大師山清大寺・越前大仏

大師山清大寺・越前大仏は、福井県勝山市に位置する大規模な寺院です。東京ドーム約5つ分という広大な敷地内には日本一大きな越前大仏や日本一高い五重塔が存在し、そのスケールに訪れる人は圧倒されます。 昭和62年に大実業家であった多田清翁により建立された清大寺の境内には、緩やかに整然と配置された緒伽藍や大小様々な仏像が鎮座。 敷地内には美しい日本庭園や伝統とモダンが調和した大仏殿もあり、壮麗な五重塔からは勝山市内を一望できます。その他、見どころ豊富な庭園や九龍壁などもあり、静かで落ち着いた空間の中で美しい風景を存分に堪能することが可能です。 その壮大さと豪華さを持ちながら現在まで全国的な知名度は低く、それがまたこの寺院の魅力の一つでもあります。存分にその美しさと静けさを味わえるでしょう。 常に新しい歴史を刻みつづける大師山清大寺・越前大仏。その圧倒的なスケールと存在感、そして静寂な空間が参拝客に深い感動をもたらします。美しく、心地よい時間を過ごせるスポットです。

平泉寺白山神社

養老元年(717年)、霊峰白山(標高2702ｍ)の越前側登拝口に白山信仰の拠点寺院として泰澄大師によって開かれたと言われているのが白山平泉寺です。一帯は、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市となり繁栄しました。しかし、天正2年(1574年)に越前一向一揆勢に攻められ、全山焼失しました。平成になって発掘調査が始まると数々の石畳や石垣、坊院跡(僧侶の住居跡)が発見され、かつて賑わった巨大な中世宗教都市の姿を、今の私たちに伝えてくれています。明治時代の神仏分離により、現在は「平泉寺白山神社」としてその姿を残しています。 一帯は、「国史跡白山平泉寺旧境内」、「白山国立公園」に含まれています。また、「日本の道百選」、「歴史の道百選」、「かおり風景百選」、「美しい日本の歴史的風土百選」にも選ばれています。

大矢谷白山神社