室戸市のアウトドア

室戸岬

室戸阿南海岸国立公園に指定されている景勝地。太平洋に突き出した岬は四国の東南端である。足摺岬と相対し、太平洋につき出ている岩礁と岬をおおう亜熱帯性樹林が見事。２ｋｍの乱礁遊歩道が海岸にある。2011年9月に世界ジオパークに認定された。

砂岩岩脈

約４，０００年前の地震によって噴出した砂が脈となって岩に表われている。波のような形をしており、地震時に液状化した砂が下から注入されることで形成されたもので、別名「地震の化石」といわれている。

夕陽ケ丘キャンプ場

室戸岬乱礁遊歩道

室戸岬周辺2.6kmにわたり遊歩道がつけられています。アコウ、ハマユウなどの亜熱帯植物、岩礁に砕け散る荒波、空海ゆかりの場所として悟りをひらいたとされる御厨人窟（みくろど）、行水の池、衆生の眼病を治したとされる目洗いの池、さらに悲しい伝説が残されているビシャゴ巌など、室戸の自然と歴史を遊歩道に沿って楽しんで下さい。

室戸岬夕陽ヶ丘キャンプ場

家族連れも、ツーリング仲間も、子供も、大人も、限りなくリラックス。展望台から太平洋を眺めたり、木立の陰でバーベキュウ。そして、ランプを囲んでの一夜・・・・。都会育ちのあなたも自然の大切さを再確認できる旅になりそうです。

ダルマ朝日

海面の海水温と大気の温度差によって、水蒸気に光が屈折して、出現する自然現象です。秋分の日から春分の日にかけて、室戸市東部（室戸岬〜佐喜浜）の海岸沿い見ることができます。

ダルマ夕日

大気と海面の温度差によって、太陽がダルマのように上下に連なって見える現象。　９月下旬〜３月中旬までが見頃。羽根岬〜室戸岬新港の間で見ることができる。

四十寺山

一部急傾斜なところもあるが、比較的登りやすく、木々に囲まれた道を抜けると景色が広がり、太平洋を一望することができる。弘法大師が足跡を残したと伝えられている「にしり岩」や山頂には石仏が祀られており、自然もさることながら歴史にも触れられる場所である。 旧暦の3月18日（4月中旬）に四十寺山ハイキングを開催している。

枕状溶岩

玄武岩が海底から噴出し海水で冷やされ、枕状に水中に形成されたものである。この日沖のものは、上部がふくらみ下部はへこんでいることから上下が反転しており、2000万年前に山頂から海岸に転げ落ちてきたものではないかといわれている。

びしゃご岩

約1400万年前、マグマが地層に貫入して固まったとされる岩で、水平に貫入したものがその後の地殻変動により、ほぼ垂直に回転したもの。昔、男達に愛を求められる煩しさに、この岩から身を投げた女がいたという言い伝えも残されている。

捻岩

女人禁制の室戸山に弘法大師の母が息子の身を案じ男装して訪れた。仏様は怒り火の嵐を起こして男装を剥ごうとしたが、弘法大師が大岩をねじり、その中に母を避難させたといわれている岩。

室戸ジオパーク

地質遺産とともに文化遺産や生態系の多様性などを楽しむ場所がジオパークです。ジオ（地球）と人々の生活のつながりを考えながら探索して、これまで知らなかった「室戸のヒミツ」を見つけてください。

灌頂ケ浜

弘法大師が潅頂(カンジョウ)の会式（正統な継承者となる儀式）をしたと伝えられる浜。

行当岬

室戸岬の北西約8kmにある岬。室戸阿南海岸国定公園に含まれる。背後は100m以上の海岸段丘をなす。岬端付近には小規模な掘り込み港があり、西側の斜面では早生（わせ）ビワの栽培が行われている。

羽根岬

室戸市の西入口に突出した岬で，紀貫之の歌碑がある。羽根岬から望む海岸はタービタイト層（海底に降り積もった砂と泥）が広がっていて大昔は海底であった。山上に無人灯台あり。