常陸太田市の植物観察 スポット 10選
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西山公園の桜
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
市街地西側の丘陵地、西山御殿のほど近くにある「西山公園」は、およそ4.8haの広大な敷地を誇る公園。花見の名所としても市内外に広く知られており、園内には1,500本ものサクラが植えられています。毎年4月には「さくらまつり」が開催されており、多くの見物客で賑わいを見せます。サクラのほかにも、ツツジやフジ、アジサイなど、四季折々の花が咲き誇る、一年を通して楽しめる憩いのスポットです。また、同公園の一帯は茨城県立自然公園に指定されており、周囲に整備された遊歩道を散策する際の拠点としても活用されています。
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正宗寺の柏槙
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
萬秀山正法院と号する寺院で、延長元(923)年に平将門の父良将が創建。創建当初は勝楽寺と号し、律宗で奉仕されていました。その後、貞王2(1223)に佐竹氏4代秀義が勝楽寺の境内に正法院を、暦応4(1431)年に9代貞義の子である月山周枢が師の夢窓疎石を招き、同じ寺院内に正宗庵を創建。10代義篤が正宗庵を臨済禅刹に改めて正宗寺としました。また、寺の参道左側には、市の天然記念物に指定されているビャクシンがあり、境内には佐竹氏代々の墓と伝えられる宝篋印塔や、「助さん」のモデルとされる佐々宗淳の墓があります。
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若宮八幡宮のケヤキ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
ケヤキは関東ローム層の土壌に適しており、公園や庭園、街路などに植樹されていますが、神社・仏閣の御神木とされている巨木も多いです。宮本町にある若宮八幡宮の参道の両脇には6本のケヤキが立ち並んでおり、その内の鳥居をくぐったすぐ右側にある1本は、古くから同社の御神木として崇められてきたもので、茨城県の天然記念物にも指定されています。根回りは14.05m、目通りは8.35m、高さは約30mで、樹齢はおよそ500年と推定されています。根本部分に一部空洞になっている部分があるものの、枝張りも約25mあり、樹勢は今なお旺盛です。ちなみに、このケヤキがこれほどまでに大きく成育した理由には、他の5本に比べてもっとも日当たりの良い場所にあったことが影響していると考えられています。
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真弓神社の爺杉
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
スギは本州や四国に多く分布する、日本特産の針葉樹です。真弓神社の参道沿いは、立ち並ぶスギの巨木群が原始林的な様相をなしている、生態学的にも貴重な地域です。中でも、同社の北側斜面の中腹にある「爺杉」は、根回り12.8m、目通り9.8m、高さ約45mと、茨城県内でも有数の大きさを誇る、樹齢約900年の巨木で、県の天然記念物に指定されており、樹勢は今なお旺盛です。以前は婆杉もありましたが、明治17(1884)年に焼失しています。ちなみに、爺杉のある真弓神社は、大同2(807)年に坂上田村麻呂の北征の際に八所権現をまつったことに始まると言われており、その後も源義家が戦勝を祈願するなど、武門の崇敬社として知られる古社です。
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東金砂神社のモチノキ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
モチノキは、通常高さ10mほどまで達する常緑高木。多くは西日本に自生し、庭木として栽培されています。葉は厚くて光沢があり、長細い楕円形をしています。材質は堅くて綿密、印材や挽物用に、樹巣は染料やとりもちとして使用されています。樹齢500年、高さ8m、幹周3.6mを誇るこのモチノキは、東金砂神社の御神木で、県指定天然記念物となっています。かつて、現在の和久町に住んでいた人が、当社に心願をかけて奉納したもので、御神徳によって粳米が糯米に変わったという伝説が残っているほか、この古木につながれた馬は粗相をしないとも言われています。
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西金砂神社のサワラ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
大同元(806)年に創建され、72年ごとに行われる大祭礼や6年毎に行われる小祭礼などで知られる西金砂神社。その本殿へ向かう石段の参道入口には、根本周囲12.0m、目通幹囲6.5m、高さ30.0mのサワラの木があります。その樹齢は700年と推定され、県の天然記念物にも指定されています。
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西金砂神社のイチョウ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
西金砂山の頂上にある神社で、祭神は大己貴命と国常立命と少彦名命。大同元(806)年に宝珠上人が、社殿を造り祭壇を設けて、近江国比叡山の日吉神社の分霊を勧請・祭祀したのが始まりとされます。社地は自然林に囲まれた西金砂山の一帯を占めており、県の天然記念物にも指定されている大イチョウ、大サワラなどの名木の数々を見ることができます。72年ごとに行われる大祭礼や6年毎に行われる小祭礼の際に奉納される田楽舞(国選択・県指定無形民俗文化財)でも名を馳せています。
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猿喰のケヤキ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
樹齢約550年、樹高23.0m、根周り20.0mを誇るケヤキ。 国道349号線から県道北茨城大子線を2kmほど北上した先の右手、里川の対岸に見える県指定天然記念物のケヤキの巨木で、当地の小字名が猿喰(さるくい)であることからその名が付きました。その周辺は現在、県道北茨城大子線から三ツ目林道が整備されていますが、かつては、この大ケヤキの根本を通る山道が里川集落に通じ、花園越しの街道の目印となっていました。その根本には紅葉を抱え込んでおり、春秋には見事な彩りと大ケヤキとの調和を見せています。また、このケヤキのそばからは清水が湧き出しており、ケヤキの木陰は往来する人々の心を和ませる絶好の休憩場として賑わっていたといいます。このケヤキの推定樹齢は550年で、目通幹囲8.8m、高さ23mと非常に樹形が良く、樹勢も旺盛です。これは、人里から離れていることをはじめ、その生育環境が良かったことによるものと思われます。
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七反のシダレザクラ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
根囲5.1m,目通幹囲4.75m,高さ11m,樹齢約350年と,シダレザクラとしては茨城県内でも幹周り,樹齢とも最大級を誇る巨木で,茨城県指定天然記念物です。昭和15(1940)年に発行された『茨城巨樹老木誌』の中の「茨城県見立番付」においてシダレザクラの部で見事横綱に位置付けられているほか,幾星霜に耐えたその威容は「峻厳古雅の極み」とも称されています。所在地は,真言宗普賢院の跡地と推定されている場所で,人手によって植樹された形跡があります。風雪などの厳しい自然条件のほか,昭和初期の起こった火災などの影響で幹に大きな洞が空いてしまったことなどにより,樹勢が衰えがちであったことなどから,平成2(1990)年に樹医として名高い山野忠彦氏によって樹勢回復手術が施されました。その結果,現在では樹形も整い,樹勢の順調な回復を見せています。
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泉福寺のシダレザクラ
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 植物観察
樹齢約310年、樹高20m、根囲り4.0mを誇るシダレザクラ。 泉福寺は、里美地区で唯一住職がいる寺院で、廃寺となった松安寺の跡地に、貞享元(1684)年に、現在の日立市小木津より引寺されました。このシダレザクラはその際に植樹されたものと考えられており、県の天然記念物に指定されています。県内でも有数の樹勢を誇るシダレザクラの巨木として、古くから多くの人々の目を楽しませてきました。普通のシダレザクラは傘のような樹形をしていますが、このシダレザクラは途中から二股に分かれており、あたかも丁寧に手を掛けた盆栽のように、どの角度から見ても美しい姿をしています。
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