埼玉県の郷土芸能 スポット 20選
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日進餅つき踊り
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
江戸時代に中山道の伝馬役夫に出た若者たちが、通行の大名や武士の宿で旅の慰安と接待を兼ねて餅つきしたものが、芸能化したものと伝えられています。 現在は毎年1月1日に奉納されており、つきあがった餅は参拝者に振る舞われ、この餅を1個食べると2年間長生きし、1年間健康で過ごせるとも言い伝えられています。(振る舞い餅には配布される整理券が必要です)
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南大塚の餅つき踊り(西福寺)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
元々は11月15日、裕福な家の帯とき祝い(七五三)に呼ばれて搗いたという。セッタイモチとも、また、西福寺から隣りの菅原神社まで臼に綱をつけて曳きながら搗く場面もあるので、ヒキズリモチともいう。万作踊りとの関係が深い祝福の行事である。
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老袋の万作(下老袋氷川神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
4月第二日曜日、老袋氷川神社の春祈祷の日に、境内に舞台を掛けて行われる。明治25年頃、出丸中郷(現川島町)の紺屋のマッツァンから習ったのが始まりと伝えられ、村の祭りに参加したり、新築の農家などに招かれて踊ったという。万作踊りから万作芝居も演じられている。
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石原の獅子舞(観音寺)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
以前は4月8日に行われていたが、現在は4月の第3土・日に行われる。(但し、本祭の年、翌年は陰祭で第三日曜日のみ)慶長12年(1607年)に始められたと伝えられ、寛永11年(1634年)に一時中断したが、宝永6年(1709年)太田ヶ谷(現鶴ヶ島市)に倣って復活した。獅子は、先獅子・中獅子・後獅子で成人男性が演じる。山の神は少年で、4人のササラッコは少女が務める。舞は十二切と呼ばれ、12の場面に分けられる。
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南田島の足踊り(南田島氷川神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
南田島氷川神社の4月14日の春祈祷、7月14日の天王様、10月14日のオヒマチに奉納され、川越氷川祭でも演じられることがある。人形を操る人が仰向けに寝て、腰に座布団を当て、足先にオカメとヒョットコの面をつけ手演じる。演者は両手両足を高く上げ続け、かなりの体力が必要である。
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石田の獅子舞(藤宮神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
大獅子・小獅子・女獅子の3頭の獅子と、山の神(ハイオイ)1人、ササラッコ4人、提灯持ちとホラ貝吹き、それに笛方と歌方が数名加わる。獅子と山の神は成人男性、ササラッコか女子である。むしろの上に麦や米を広げて干すように、腰を低くかがめて荒々しく舞うことから「干しもん獅子」とも呼ばれる。舞の途中に「誉め言葉」と「返し言葉」のやりとりがあるのが特徴である。
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筒がゆの神事(藤宮神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
昔は1月15日午前0時、真夜中に行われ、神職以外は見ることが出来なかったが、現在は1月15日の早朝に行われる。境内にかまどを置いて小豆粥を作り、その年の作柄と天気を占うもの。神事が終わった後は、小豆粥が振舞われるが、食べると虫歯にならないと言われている。
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芳地戸のふせぎ(尾崎神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
享保6年に疫病が流行したことから始まったと言われる、悪魔払いの行事である。社殿でふせぎの祈祷が行われ、神輿の行列が村を回る。
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川越祭りばやし(中台囃子連中)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
川越地方の祭り囃子は、「王蔵流」「芝金杉流」「堤崎流」の三流派に大別される。中台の祭り囃子は、王蔵流に属する。川越氷川祭や、地元八雲神社の祭礼に囃子を奉納している。
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老袋の弓取式(下老袋氷川神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
毎年2月11日に下老袋の氷川神社境内で行われる行事である。小学生までの男の子が「ユミトリッコ」として選ばれるが、実際は地区総代が代理として弓を射る。的に向かって3本ずつ3回射るのだが、的の白い部分と黒い部分に当たった矢の本数を数えて、白が多いと晴天が多く、黒が多いと雨が多いという。全ての矢を射終わると、地元の人たちが矢や的を奪い合い、持ち帰ることが出来ると子供が丈夫に育つと言われている。また、境内で甘酒と豆腐田楽が振舞われ、こちらもご相伴に預かると一年間健康に過ごせると言われている。
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中福の神楽(中福稲荷神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
入間・北足立・多摩地方には、東京都府中市の大国魂神社の宮司が始めたと伝えられる、相模流神楽が伝承されている。中福の神楽はこの相模流に属し、根岸家が代々元締をつとめている。神楽は、神社の祭りなどに招かれると、出方と称して、親戚や近在の人を頼んで一座を組む。現在は、地元の中福稲荷神社の春祈祷(4月19日)を始め、増形白山神社(4月20日・7月14日・10月17日)、藤間諏訪神社(4月27日・8月27日)、下赤坂八幡神社(9月15日)、川越氷川神社(10月15日)、東村山市野口八坂神社(7月15日に近い日曜日)などに頼まれると、神楽を奉納している。
