東海の海岸景観

大王崎

昔から多くの絵かきが訪れる大王崎。断崖に立つ白亜の灯台や古くからの漁村の街並、狭い石畳の坂道など、絶好の画材を提供している。この美しい風景を数多くの人に知っていただこうと平成8年に「絵かきの町・大王」を宣言した。

七里御浜

青い松を中心とした防風林ときれいな砂利浜が続くなだらかな海岸線。平成8年には日本の渚百選にも選ばれる。御浜小石が色とりどりで美しい。

御殿場海岸

広大な白砂青松の波静かな海岸。遠浅で潮干狩や海水浴で賑わう。

千代崎海岸

夏場は三重県で最も北に位置する海水浴場である，千代崎海水浴場が開設される。

今井浜海岸

白砂青松の浜で「伊豆舞子の浜」と呼ばれている

三保松原

静岡県静岡市の景勝地、三保松原。7kmの海岸とおよそ3000本の松が有名で、これらと富士山や伊豆半島の眺望が合わさった景色は日本新三景に選ばれている。かつて天女が羽衣をかけたと言い伝えられる「羽衣の松」が有名。松並木でできた500mの神の道や、その先にある御穂神社など多数のパワースポットが存在する。神の道の松は夜間にライトアップも人気。また10月の末には能楽師による薪能が行われる。JR清水駅からバスで25分。

羽豆岬

愛知県南知多町にある岬で、知多半島の最南端に位置する。全長800ｍのウバメガシ遊歩道の中に羽豆神社と展望台があり、日間賀島や篠島、三河湾、伊勢湾を見渡すことができる。羽豆神社は歴史ロマンあふれるパワースポットとして知られ、海を見通す3つの鳥居は必見。観光船乗り場の南西には、天然記念物に指定されているウバメガシを主とする暖地性常緑樹からなる小高い原生林があり、付近の山地の植物群とは違った景観を見せている。

大崩海岸

口コミ1件

東海の親不知と呼ばれる奇勝で県十景の一つ。

高松海岸

川越町の朝明川河口付近にある海岸。三重県内では最北の砂浜であると同時に北勢地域で唯一干潟が残る自然海岸で、遠浅の干潟には春から秋にハマシギやシギチドリ、冬にはミヤコドリやカモメ、カモ類など多くの野鳥が飛来する。近隣にコンビナートや発電所などが立ち並ぶ風景のコントラストも特徴的。県内有数の潮干狩りスポットとしても知られ、シーズンにはアサリやアケミ貝を求めて多くの潮干狩り客が訪れる。

名港トリトン

名港トリトンとは、名古屋港をまたぐ伊勢湾岸自動車道の3つの斜張橋（名港東大橋、名港中央大橋、名港西大橋）の愛称。斜張橋としては世界的な規模で、その美しいフォルムから遊覧船の観光コースともなっている。橋を支える主塔は青・白・赤の3色で塗装されている。夜はそれぞれの橋がライトアップされ、昼間とは違う姿を見せてくれる。ライトアップの色は季節によって緑、青、黄緑、赤と変化する。

弁天島海浜公園

弁天島温泉街の目の前に広がる遠浅で波の静かな弁天島南岸は、海水浴ができる海浜公園として整備されているレジャースポット。園内には高さ18メートルの大鳥居の舞阪町観光シンボルタワーがあり、春は潮干狩、夏は海水浴や釣りが楽しめます。

英虞湾

三重県志摩市の湾。伊勢志摩国立公園の一部で、複雑なリアス式海岸が織りなす景観美が魅力だ。湾内では真珠の養殖が行われており、一大産地として有名。湾内をクルージングできるツアーでは、大小60ほどある島々を眺められる。とくに夕日に照らされるシルエットが美しい。夏の夜には、海ほたるがキラキラ輝く様子も観察できる。湾を一望したいなら、標高140mの「横山展望台」がおすすめ。展望デッキのほか、遊歩道もあり、ハイキングやトレッキングにも最適だ。

