静岡県の海岸景観

今井浜海岸

白砂青松の浜で「伊豆舞子の浜」と呼ばれている

三保松原

静岡県静岡市の景勝地、三保松原。7kmの海岸とおよそ3000本の松が有名で、これらと富士山や伊豆半島の眺望が合わさった景色は日本新三景に選ばれている。かつて天女が羽衣をかけたと言い伝えられる「羽衣の松」が有名。松並木でできた500mの神の道や、その先にある御穂神社など多数のパワースポットが存在する。神の道の松は夜間にライトアップも人気。また10月の末には能楽師による薪能が行われる。JR清水駅からバスで25分。

大崩海岸

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東海の親不知と呼ばれる奇勝で県十景の一つ。

弁天島海浜公園

弁天島温泉街の目の前に広がる遠浅で波の静かな弁天島南岸は、海水浴ができる海浜公園として整備されているレジャースポット。園内には高さ18メートルの大鳥居の舞阪町観光シンボルタワーがあり、春は潮干狩、夏は海水浴や釣りが楽しめます。

爪木崎

爪木崎は静岡県の須崎半島の先端にある岬である。白亜の灯台から青く澄んだ海を含む綺麗なロケーションを眺めることができ、撮影スポットとして有名。西側の海岸には「俵磯」と呼ばれる柱状の岩が整然と積み重なった景色が一面に広がっており、この柱のような岩は「柱状節理」と呼ばれ、自然の壮大さを感じさせる。冬の12月から1月頃には300万本もの水仙が咲き乱れ、この時期には水仙まつりが行われ演奏や郷土料理が振舞われる。

中田島砂丘

浜松市の遠州灘沿岸部に位置する砂丘。南北約0.6km・東西約4kmに延びる横長の形状が特徴的。天竜川上流から運ばれた砂によって形成された。冬の季節風の影響で遠州地方に吹く強い風「遠州のからっ風」によって作られる美しい風紋が有名。夕陽の絶景スポットとしても知られ、水平線に沈む真っ赤な夕陽は癒しを与えてくれる。絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの産卵地にもなっており、孵化した子ガメを海へ放流する体験も実施している。

田子の浦

静岡県富士市前田にある港。富士市の中心より少し東、JR吉原駅近くに位置する。周辺は日本製紙、王子製紙、三島製紙など製紙工場が多く立つほか、南側には石油埠頭も置かれている。特産品として「田子の浦しらす」があり、漁協食堂などで生しらすを使った丼が味わえる。古くは万葉集にも「田子の浦」を含む歌が数首収められているが、これは同じ静岡県富士市の富士川以西から静岡市清水区までの駿河湾西沿岸一帯を指す別の地点とされる。

御浜岬

西伊豆エリアの北部、沼津市戸田に位置する御浜岬。駿河湾の海流に運ばれた土砂が湾の入り口部分に帯状に堆積してつくられた、砂嘴と呼ばれる鳥のくちばしのような地形をしている。岬は駿河湾と戸田港を隔てる形で伸び、港から見て手前側は砂地となっているため夏季は海水浴客でにぎわう。岬の付け根に立つ健康の森展望台から岬の全景と、その奥に富士山を望むことができる。沼津港から船で30分。

千本浜

沼津の海水浴場の中でも、市街地から最も近い場所にあるビーチ。東海道随一の景勝地「千本松原」の前に広がる300mの海水浴場は、夕景の美しさから「白砂青松100選」に選ばれている。広い駐車場があり、県外からも多くの方が訪れる。砂利浜で急に深くなっているところがあるため、遊泳の際は注意が必要。千本松原越しには富士山山頂が見えるほか、近くの千本浜公園ではこの地を愛した文人たちの記念碑を見ることができる。

大瀬崎

大瀬崎は静岡県沼津市にある岬。別名を琵琶島という。琵琶島の先端には神池とよばれる淡水の池があり、多数の鯉が泳いでいる。大瀬崎の一帯にはヒノキ科の常緑針葉樹であるビャクシンの群生地があるが、自然群生地としては日本最北端で国の天然記念物に指定された。また、駿河湾に突き出た岬にある大瀬神社は海の守護神として知られ、昔から駿河湾漁民たちの信仰を集めた。神社に納められた多数の絵馬が人々の暮らしぶりを伝える。

弓ヶ浜

伊豆半島にある人気観光スポット。南伊豆で最も南に位置しており、名前の通り弓なりの美しい海岸線が1km続いている。「日本快水浴場100選」や「日本の渚100選」や「日本の白砂青松100選」に選ばれており、日本でも屈指の美しいビーチとして有名である。弓ヶ浜の海は透明度が高く、遠浅で波が穏やかなことが特徴。そのため小さな子どもでも安心して遊ぶことができる。初夏には海亀が産卵しにやって来ることもある。

三保の松原

静岡市清水区にある三保半島。その沿岸から約5kmにわたって続く松林が三保松原である。羽衣伝説の舞台としても有名で、2013年6月には世界文化遺産に登録された。常世神（トコヨノカミ）の通り道として知られるパワースポット「神の道」が近くにあり、周辺散策を楽しめる。2019年には、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」がオープン。三保松原の文化や芸術に触れられるほか、三保松原の魅力を発信するさまざまなイベントを開催している。

城ケ崎海岸

伊豆半島の東岸に位置する海岸で、伊東市を代表する観光スポットのひとつ。約4000年前、大室山が噴火した際に流れ出た溶岩によって海岸が形成された。中でも全長48mの「門脇つり橋」は有数の絶景スポット。「門脇埼灯台」からは伊豆七島や天城連山を望む景色を見られる。海岸の魅力を堪能したいなら「ピクニカルコース」と「自然研究路」を散策するのがおすすめ。全長約9kmの海岸沿いの遊歩道で、壮大な景色を眺めつつ自然を散策できる約2時間のコースだ。

川尻・住吉海岸

遠く伊豆半島・御前崎を望む雄大な景観。釣りによい。

瀬浜海岸

干潮時には三四郎島まで「海の道」ができ、歩いて渡ることができ、潮干狩りに最適。（天然記念物）。この現象は「トンボロ現象」と呼ばれ、世界でも数少ない現象。（トンボロ現象が起こる時間等については西伊豆町役場HPの潮見表を要確認）

堂ケ島

伊豆八景の一つ。壮大な断崖や老樹の茂る小島のおりなす海岸美は西伊豆第一。天窓洞は国の天然記念物に指定されています。島の中が洞窟になっており、その天井にあいた穴から差し込む光の美しさはとても幻想的。その景観を遊覧船で味わうこともできる。2018年４月に世界認定された伊豆半島ジオパークの代表的なジオサイトを陸から、海から楽しむことができる。

浮島海岸

砂浜半分・磯半分で波は多少荒いが磯遊びによく、景観に優れている。2018年４月に世界認定された伊豆半島ジオパークならではの自然の造形を見ることができる。真ん中に穴が開いている海に突き出した岩を三ツ足と呼んでいる。

安良里港

巾着型の良港でかつては遠洋漁業の基地となっていましたが、現在はサンマ船１隻となっています。

黄金崎

海岸に突き出た岬で朱色の岩肌・松の緑・コバルト色の海が特異な景色を作っている。富士の眺めもよい。岬の先端が馬の形をしていることから、「馬ロック」の愛称で呼ばれている。売店には富士山を模した巨大かき氷が販売されている。2018年４月に世界認定された伊豆半島ジオパークを代表する景色を味わえる。

宇久須港

西伊豆町の北端の港。釣りのスポットとしても有名です。