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太良の伝統工芸・和雑貨 ランキング
太良の伝統工芸・和雑貨 スポット 4選
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鍋島更紗
佐賀県 太良
- 伝統工芸・和雑貨 その他
「更紗」とは、室町時代後期から江戸時代初期、南蛮貿易などによってインドやジャワなどから舶載された、異国情緒溢れる文様の染め布である。この影響を受けて我が国で制作されたものが「和更紗」である。 その中でも、独自の技法と様式で位置づけられる「鍋島更紗」は、佐賀鍋島藩の保護のもとで制作され、その製品は献上品として使われた格調高いものであった。しかし、明治の廃藩置県の後、継承者が途絶えたことで、大正初めにはいったん姿を消してしまった。 幸いにして、鍋島更紗の『秘伝書』や『見本』など、わずかではあるが貴重な資料が残されていた。故・鈴田照次は、それらをもとに技法の解明と復元に長年力を注ぎ、その成果を「木版摺更紗」として発表し、鍋島更紗の独自の技法を今日に甦らせた。 和更紗の技法は、大きく分類すると、手描きによるものと型紙を用いるものとがある。木版摺更紗と名づけられたこの技法は、文様の輪郭線等を木版(地型)による摺りで行うとともに、その木版に合わせて彫った型紙を用いて染料や顔料を刷毛摺し、さらに木版(上型)で線描き等を摺り出すという、木版摺と型紙摺を併用する独特のものである。 今日の木版摺更紗は、伝統的な技法を基にしながら、文様やその構成、色調等に創意工夫が加えられ、高度な芸術的表現を可能にする染色技法として高く評価される。 現在この製作者である鈴田滋人先生は「木版摺更紗」の人間国宝である。
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鹿島錦
佐賀県 太良
- 伝統工芸・和雑貨 その他
帯,帯締め,ハンドバッグなど。
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浮立面
佐賀県 太良
- 伝統工芸・和雑貨 その他
頭に被る鬼の顔をした面です。鹿島地方では豊作を祈ったり、豊作に感謝したり、あるいは雨乞いなど自然との関わり合いの中で、村むらで芸能を神に捧げてきました。これを浮立(フリュウ)といい、その中で鉦(カネ)を打ち、太鼓を叩き、踊りの時につける面を浮立面と呼びます。鹿島市は佐賀県で最も多くの浮立が伝承されており、佐賀県を代表する伝承芸能「面浮立」は鹿島市の各地区の秋祭り等で神社に奉納されます。市内には面師がいて、昔ながらのノミをふるっています。
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浅浦甚八
佐賀県 太良
- 伝統工芸・和雑貨 その他
鹿島市の浅浦地区には約300年前から伝わる竹の皮で作る「かぶり笠」の「浅浦甚八」があります。当時は夜も明けないうちから作らないと生産が間に合わないほど売れていたといいます。かつては農家の副業でしたが、今では女性や老人の仕事となってしまいました。竹を割って作る骨組みは長年の積み重ねと知恵によって無駄がないよう工夫されています。甚八笠には雨用(雨笠)と日よけ(日笠)があり、それぞれ笠の重さが違っています。今でも地元では農作業用や魚釣り用として愛用されています。地元には浅浦甚八保存会があり、市内の直売所等や祐徳稲荷神社の門前商店街などで販売されています。 ※2017年現在は原材料の不足等により製作休止。
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■伝統工芸とは?
伝統工芸とは、技術や原材料が100年以上にわたり受け継がれており、かつ、日常生活で使用されていて、職人による手工業であり、特定の地域において産業として成り立っている工芸のことです。そのような多くの条件をクリアした伝統工芸品にふれて、実際に作品を作ってみることで、その土地ならではの歴史や文化を感じられます。
■伝統工芸の種類
日本国内で伝統工芸品に指定されているものは、2015年現在で約222品目あります。伝統工芸は、日本全国のさまざまな地域に存在しますが、意外にも一番指定品目数が多いのは東京都。とくに江戸切子(えどきりこ)や江戸硝子(えどがらす)など、ガラスを用いた伝統工芸品は見た目の繊細な美しさから、女性や外国人にも人気です。その他にも、織物や染め物、木工品、陶器など、その土地の風土や人が育んだ、その土地ならではの工芸品があります。