木曽の観光施設

黒川郷道祖神

木曽福島から開田高原へ通じる黒川郷は、木曽の中で一番道祖神が多い場所です。地区内には全部で18箇所19体もの道祖神があり、一番古いものは1802年に作られたものです。優しい雰囲気の道祖神は、懐かしい農村風景やきれいな花とともに来る人の心を和ませています。日本の懐かしいふるさと、黒川郷を散策しに是非おいでください。

白木屋

木曽文化公園

木曽駒ヶ岳の麓、木曽駒高原にある施設。ホールでは年間を通じて様々な催しが行われています。なかでも８月末に行われる「木曽音楽祭」は木曽の一大イベントとして知られ、毎年全国から多くのファンの方々にお越しいただいています。

田中邸

建物は、明治16年（1883年）の宮ノ越の大火の際に搬出された建具類と隣村から運んだ建物部材を使用して後に再建された建物を、さらに平成26年に修復復元工事したもの。 現在は観光の無料休憩所や、地域住民のイベント会場などに使用されています。

平次郎地蔵

その昔、山焼き（若草がよく育つよう、春に枯草を焼くこと）の火が殿様の山まで燃え広がった際、その罪をかぶって打ち首にされた農民「平次郎」を供養するために作られたお地蔵様です。付近にはその他にも多くの石碑が建っています。

岩華観音

木曽義仲が築城の折に水を引く際、勧請（かんじょう）した観音様。木曽の三大馬頭観音の一つで、牛馬の息災を祈念する人たちの厚い信仰をうけ栄敬されてきました。岩華観音がある木曽駒高原、そしてその麓には木曽義仲に関する史跡が多くあります。史跡をめぐるハイキングがおすすめです。

木曽義仲の墓

木曽義仲の菩提寺である徳音寺の境内にあります。傍らには母小枝御前・今井兼平・樋口兼光・巴御前の墓が並んでいます。付近には義仲の資料が展示されている「義仲館」、義仲が旗挙げをした「旗挙げ八幡宮」などがありますので、義仲の史跡めぐりをするのもおすすめです。また、木曽義仲の墓は木曽福島の「興禅寺」にもあります。

太田水穂歌碑

「山蒼く暮れて夜霧に灯をともす　木曽福島は谷底の町」　長野県出身の歌人、太田水穂がここ木曽福島を詠んだものが歌碑として残っています。碑は木曽福島駅前の広場にあり、多くの方が気軽に足を止めています。また、同じものが福島関所にもあります。

稗田の碑（末川・把の沢・西野）

一番始めに建てられた末川の碑は、高冷地である開田高原で苦労の末に水田を開いた「中村彦三郎」を称えて建てられた碑です。その後、1802年には把の沢に、1806年には西野にも碑が建てられました。どの碑にも苦労して水田開発をした人々の歴史が刻まれています。

丸山馬頭観音

木曽の「三大馬頭観音」の一つとして数えられている観音です。開田高原では木曽馬が家族同様に大切に育てられており、昔は馬が生まれると必ずここにお参りをしたため、子馬の誕生を知らせる鐘の音が村に鳴り響いたのだといいます。現在は高台から里を見下ろすように静かにたたずんでいます。御嶽山や里の景色がとても素晴らしいので、ハイキングコースとしておすすめです。

かぶと観音

木曽義仲が兜の八幡座を祠ったのが始まりといわれるお堂で古くから人々に信仰されています。

「信州の名水・秘水」御嶽山三の池

＜池＞標高2720ｍにある火口跡で、周囲約700ｍある。池の形はすり鉢状で、最大深は13.3ｍであり、瑠璃色の澄んだ池の水は、「御神水」として崇められている。

御嶽山の天然水

御嶽山の中腹から湧き出す伏流水。硬度が10未満という超軟水の天然水です。そば作りに最適なこの水は、ご自由に汲んでお持ちいただけます。どうぞ一度ご賞味ください。

旧湯

奈良時代に開かれた「木曽古道」という街道沿いにある鉱泉。その昔は切り傷等に効く人気の温泉でしたが、下の方に「駒の湯」という温泉ができて「新湯」となった為、ここが「旧湯」と言われるようになったそうです。現在では炭酸鉱泉（冷泉）がブクブクと湧き出ています。

「信州の名水・秘水」　阿寺渓谷「美顔水」

＜湧水・河川（飲用実態あり）＞阿寺渓谷の森林の岩間から湧き出ている清水です。山を管理していた尾張藩の役人の奥方がこの冷水で洗顔したところ、色白美人になったとの言い伝えがあります。 ２０１９年７月２０日（土）〜９月１日（日）まで、阿寺渓谷交通規制実施。

「信州の名水・秘水」　御嶽神社里宮御神水

＜湧水＞御嶽神社里宮の背後の断崖から水がしたたり落ちており、崖下の美しい苔を育てている。信者や拝観者がお清めに口に含む「御神水」として利用されている。駐車場から石段371段を登った先にある。

「平成の名水百選」　木曽川源流の里　水木沢

＜湧水・河川＞環境省の「平成の名水百選」に選定されています。遊歩道も整備されていて、誰でも無料で見学できます。 原始の森、太古の森コースに加え、水木沢本流の水が生まれる（岩の上を流れ出る）様子を観察できる源頭の森コースも魅力。

鳥居峠芭蕉の句碑

「木曽の栃うき世の人の土産かな」の句碑があります。天保13年建立。

古典庵

木曽八景の一つ、与川の秋月の景勝地で、毎年仲秋の名月の観月会が地元の人々により開催されます。