爪木崎

爪木崎は静岡県の須崎半島の先端にある岬である。白亜の灯台から青く澄んだ海を含む綺麗なロケーションを眺めることができ、撮影スポットとして有名。西側の海岸には「俵磯」と呼ばれる柱状の岩が整然と積み重なった景色が一面に広がっており、この柱のような岩は「柱状節理」と呼ばれ、自然の壮大さを感じさせる。冬の12月から1月頃には300万本もの水仙が咲き乱れ、この時期には水仙まつりが行われ演奏や郷土料理が振舞われる。

伊勢志摩スカイライン

三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ全長16.3kmの観光道路。真っ赤なポストと青空のコントラストが絵になる山頂広場の「天空のポスト」や、足湯に浸かりながら伊勢湾の絶景に癒される「展望足湯」など、思わず立ち寄りたくなる観光スポットが盛りだくさん。腹ごしらえをするなら「朝熊茶屋」がおすすめ。名物・天空ソフトクリームや磯辺揚げが入った志摩うどんは絶品。夕焼けや夜景を一望できる「一宇田展望台」は、カップルに人気のデートスポットとなっている。

中田島砂丘

浜松市の遠州灘沿岸部に位置する砂丘。南北約0.6km・東西約4kmに延びる横長の形状が特徴的。天竜川上流から運ばれた砂によって形成された。冬の季節風の影響で遠州地方に吹く強い風「遠州のからっ風」によって作られる美しい風紋が有名。夕陽の絶景スポットとしても知られ、水平線に沈む真っ赤な夕陽は癒しを与えてくれる。絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの産卵地にもなっており、孵化した子ガメを海へ放流する体験も実施している。

内海

知多半島随一の海水浴場として有名。

田子の浦

静岡県富士市前田にある港。富士市の中心より少し東、JR吉原駅近くに位置する。周辺は日本製紙、王子製紙、三島製紙など製紙工場が多く立つほか、南側には石油埠頭も置かれている。特産品として「田子の浦しらす」があり、漁協食堂などで生しらすを使った丼が味わえる。古くは万葉集にも「田子の浦」を含む歌が数首収められているが、これは同じ静岡県富士市の富士川以西から静岡市清水区までの駿河湾西沿岸一帯を指す別の地点とされる。

伊良湖岬

愛知県田原市の渥美半島先端にある岬。「日本の灯台50選」に選ばれた伊良湖岬が突端に立ち、岬のシンボルになっている。灯台からは遊歩道が続いており、太平洋から伊勢湾、三河湾までを一望できる。付近は航海の難所としても有名な地点である一方、大型船舶が100隻以上往来する海上の要衝でもある。磯釣りの好スポットとしても知られる。三島由紀夫の『潮騒』の舞台になった神島（三重県鳥羽市）とを結ぶ観光船も巡航している。

佐久島

知多半島と渥美半島に挟まれた三河湾のほぼ中央に位置する離島。行政上は愛知県西尾市に属し、西尾市本土の一色港から佐久島西港まで高速船で20分ほど。人口200人余りが生活する有人島で、島内には小・中学校や市営の診療所、警察駐在所を有する。1996年からアートによる島おこしが行われており、人気を集めている。アート作品をたどりながら島を巡る「アート・ピクニック」が提唱されているほか、アートイベントも随時開催されている。

御浜岬

西伊豆エリアの北部、沼津市戸田に位置する御浜岬。駿河湾の海流に運ばれた土砂が湾の入り口部分に帯状に堆積してつくられた、砂嘴と呼ばれる鳥のくちばしのような地形をしている。岬は駿河湾と戸田港を隔てる形で伸び、港から見て手前側は砂地となっているため夏季は海水浴客でにぎわう。岬の付け根に立つ健康の森展望台から岬の全景と、その奥に富士山を望むことができる。沼津港から船で30分。