青梅・奥多摩の山岳

倉戸山

東京都奥多摩町、奥多摩湖の湖畔近くにそびえる標高1169mの山。奥多摩湖の絶好の展望台となっており、距離的には短いものの湖面からの標高差600ｍの直登と急な下りがハードな登山道が敷かれている。山頂は広い原っぱでヤマザクラの大木が多数あり、都心から約一月遅れで花見が楽しめる。木々が生い茂るエリアには野生の猿も生息。山麓には鶴の湯温泉神社があるが、鶴の湯自体はダム建設に伴い湖底に沈んでいる。

本仁田山

標高1224ｍの山。別名を「本荷駄山」「奥多摩富士」とも。JR青梅線奥多摩駅のすぐ北側にそびえており、数多い奥多摩の山々の中でもアプローチが良いことから登山者に人気がある。複数の登山ルートがあるが、奥多摩駅から安寺沢沿いに林道を歩き、大休場尾根を登るコースが最短。登山道はガレ場が多く、急登の連続。山頂にはベンチがあり、晴れていれば富士山も眺めることも可能。北側にそびえる川苔山から瘤高山を経て縦走されることも多い。

日の出山

東京都青梅市御岳と東京都西多摩郡日の出町大字大久野に跨る、標高902メートルの山。積雪が少ないことや、関東平野の都心周辺まで見晴らす眺望から一年を通じて登山者が訪れる。西側に位置する御岳山から見て日の出る方向にあることからその名が付いたとする説も。元旦の初日の出を拝める都内屈指のスポットとしても有名。御岳山の山頂近くまでケーブルカーで上り、関東ふれあいの道を経て目指すのが初心者向け。

大岳山

大岳山は奥多摩三山の一つで、初心者から上級者までレベルに合わせた登山コースがある。奥多摩山域に位置し、標高は1,266.5m。日本二百名山や花の百名山にもなっていて、山頂からの眺めはまさに格別。天気の良い日には富士山を望むこともできる。頂上直下は短いものの急な岩場登りがあるので、登山の際には注意が必要。ケーブルカーで頂上近くまで行く方法もある。駅にあるロッカーに荷物を預けることも可能。

川苔山

埼玉県と東京都の県境に位置する標高1,363mの山。都心からのアクセスが良いことから、日帰り登山を楽しめるスポットとなっている。複数あるコースの中でも特に人気なのが、奥多摩エリアでもっとも有名な落差約30ｍの滝「百尋ノ滝」を見られるコース（川乗橋から百尋ノ滝を経由して鳩ノ巣駅へ下山）。美しい滝が登山の疲れを吹き飛ばしてくれる。例年1月下旬から2月上旬にかけて、巨大な氷瀑を見られることもある。

御岳山

東京都青梅市の奥多摩にそびえる山。標高は、929m。古くから山岳信仰の対象として崇められてきた。都心からもアクセス良好な場所にあり、アーバンアウトドアブーム、登山ブームによって近年、人気沸騰中のエリアだ。御岳山登山は徒歩だと約90分かかるが、ケーブルカーなら御岳山駅まで約6分。気軽に山頂へたどり着ける。山頂には、武蔵御嶽神社が鎮座しているほか、関東平野を一望できる長尾平、七代の滝（ななよのたき）など見どころ多数。

日の出山

山頂からの展望は素晴らしく、都心はもちろん関東平野全体を一望できるほか御岳山の神社も眺望できる。初日の出のスポットとしても人気。春には山頂付近にツツジが咲き乱れる。山頂直下には、都心から一番近い山小屋の東雲山荘がある。 日の出山の会ホームページも参照ください

御前山

大岳山と三頭山にはさまれ、奥多摩湖の南東にどっしりとした山容を横たえている。雑木とカヤトを配した見晴らしの良い尾根が四方にのび、多くの登山コースがあって人気の山である。周辺にはカタクリの自生地があり、４月中・下旬には花をつける。奥多摩三山といわれる大岳山と三頭山をつなぐ縦走路も良い。

雲取山

東京都の最高峰。奥秩父の山々の好展望地として親しまれている。登山道は複数ある。健脚向き。

三頭山

三峰の頂をもつ秋川源流の山。

御前山

カタクリをはじめ、花の山と言われている。

戸倉三山

戸倉三山とは、盆堀川を取り囲むように位置する臼杵山（うすきやま）、市道山（いちみちやま）、刈寄山（かりよせやま）の総称です。本格的な登山をしたい方にお勧めです。

城山

戸倉地区にそびえる城山（しろやま）は、かつて戦国時代、上杉氏の庶流で、武州一揆の所要構成員であったと伝わる「戸倉城」があった由緒ある場所です。頂上からは、都心部までも見渡すことができます。

馬頭刈山

関東富士見百景にも選ばれている馬頭刈山の山頂からは、秀麗な富士のほか、奥多摩や丹沢などの峰々を望むことができます。

惣岳山

岩茸石山

高水山から徒歩35分で行くハイキングコ-ス。

高水山

惣岳山、岩茸石山をあわせて高水三山と称し、御岳渓谷を眼下に眺める身近なハイキングコ-ス。