高松・東讃の城郭 スポット 5選
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十河城跡
香川県 高松・東讃
- 城郭
十川東町の「城」といわれる地名の台地上にあり、称念寺を中心とする一帯が城跡である。四方の眺望にすぐれ、城として恵まれた立地にある。同寺の境内に本丸があったと考えられており、将兵の菩提を弔うため称念寺が建立された。北側の空堀は、歴然と名残をとどめ、西側の鷺(さぎ)の他、東側の急傾斜など天然の地形を利用した中世の典型的な城跡として貴重な史跡である。
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藤尾城跡
香川県 高松・東讃
- 城郭
佐料城に代わる香西氏最後の居城。中世の平山城として、標高20メートルの磯崎山頂上に本丸を設け、山麓の周囲に空堀をめぐらせていたと考えられている。藤尾城がある香西の町は、中世の港町でもあり、香西氏の経済的基盤を強固にするために城を移したと推測されている。現在、本丸跡には宇佐八幡神社が祀られている。
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前田城跡
香川県 高松・東讃
- 城郭
前田城は、文明年間(1469〜1487)、十河城主 十河景滋の弟である頼母頭宗存(たのものかみむねまさ)が分家し、前田に本拠を構えたことに始まる。2代前田宗春、3代前田宗清と続いたが、天正12年(1584)に土佐の長宗我部元親軍に敗れ、廃城となったと言われている。 城跡は、自然の立地条件を合理的に利用した典型的な中世の城塞として、その遺構をよく残している。本丸の周囲には空堀跡と考えられる畑地が巡っており、北側では切岸、南西側では土塁が残存している。堀の南側には二の丸があり、現在は薬師庵(宝寿寺)となっている。
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勝賀城跡
香川県 高松・東讃
- 城郭
鎌倉時代から戦国時代の約360年間、笠居郷(鬼無、香西、下笠居地区)を本拠に活躍した香西氏歴代の牙城である。 この城跡は、山頂の平坦地に土塁、食い違い虎口、郭、堀切などの様子をよく残し、その保存状態も良好である。香西氏の城郭遺構の中でも代表的なもので、京都にまで聞こえた香西氏の実力がしのばれる城構えである。
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佐料城跡
香川県 高松・東讃
- 城郭
佐料城跡は勝賀城跡と同じく、香西氏の初代資村が築城したとされている。「詰の城」である勝賀城に対して、平時に居住していた「里の城」であり、香西佳清が藤尾城に移り住むまで、香西氏代々の居館であった。 城跡は付近の東西方向の条里地割に合致するが、南北の堀は地割溝に重ならないことから、築城が条里地割施行に前後する時期であり、古い時期にさかのぼることを示唆している。城の南西部にはL字状の堀が現存しており、周囲には「城の本家」「城の新屋」「御屋敷」等の地名が残っている。
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