南足柄市の観光施設

夕日の滝

酒匂川の支流、内川にかかる高さ２３ｍ幅５ｍの滝です。金時山を水源としています。箱根火山との関連もあり箱根ジオパークのジオサイトにもなっています。足柄山の金太郎がこの滝で産湯をつかったとの伝説が伝わります。周囲にはキャンプ場もあり夏にはバーベキューや水遊びを楽しむ人たちでにぎわいます。

清左衛門地獄池

加藤清左衛門という侍が水田を開拓するため水源を探していたところ、乗っていた馬もろとも地中深く沈み、そこから勢いよく水が湧き出した、という伝説が伝わっています。この水源を利用して1934年富士フイルムが創業しました。現在でも毎日13,000トンの水が湧き出し富士フイルムの水源の１つとなっています。また、この水源は平成の名水100銭にも選ばれています。

金太郎生家跡・金太郎遊び石

今から1000年ほど昔、地蔵堂地区に四万長者（しまんちょうじゃ）と呼ばれるお金持ちが住んでいました。長者には美しい娘がいて、名を八重桐といいました。八重桐は坂田村の豪族に嫁ぎましたが、夫は一族の争いに巻き込まれ亡くなってしましました。八重桐はお腹に子がいたので実家に戻り元気な男の子を産みました。その子が足柄山の金太郎です。長者の家の跡は現在礎石が残るだけですが、金太郎よじ登ったり、持ち上げたりして遊んだ「かぶと石」「たいこ石」は生家跡前に残ります。

南足柄市文化会館