関西の近代的建造物

大江橋

元禄年間に架けられた堂島川五橋のひとつ。現在の橋はデザインコンペによって昭和初期に設計・竣工されたもの。

聴竹居

建築家・藤井厚二の設計により彼の自宅として建てられた実験住宅。（昭和元年（1926）完成）大山崎の緑の中にたたずむ洋風の外観と、和風を基調とした内装のこの住宅は、住みやすさを追求した様々な工夫が見られ、和洋折衷建築の集大成といえる戦前の代表的木造建築物である。

紀南文化会館

和歌山県田辺市新屋敷町1番地にあるホール。 2007年4月1日から施設管理者制度を導入し、ケイミックスパブリックビジネスが運営管理を行っている施設だ。館内には、紀南地方最大の1224名を収容できる大ホールのほか、小ホール、展示ホール、リハーサル室などを完備。定期的に、演劇やコンサート、講演会、映画上映会、地域の文化発表会などイベントや行事が開催されている。田辺市内の映画館には3スクリーンのものしかなく、映画の上映会は地域の人の高い人気を集めるイベントとなっている。

神戸国際会議場

兵庫県神戸市中央区に位置する国際会議場。館内には、692名が収容可能なメインホールをはじめ、国連や政府間会議の開催実績もある格調高い国際会議室、レセプションホール、全21室の中小会議室などを備えている。また、設備も充実しており、音響、映像、舞台、照明機器はもとより、6ヶ国語同時通訳機器やVIPルームなども完備。国内外の医学会や式典、コンサート、演劇、舞踏、ファッションショーなどのイベントが数々開催されている。

天神橋

中之島の「剣先」に架かる橋。天満橋そして難波橋とともに「浪華の三大橋」だった。

Zepp Namba（ゼップナンバ）

音楽はもちろん、演劇、講演会や展示会まで多目的に利用可能。最新の照明・音響設備を完備、客席のどこにいても最高の音を楽しめる。

丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館）

メインアリーナやサブアリーナ、柔道場、剣道場、大中小の会議室など、すべての施設を地下に設けた、世界的にも珍しい半地下方式採用の多目的空間。

神戸国際展示場

神戸市・ポートアイランドにある国際展示場。各3000平米の展示室を2室備えた1号館、コンベンションホールと複数の会議室を有する2号館、3800平米の広い展示室に搬出入しやすい荷捌き場を設置する3号館の計3館体制で、総展示面積は約13600平米に及ぶ。同じポートアイランド内にあるワールド記念ホールや神戸国際会議場、ポートピアホールなどと共に「神戸コンベンションコンプレックス」を形成している。

京セラドーム大阪

京セラドーム大阪は、大阪府大阪市西区にある多目的ドーム球場兼複合レジャー施設。プロ野球チームのオリックス・バファローズ本拠地。国内トップ級の大規模ドームで、最大収容人数は約55,000人。プロ野球公式戦をはじめ、コンサートやさまざまなイベントが開催される。すぐ近くにはフォレオ大阪ドームシティや、イオンモール大阪ドームシティなどショッピング施設も充実している。

インテックス大阪

大阪市住之江区の人工島・咲洲にある展示場。正式には「大阪国際見本市会場」という。前身に当たる「大阪国際見本市港会場」の時代から大阪における大型見本市の一大拠点として知られ、1985年の移転後も日本最大級の国際展示場として名を馳せる。かまぼこ型の屋根が特徴的で、大きく1号館から6号館の計6棟で構成された延床総面積は東京ビッグサイトや幕張メッセに次ぐ日本国内第3位を誇る。音楽イベントやモーターショーなど多数開催されている。

肥後橋

土佐堀川に架かり、かつてはその北詰に肥後・熊本藩の蔵屋敷があった古くからの橋。

関西国際空港

大阪府大阪市から南西に約40㎞、大阪湾内泉州沖に造られた世界初の「完全人工島からなる海上空港」。年間でおよそ2800万人が利用し、西日本の国際的な玄関口になっている空港だ。搭乗者として利用するのはもちろん、国内や国外に飛び立つ飛行機をスカイデッキから眺めることも可能。また、3階に設置されているスカイミュージアムは、飛行機の模型や操縦体験ができ、子どもから大人まで大人気。お土産屋やレストランも大充実している。

関西学院大学

1932年にアメリカ人宣教師のウォルター・ラッセル・ ランバスによって創設された日本の私立大学。5つのキャンパスのなかでも最も古い歴史を持つ西宮上ヶ原キャンパスには、国の登録有形文化財である時計台など、スパニッシュ・ミッション・スタイルの近代洋風建築物が西宮市の貴重な建物として現存している。北米の大学と強い連携があり、キリスト教主義に基づきながら語学留学・国際交流に重点を置いているのが特徴的な学校である。

樫野埼灯台

和歌山県串本町沖の紀伊大島の東端断崖、樫野埼に建つ灯台。日本最古の石造り灯台で、リチャード・ヘンリー・ブラントンが手掛けた。江戸幕府が諸外国と締結した条約により建設が決められた8ヶ所の灯台のうちの一つでもある。園地内は明治初期に灯台技師のイギリス人が植えた水仙が現在も群生し、付近には「エルトゥールル号遭難慰霊碑」も立つ。無人灯台で内部へは入れないが外部の螺旋階段から灯台に登ることができ、遠くは太地町の梶取崎まで見通すことができる。

明石海峡大橋

兵庫県神戸市と淡路島をつなぐ吊り橋。明石海峡に架かるこの橋は、全長3,911mで世界最長を誇る。「パールブリッジ」とも呼ばれ、時期によってライトアップのデザインが変わるなど、飽きずに楽しめる景観も魅力。橋の内部が見学できる「明石海峡大橋ブリッジワールド」というツアーでは、普段立ち入れない管理用通路を通り主塔に登れる。主塔からは海面上約300mからの360度パノラマ体験が可能。神戸の街並みや明石海峡の絶景は見ごたえあり。

琵琶湖大橋

長さ1350ｍ、最大高26.3ｍの琵琶湖で一番長く高い橋。下を行き交う大型観光船のために大津側が少し高く、緩やかなアーチ状となっており、琵琶湖と背後の比良山系を背景に美しい景観を作っています。滋賀県の湖東と湖西を連絡し、県政の均衡のとれた発展と琵琶湖観光の開発を図るため建設され、昭和39年9月に上下二車線で開通しました。その後の交通量増加に対応する為、平成6年7月に四車線共用されました。

谷瀬の吊り橋

熊野川（十津川）に架る、長さ297m、川面からの高さ54mの日本屈指の長さの鉄線橋で、昭和29年に地元(谷瀬)地区の住民が出資して建設された、生活用吊り橋としては日本一の長い吊り橋です。周囲の山々が織りなす眺望や、渡る時に味わえるスリル感が話題を呼び、村の観光名所の一つとなっています。　ゴールデンウィークとお盆期間中は、一方通行規制が行われます。　また、平成20年8月4日に日本記念日協会より、8月4日が「吊り橋の日」として登録を受けました。

今橋

東横堀川に架けられた、歴史ある橋。現在の橋も、照明灯や高欄は往年の姿を元にデザインされた。

ポートアイランドホール（ワールド記念ホール）

神戸文化ホール