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まんぐり(八咫神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
まず、上寺山公民館で、ボンテンと辻札が作られ、八咫神社で祈願をする。その後しめ縄をかけた青竹を先頭に、ホラ貝・ボンテン・辻札を持った人が続き、村をまわる。村境の4ヶ所には辻札を立て、村境の入間川では川に入って皆でボンテンに水をかける。その後は八咫神社境内にある石尊さまに運び、前年のボンテンと取り替える。大山信仰の影響を受けた夏の祓えの行事である。
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鯨井の万作(鯨井八坂神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
7月15日前後の日曜日、天王様の行事に演じられる。大きな獅子頭が若者たちに担がれて神社を出発すると、村回りの途中何度か休憩を取りながら、休憩する家の庭先などで万作踊りが演じられる。踊りは、太鼓と笛、鉦の音に合わせて、「そうだあよそうだよヨホホイ 今年は世が良い豊年年だからヨホホイ穂に穂が重なり枡はまたいらぬでヨホホイ…」と歌い、それに合わせて「下妻手踊り」が踊られる。横一列に並び、老若男女幼い子供たちまで揃って勇壮に踊る。
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下小坂の獅子舞(白鬚神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
7月15日前後の日曜日に行われる、白鬚神社境内に祀られている天王様の行事である。獅子は、大獅子・中獅子・小獅子の3頭で舞手をシシクルイッコという。その外仲立ち1人、ササラッコ4人の他、棒使い2人がおり、全て少年が演じる。自治会館から「道くだり」の笛にのって白髭神社に向かう。参道では笛の音が「唐人くだり」の曲に変わり、境内に入る。最初に棒使いによる棒術が演じられた後、獅子が舞い始める。舞が終わると、参加者が境内を巡って「千秋楽」の言葉を唱え、手締めをして終わる。
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福田の獅子舞(赤城神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
天王様の行事で、7月24日前後の土日に行われる。まず土曜日の夜はソロエといって一庭舞い、日曜日の本番の日には、「四方固め」といって神職と獅子一行が地区を廻り、地区境にフセギ札を立てる。村回りのあと赤城神社で何度か舞う。獅子は、先獅子(雄)・中獅子(雌)・後獅子(雄)で、先獅子と中獅子は300年程前に入間川を流れてきたという伝承がある。獅子とハイオイを舞うのは中学生の男子で、その外ササラッコは女子が演じている。現在、横笛の奏者が少なくなってきたところから、保存会の会員で音楽の先生であった小高勝次氏が採譜し、小学生による縦笛演奏を養成するなど伝承に努めている。また、2日目の最後の舞は、熟練の青年が横笛の音に合わせて舞う。
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上寺山の獅子舞(八咫神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
公民館(昔はシシトモと呼ばれた時田家)を出発し、八咫神社に向かう。獅子は大獅子・女獅子・中獅子で、山の神と共に男子が演じ、ササラッコは女子である。獅子舞の起源は伝わっていないが、秋元侯が川越藩主だった頃、竹姫という姫君の眼病平癒のために21日間獅子舞を奉納し祈願したところ、たちどころに姫の眼病が直った功績により、葵の御紋の入った麻幕を下賜されたという伝承が残されている。
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ほろ祭(古尾谷八幡神社)
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
以前は9月15日の行事であったが、現在は敬老の日の前日の日曜日に行われる。 ホロカケマツリとも呼ばれる。 ホロは、薄桃色の紙花の付いた竹ひごを36本束ねて、背負いかごに上から差し込み、その竹ひごを反らせて糸で固定したものである。 これを背負うホロショイッコは、古谷本郷の上組と下組から2人ずつ選ばれた小学生の男子である。 いでたちは、腹掛け・手甲・脚絆・黒足袋に陣羽織で、顔は美しく化粧して頭には鉢巻を巻く。 当日、ホロショイッコは用意を整えると、近所に挨拶回りに出かける。 家では、親戚や日頃お世話になっている人を招いて祝宴が開かれ、父親がホロショイッコに三献渡した後、客に挨拶する。 六尺棒を持った青年団が迎えに来ると古尾谷八幡神社に向かい、神前にお参りして、神輿の渡御にお供する。 一の鳥居を出ると、4人のホロショイッコは、背負いかごの中の鈴を鳴らしながら練り足を踏み、御旅所を目指す。 両親をはじめとした親族が取り巻いて励ます。 元服式の色合いが強い行事である。
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領家の囃子と神楽
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
領家総鎮守である稲荷神社では9月28日(宵宮)、29日(本祭)、前耕地地区の三十番神社では9月29日(宵宮)、30日の祭礼に、囃子と神楽が行われている。また、稲荷神社の祭礼日は、3年に1度、9月の第3土・日(大祭)となる。囃子・神楽についての由来ははっきりしないが、囃子は江戸時代後期に伝えられたといわれ、神楽は幕末から明治期の初め、東京の神楽師から、神楽を習って取り入れたといわれている。
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江戸袋の獅子舞
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
4月と10月の第2日曜日に、厄除け、五穀豊穣、氏子繁栄を祈願して舞われるもので、「江戸袋のバッタバッタ獅子」として親しまれている。起源や伝来の確かなことは不明であるが、江戸時代初期に始められたものと思われる。
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安行藤八の獅子舞
埼玉県 川越・さいたま
- 郷土芸能
江戸時代初期より伝わる二人立ち一頭舞の獅子舞です。江戸時代の初期に疫病が流行したため、旧暦の6月25日に、その祓いのための祈祷に供したのが始まりと言われています。 「夏祈祷」ともいわれ、夏の悪病等を祓うため、氏子の家々を祓いながら巡ります。今日では、新暦の6月25日近くの日曜日に行われます。
埼玉県の郷土芸能探し
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