早川町（南巨摩郡）のアウトドア

間ノ岳

日本第３位の高峰。標高3,190メートル。 北岳、農鳥岳と併せて「白根三山」と呼ばれる。 白根三山の中央に位置する間ノ岳は、山頂・山稜ともに広大で展望も素晴らしく、爽快な稜線歩きが楽しめる。 山頂は静岡県との県境であり、大井川の源流を擁している。

農鳥岳

標高3,051メートル。 白根三山の一番南側に位置し、６月下旬には山頂の東面に白鳥の雪型が現れ、農事歴の目安とされていたのが名前の由来。 東面に胸壁を押し立てて主稜が捩れている複雑な地形。 山頂は東西二峰に分かれている。 南アルプス連峰が一望できる。 山小屋である農鳥小屋は７月初旬から11月初旬まで利用可能。

笹山

標高2,733メートル。 農鳥岳から南に続く白根南嶺の一峰。 北峰と南峰からなり、南峰には原生林に囲まれた広めの草地があり、北峰からは360度の大パノラマが望める。 静かな山旅を楽しむことが出来るが、熟練者向けの山である。

笊ヶ岳

標高2,629メートル。 南アルプスの支脈である白根南嶺にあり、甲府盆地からも特徴のある双耳峰を見ることが出来る。老平登山口から山頂までの標高差は2,000メートル以上と厳しいが、険しい道程を超えた後の大パノラマは絶景。 熟練者向けの山。

七面山

標高1,989メートル。 春木川にかかる羽衣橋の西詰めが表参道の入口。 杉木立の中をジグザグに続く遙拝路を登る。 日蓮宗の聖地であり、白装束の信者たちも行き交っている。 七面山敬慎院は身延町の飛び地で、宿泊が可能。 随身門の遙拝台から望む富士山は荘厳である。

奈良田湖

昭和32年に出来たダム湖。 かつて奈良田集落は、この湖の底にあった。 奈良田湖に架かる吊り橋（塩見橋）を渡ると、町指定の文化財である奈良田八幡神社の社叢が見られ、「奈良田の七不思議」のうち半数以上の伝説の痕跡が今なお見られる。 近くの「奈良田の里」には、温泉、古民家カフェ、歴史民俗資料館、山岳写真館がある。

雨畑湖

コンクリート式アーチダムによるダム湖。 周辺には温泉（ヴィラ雨畑）、硯ミュージアム（硯匠庵）、硯の里キャンプ場がある。 硯匠庵のテラスから見える吊り橋（湖上橋）が人気で、県内外から吊り橋を渡りに来る観光客も多い。

白鳳渓谷

奈良田地区から白根三山の登山口の広河原まで続く渓谷 ６月末から11月初旬のみ、奈良田より広河原まで山梨交通登山バスが運行。 ※マイカー規制のため自家用車では行くことが出来ず、奈良田の臨時駐車場（無料）に車を停め、登山バスでのみ行くことが出来る。 それ以外の期間は閉鎖しているため、行くことが出来ないが、一見の価値ある渓谷美を求めて、訪れる人は後を絶たない。

早川渓谷

新倉地区のトンネルから、奈良田地区まで続く、深く切り立った渓谷。 特に紅葉の時期は美しく、多くの観光客が訪れる。

見神の滝

落差55メートル。 ときの山梨県知事、吉江勝保が「見神の滝」と命名した。 ２段目の滝壺に金があると言われ、何人かの若者がこれを取ろうと試みたが、断崖絶壁のため全て失敗したという伝説が残る。

羽衣白糸の滝

羽衣橋の東詰にある滝。 七面山の女人禁制を解いた、徳川家康の側室「お万の方」の像が滝の前に立っている。 さらに奥にある雄瀧に対して女瀧とされ、対をなしている。 滝行にも使われるが、その場合は増田屋旅館に事前連絡が必要となる。

雄瀧辨天堂

羽衣白糸の滝（女瀧）を更に奥に進んだ所にある滝で、修行者の行場として知られる。 秋には紅葉が、冬には氷瀑となり見ごたえがある。

大塩の滝

早川北小学校の近く、新宮川橋の奥に赤い鳥居が立っている所から奥に進むと、岩肌を流れる大塩の滝がある。 富士川町との境にある御殿山の西面の沢が集まった滝であり、水量が多く見ごたえがある。

早川町オートキャンプ場

豊かな自然の中で、川遊びやバーベキューが楽しめるキャンプ場。 アウトドア体験やオフロードコースもあり。

硯の里キャンプ場

数少ないペット同伴可能な宿泊施設。 車で５分の所に温泉（ヴィラ雨畑）や硯ミュージアム（硯匠庵）、雨畑湖。 布引山・笊ヶ岳への老平登山口から近く、登山の拠点としても利用しやすい。 近隣の川では渓流釣りも楽しめる。 農薬を使わず有機肥料で育てた幻の銘茶「雨畑茶」の茶葉を紅茶に加工した「雨畑紅茶Ya!Tea」を製造・販売している。 香りや甘味が高く、紅茶特有の渋みやえぐ味が少ない「雨畑紅茶Ya!Tea」は人気の地元特産品となっている。

ランドローバーＥＸオートキャンプ場