海岸線には「赤崎フィッシングブリッジ」があり、釣り客で賑わっている。

九十九湾

大小の入江からなるリアス海岸で日本百景の一つに数えられている。東西1km、南北1.5kmの小さな湾だが、海岸線は13kmに及び、屈折が多く、入り江が九十九を数えるとして九十九湾の名がある。 湾の中央には蓬莱島があり、鬱蒼としたスダジイに覆われ、松や桂樹が繁茂し、あたかも蓬莱の画図をみるようであると、この名がついている。箱庭のような海岸線美を楽しむ遊覧船が通っている。2020年春からは「イカの駅つくモール」がオープンし、観光施設の拠点が新たに誕生する。

真脇海岸

万畳敷と呼ばれる浅瀬が続く海岸美を見せている。

田ノ浦海岸

遠島山公園の東側に位置する海岸。中央に弁天島が浮かぶ。

琴ヶ浜（泣き砂の浜）

乾いた砂の上を歩くと「キュッ、キュッ」と音を出すことから、昔のおさよ重蔵の悲恋物語に結んで「泣き砂の浜」とも呼ばれています。きれいで固い石英の粒が擦れ合い、空気の作用で音が出ると言われています。

猿山岬

200〜300mの断崖・絶壁が続き，先端に灯台が立つ。猿山岬周辺は雪割草の群生地として有名。

銭塚

このあたりは奇石異岩が多く，銭を積み上げたように見えるので銭塚とよばれている。