宮崎県の河川景観

大淀川

県下最大の川。市内の川岸は橘公園でホテルが並ぶ。

那智の滝

宮崎県延岡市にある高さ20ｍの滝。717年、行基菩薩が東海寺の奥の院として建立したといわれる如意輪寺の境内にある。市街地からほど近く、水量は少ないが迫力があり、宮崎県の名勝にも指定されている。春には桜・梅、夏には新緑、秋にはもみじと四季折々の花が美しい。JR延岡駅から車で約25分。見学所要時間は約60分。

見立渓谷

宮崎県日之影町の見立地区にある渓谷。五ヶ瀬川支流・日之影川の上流部に位置する。奇岩の間を清流が流れるその渓流美で知られ、新緑や紅葉と美しく入り混じる。特に紅葉の名所として著名であり、11月に行われる「見立渓谷紅葉まつり」には谷の屈曲に沿って紅色に染まる絶景を見に県内外から多くの観光客が訪れる。川はヤマメやアユの釣り所としても知られ、フライ・フィッシングやルアーなども楽しめる。

高千穂峡

阿蘇の熔岩が浸蝕されてできた峡谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が7kmも続いている。峡谷には、日本の滝百選に選ばれている真名井の滝などがあり、新緑と紅葉の頃は特に美しい。貸ボートもあり、ボートから見上げる景観も素晴らしいものです。

天安河原

天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いに約10分歩くと見えてくる奥行き30mほどの大洞窟。天岩戸に隠れた天照大神（アマテラスオオミカミ）を呼び戻すため、八百万（やおよろず）の神が集まり話し合いを行った場所として日本神話に登場する。八百万の神が祀られる日本有数のパワースポットとして有名。河原周辺には祈願を願う参拝客が積み上げた無数の積み石があり、静けさと幻想的な雰囲気が漂う。願い事をしながら石を積み上げることで願いが叶うという言い伝えがある。

真名井の滝

阿蘇の溶岩が流れ、浸食されて生まれたＶ字型の渓谷にかかる滝です。 高千穂峡は、昭和9年11月20日名勝・天然記念物に指定されています。 滝のライトアップもあり、午後10時まで楽しめます。 滝の周辺には、釣り堀や淡水魚水族館もあります。

土々呂観音滝

約8mと7mの高さから、2段にわたる二つの滝が競いあうように流れ落ちます。滝壷までは遊歩道が整備されています。

銀水の滝(白水の滝)

樹齢800年以上の原生林に囲まれ，県指定自然環境保全地域になっている。銀水神社の神体、白水さんにまつわる伝説がある。

大井蛇淵の滝

祝子川渓谷

祖母傾国定公園の東入口。美人の神コノハナサクヤヒメが海幸彦、山幸彦を生んだとき産湯に使った川として伝承があり、花崗岩の岩肌を清流が走り奇岩絶壁と広葉・針葉の原生林は魅力にあふれる。

御手洗渓谷

花崗岩の甌穴が珍らしく、新緑、紅葉を求める人が多い。

二段滝

火口岩質の岩肌と紅葉が調和した景観のよいところで，いたる所でおう穴がみられる。

鹿川渓谷

大崩山塊を源とする網ノ瀬川上流。浸蝕された花崗岩が自然の芸術を造る。新緑、紅葉によい。

雄滝

北郷小原地区にある松ヶ下もみじ林道の入り口付近にある滝です。秋の紅葉シーズンの行楽にピッタリで、冬には結氷の花を咲かせます。

舟方轟

　舟方轟は新生代古第３期地層からなる四万十累層群（１億３千万年〜７千万年前）と言われ、地向斜性堆積物でできた砂岩と頁岩砂岩互層の断層が急流によって侵食形成されたものと推定されています。 　山つつじや紅葉が季節によって水面飾り、国道３８８号線沿いにあるこの景勝地は、道行く人々の目を楽しませます。

おせりの滝

　おせりの滝は、国道３２７号線沿いの小原橋を過ぎ(約１００メートル)、左折して約１キロメートルの地点にあり、高さ約７０メートルの懸崖から三段に落下する滝の景観は、まさに壮絶無類の感があります。　 　幾多の伝説を秘めるこの滝は、両岸の原生樹林と調和し、四季の変化に富み、秀れた景観を形成しています。

観音滝

美郷町西郷地区上野原の南西に、「尖山」と言うその名のとおり山頂の尖った山が見られます。 　この尖山の北側麓に、高さ約３０メートルの滝があり、その滝の周りに『三十三観音』が祭られています。 　滝を一巡し参道筋の観音像を拝観すると凝灰岩の舟型光背に浮彫りされた、像高五十ニセンチから七十センチの石像が見事に建立されています。

五ヶ瀬渓谷

七ツ山川

耳川支流であり、鮎やヤマメなどを狙う釣り客が県外からも多数訪れる。周辺にはもみじや岩つつじ、山桜、藤など季節の花々が鮮やかな景観を見せてくれる。紅葉の季節の渓谷美も一見の価値あり！

柳原川

耳川の支流であり、上流ではヤマメや鮎などを狙う釣り客が多数訪れる。また、６月になるとホタルの幻想的な光が周囲の木々と重なり、初夏のクリスマスツリーのような鮮やかさを見せてくれる。