越前の伝統工芸・和雑貨 スポット 5選
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越前打刃物
福井県 越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
日本古来の火づくり鍛造技術、手仕上げという工程を守り続けているのが越前打刃物です。約700年の歴史を持ち、刃物産地として全国で初めて国の伝統的工芸品の指定を受けました(昭和54年)。独特の「二枚広げ」や「廻し鋼着け」という技法を使い、切れ味鋭い包丁や刈込はさみ、鎌を作っています。 近年は新しいブランドづくりにも熱心で、デザイン性に優れたオリジナル製品を開発しています。
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越前箪笥
福井県 越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
江戸時代後期に技法が確立した越前箪笥。ケヤキやキリなどの無垢材を独自の指物技術によって組手加工し、鉄製の飾り金具や漆塗りで装飾した重厚なつくりが特徴です。 越前箪笥には、近郷の伝統工芸の技術が活かされています。まず飾り金具は越前打刃物。愛らしいハート型のくり抜きが施されていますが、これは「猪目(いのめ)」と呼ばれる日本古来の文様で、神社やお寺では比較的よく見かけるもの。但し、和箪笥の装飾意匠として用いられることは他の産地ではほとんどなく、越前箪笥の特徴となっています。また、独特の風合いと丈夫さをもたらす漆塗りは、越前漆器の技術です。 平成25年12月末に、新たに国の伝統的工芸品に指定されたばかりの越前箪笥ですが、その技術には越前打刃物や越前漆器の職人技が融合しているのです。
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越前和紙
福井県 越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
今から1500年ほど前、岡太川の上流に美しい姫が現れて「この地は清らかな水に恵まれているから紙漉きをして生計を立てよ」と、ねんごろに紙漉きの技を里人に教えたという。この教えを受けた人々は、この姫を「川上御前」とあがめ奉り岡太神社を建ててお祀りし、その教えに背くことなく紙漉きの技を伝えて今に至っています。 伝説が示すように越前和紙は、日本に紙が伝えられた4〜5世紀ごろには既にすぐれた紙を漉いていたことが正倉院の古文書にも示されており、最初は写経用紙を漉いていたようで、そののち公家武士階級が紙を大量に使いだすと紙漉きの技術、生産量も向上し、「越前奉書」など最高品質を誇る紙の産地として、幕府、領主の保護を受けて発展してきました。 明治新政府の「太政官金札用紙」が漉かれたのもこの地です。 さらには横山大観はじめ多くの芸術家などの強い支持を得て全国に越前和紙の名は知られています。 そのような長い歴史と伝統の中に育まれた越前和紙の里では、品質、種類、量ともに日本一の和紙産地として生産が続けられています。
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越前焼の館
福井県 越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
伝統技法による食器や酒器・茶器・花器だけでなく現代のライフスタイルを取り入れた新しい越前焼も販売しております。
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自然工房 与十郎(金継ぎ教室 体験工房)
福井県 越前
- 伝統工芸・和雑貨 その他
日本のこころ。越前で伝統工芸を体験しよう
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■伝統工芸とは?
伝統工芸とは、技術や原材料が100年以上にわたり受け継がれており、かつ、日常生活で使用されていて、職人による手工業であり、特定の地域において産業として成り立っている工芸のことです。そのような多くの条件をクリアした伝統工芸品にふれて、実際に作品を作ってみることで、その土地ならではの歴史や文化を感じられます。
■伝統工芸の種類
日本国内で伝統工芸品に指定されているものは、2015年現在で約222品目あります。伝統工芸は、日本全国のさまざまな地域に存在しますが、意外にも一番指定品目数が多いのは東京都。とくに江戸切子(えどきりこ)や江戸硝子(えどがらす)など、ガラスを用いた伝統工芸品は見た目の繊細な美しさから、女性や外国人にも人気です。その他にも、織物や染め物、木工品、陶器など、その土地の風土や人が育んだ、その土地ならではの工芸品があります。