魯山人寓居跡いろは草庵

大正4年、北大路魯山人は山代温泉を訪れ、旅館などの刻字看板を制作、初めて作陶を体験。北陸の美味に触れて偉大な陶芸家・美食家としての第一歩を踏み出した。「いろは草庵」は、当時魯山人が滞在した寓居をそのままに公開している。

能美市九谷焼美術館

草深甚四郎碑

戦国時代活躍した剣豪で、藤原氏の後裔　畑時能の子孫と伝えられる『剣聖　草深甚四郎』の墓。草深甚四郎は、戦国時代　剣聖と謳われた『塚原卜伝（つかはらぼくでん）』と互角に戦い引き分けたので、互いに弟子になりたいといった。という逸話や、天狗にさらわれ剣術を習ったという伝承が残されている。　13歳で郷里を離れ、剣の修行をつみ、29歳のとき郷里に戻り、深甚流を編み出した。深甚流は加賀藩の武学校経武館に伝授され、多くの子弟を養育した。　剣聖　草深甚四郎の遺徳を偲び、昭和11年から慰霊祭と奉納剣道大会が行われ、県内から剣士が集まる。　墓碑は、経武館の剣術師範だった木村惣太夫郎が流祖の創業を偲んで寛政5年（1793年）に建立したもの。

松井秀喜ベースボールミュージアム

高校球児のころから日本中の注目を集めた松井秀喜氏。「ゴジラ」の愛称で親しまれる松井氏は能美市の出身です。2013年には国民栄誉賞を受賞し、2018年には史上最年少での野球殿堂入りを果たしました。ミュージアムでは、幼少時代から現在に至るまでの足跡をたどることができます。

高浜虚子句碑

温泉街の中心、菊の湯前に「秋水の　音高まりて人を想ふ」の句碑が建てられている。

桂清水

山中温泉の北の入口にある。樹齢500年の大桂樹があり、その木陰から泉が湧いている。

芭蕉句碑

芭蕉と曽良は元禄2年(1689年)7月27日から8月4日まで（新暦では9月10日から18日)山中温泉に逗留した。芭蕉句碑は山中温泉の各所、国分山医王寺や関所だった木戸門跡(きどもんあと)などにある。

芭蕉堂

鶴仙渓に架かる「黒谷橋」から遊歩道に入ると木漏れ日を受けひっそりたたずむ芭蕉堂がある。ここには俳聖芭蕉が祭られている。明治43年10月に創建され、平成22年には鶴仙渓遊歩道とともに100周年を迎えた。付近の眺めのすばらしさに芭蕉が思わず「行脚の楽しみここにあり」と手をたたいて喜んだといわれている。

陶製金剛童子立像

山中温泉「医王寺」所蔵。初期九谷焼といわれ、明治天皇の天覧に供した。

鶴仙渓川床

あやとりはしの近く、鶴仙渓遊歩道沿いの人気スポット「川床」。山中出身の料理家、道場六三郎氏レシピによるスイーツも好評。渓谷の深い緑、清らかな水の流れ、野鳥のさえずり…。鶴仙渓 川床で風雅なひとときを楽しみたい。 この春からはあらたにカップルシートも登場。

芭蕉の句碑

多太神社内（あなむざん甲の下のきりぎりす）。

里山自然学校大杉みどりの里

自然科学の体験学習や、各種研修・宿泊もできる施設。「星のテラス」での天体望遠鏡で、星空の観察、「杉の子広場」でのバーベキュー、キャンプファイヤーや川遊び、「冒険のとりで」でキャンプ活動など、大杉の自然を体験できる様々な活動メニューがある。

里山健康学校　せせらぎの郷

「里山健康学校せせらぎの郷」は、環境王国こまつを拠点として学びと生きがいをテーマに食育レストランや温泉・入浴・人工芝グラウンドではグラウンドゴルフ等の運動、またパンづくり等体験を組み合わせた健康増進と里山の交流拡大をしています。

スカイパークこまつ翼

霊峰白山を望める憩いの場。子どもから高齢者まで、たくさんの方が仲間とともにスポーツを楽しみ、健康を増進し、生きがいを感じられるスポーツエリアです。外周の園路は、ゆっくり散策も楽しめます。

憩いの森

美しく整備された広大な森に芝広場やデイキャンプ場、バーベキュー施設などがあり、家族揃って自然に親しむことができ、楽しいひとときが過ごせます。

芭蕉の句碑

建聖寺内（しほらしき名や小松吹く萩すすき）。

前田利常銅像

芦城公園内。加賀藩前田家三代藩主で、名君と呼ばれた利常公の銅像。

芭蕉の句碑

那谷寺内（石山の石より白し秋の風）。

串茶屋遊女の墓

小松市街の南方、北陸街道沿いの串茶屋で左に小径をたどると、墓地に出る。串茶屋は、前田利常が小松に隠居城を築いて城下町が発展し、その結果、公認の遊郭ができたところである。当時の遊女の墓石が、わびしいたたずまいを見せている。

弁慶・富樫・義経の銅像

安宅公園内。歌舞伎十八番の内「勧進帳」で有名な安宅の関に立つ。兄源頼朝に追われて落ち延びる悲運の武将「義経」をかばう「弁慶」、そして知りつつ一行を逃がした関守「富樫」の三人で「智仁勇」を生き生きと再現している。