国分寺市の史跡 スポット 3選
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武蔵国分寺跡
東京都 八王子・立川・町田・府中・調布
- 史跡
奈良時代の中頃の天平13年(741)、聖武天皇は仏の力で国を安定させるために、諸国に国分寺の建立を命じた。武蔵国では、都と国府(現府中市内)を結ぶ古代官道「東山道武蔵路」沿いの東に僧寺、西に尼寺が計画的に配置された。武蔵国分寺跡は、全国の国分寺跡と比べても規模が大きく、その歴史的重要性から、大正11年に国指定史跡に指定されている。武蔵国分寺の寺域は、僧寺・尼寺を合わせて東西900m・南北550mに及び、諸国に建てられた国分寺の中でも最大級の規模を誇った。1333(元弘3)年、新田義貞の鎌倉侵攻の際に戦火で焼失したと伝えられる。尼寺は整備を終え、僧寺の中枢部の整備も平成30年度に完了し、平成31年3月から市立歴史公園として開園している。
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東山道武蔵路跡
東京都 八王子・立川・町田・府中・調布
- 史跡
駅制に基づいて7世紀後半から8世紀前半にかけて都と地方の国府を結ぶ七道駅路(古代官道)が整備された。東山道は中部地方から関東・東北地方の山間部を中心とする地域で、武蔵国を含め9か国が所属していた。東山道武蔵路は上野国(現在の群馬県)から南下して武蔵国府に至る往還路(東山道本道の支路)。発掘調査の結果、幅12mの道路跡が台地上から谷部にかけて490mの長さで確認された。現在、その道路跡の約300メートルを歩道形式で保存している。また、谷部へ下る切り通しの部分の遺構レプリカを野外展示している。
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恋ヶ窪村分水
東京都 八王子・立川・町田・府中・調布
- 史跡
明暦3(1657)年に、国分寺村・恋ヶ窪村、貫井村(今の小金井市)の3つの村が幕府に願い出て開削した玉川上水の分水で、恋ヶ窪村へ水を引いた堀の跡が残っている。緑地内の堀の幅は上端部で約6〜9m、堀底で約50センチメートル、深さは約5mの規模があり、玉川上水の分水にしては規模が大きく、堀底は北から南に向って低く傾斜している。また、用水路の西側は中世の鎌倉街道を踏襲した道で、江戸時代には川越街道と呼ばれ、昭和19年頃に現在の府中街道が整備されるまで、恋ヶ窪地域の主要な幹線道路だった。恋ヶ窪村分水は、昭和40年代初頭まで水田を潤す灌漑用水として使われましたが、その後は大部分が暗渠となり姿を消した。江戸時代の貴重な土木遺産として、開削360年目にあたる平成29年に市の史跡に指定された。用水路跡と周辺の緑地は平成29〜30年度にかけて整備され、平成30年7月13日に恋ヶ窪用水路周辺緑地としてオープンした。
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