立山・黒部・宇奈月のアウトドア

東福寺野自然公園

富山県滑川市にある公園。園内には豊かな自然が広がり、晴れた日には富山湾を一望できるスポット。芝生広場やパークゴルフ場、郷土館やバーベキュー広場など、様々な施設が充実しており、多目的に楽しめるのも魅力。本物のSLを改造した「SLハウス」では、木の香りが漂うぬくもりのあるお部屋に宿泊することができる。

阿曽原温泉小屋

黒部奥山国有林地内にある温泉を管理する小屋。黒部ダムの北、黒部渓谷の核心部に当たる下ノ廊下に位置する。小屋自体が登山者向けに開かれたもので、例年7月から10月の登山シーズンのみ営業する。小屋への宿泊者は無料で入浴でき、テント場利用や通過利用など小屋泊をしない場合でも入浴料を支払えば利用が可能。風呂は小屋から10分ほど下った河畔に位置し、野趣あふれるロケーション。男女交代制で夜は混浴になる。

丸山総合公園

上市町郊外の山麓にある町立の公園。上市川の河岸段丘上で約20haの敷地面積を有し、大小のアリーナを擁する総合体育館や夜間照明を完備したテニスコート、サッカーや陸上競技で使用可能な多目的広場、ゲートボールなどに用いられる屋内多目的広場や野球場など複数のスポーツ施設を備える。常備されたソリを使って滑る人工芝ゲレンデやバーベキュー広場、子ども向けの複合遊具、芝生広場なども設置。

宇奈月温泉スキー場

宇奈月温泉に隣接し、スキーを楽しんだあとの温泉が格別です。

唐松岳

北アルプス北部にそびえるピラミッド形の山。主稜南東に唐松山荘があります。欅平から約８時間３０分。

奥鐘山

富山県黒部市の飛騨山脈・後立山連峰に位置する標高1543ｍの山。日本でも屈指の大岩壁を有し、西側に面している黒部峡谷と合わせて「黒部峡谷附猿飛ならびに奥鐘山」として国の特別天然記念物および特別名勝に指定されている。尾根末端の西壁に高さ800mに及ぶ花崗岩の大岩壁がそびえ、その様子は黒部川を挟んで対岸の水平歩道から望むことができる。クライマーの間では「黒部の怪人」の異名も。山頂まで達する登山道はない。

地獄谷

立山の中腹、標高2300mの場所ある火山地形帯。青森県・恐山、秋田県・川原毛地獄と並ぶ「日本三大地獄」のひとつ。およそ1万年前に起きた水蒸気爆発によって形成された。噴出する有毒ガスにより、周囲は植物もほとんど生えず岩が剥き出し。まさに地獄のような光景だ。有毒ガスの濃度が上昇したため、2011年から通行禁止となった。みくりが池温泉北側のエンマ台展望台から、蒸気が立ちこめる地獄谷を一望できる。

称名滝

称名滝は４段から成る大滝で、落差日本一（350m）を誇ります。その水量は多い時で毎秒100トンを超えるとも言われており、国指定名勝・天然記念物に指定されているほか、「日本の滝100選」にも選ばれています。雪解け水が流れ込む春や、大雨の後には、称名滝を上回る、落差500ｍの「ハンノキ滝」が現れます。二つの滝がＶ字になって流れ落ちる様は、まさに迫力満点です。

黒部峡谷

黒部川が、立山連峰と後立山連峰の間に刻み込んだ峻険な峡谷で、10か所の発電所があります。宇奈月温泉から欅平まで全長20.1kmの黒部峡谷鉄道が、峡谷探勝のトロッコ電車として人気を集めています。大小41のトンネルをくぐり、22の橋を渡る間に、谷間の奔流や天を突く岩壁のスリルを味わえます。

剱岳

中部山岳国立公園内にある標高2999mの山。槍ヶ岳や穂高岳と並び、クライマーにとっての憧れの山でもある。 登山道は足場の悪い急傾斜のガレ場が多い。特に鎖やハシゴなどを使い断崖絶壁を登るカニのタテバイ＆ヨコバイは、ベテランクライマーでも苦戦を強いられるほど難しいコースだ。難関を乗り越えた先には、透き通る青空と後立山連峰の大絶景が広がる。剱岳は、数少ない氷河の現存する山としても有名。

雪の大谷

標高2450ｍの立山室堂平は世界でも有数の豪雪地帯であり、道路の除雪によって約500ｍにわたる雪の壁ができる。アルペンルート開通時の雪の壁は、高さ20ｍに迫る。また、6月中旬頃まで迫力ある雪の壁の中を歩く「立山・雪の大谷ウォーク」を実施している。

みくりが池

1万年前に起きた火山の噴火でできた、周囲631m深さ15ｍの火口湖。雨が降ると伏流水となり地獄谷へ流れ出るため、湖が満水になることはない。標高2405mに位置するため、春先5月以降も雪に覆われ、凍結している。7月に入ると雪が溶け、コバルトブルーに輝く水面が姿を表す。晴れた日には、立山連峰が水面に反射する「逆さ立山」を見られることもある。周辺のハイマツには雷鳥がひそんでいることが多い。

五竜岳

富山県と長野県の間に位置する標高2814mの山。日本百名山のひとつに数えられている。多様な登山コースがあるが初心者が登るなら途中までゴンドラで登る遠見尾根ルートがおすすめ。山頂から眺める鹿島槍ヶ岳とアルプスの山並みは壮大だ。またビュースポットのひとつ、地蔵ケルンからは360度の眺望を楽しめる。冬には山麓に白馬五竜スキー場がオープンする。ゲレンデ上部は標高が高いため雪質が良く、スキーヤーを虜にしている。

室堂平

標高2,450mの室堂平は、観光・登山の拠点として多くの観光客で賑わいます。春には高さ20ｍに迫る雪の壁、夏には可憐な高山植物、秋には一足早い紅葉を楽しむことができます。散策スポットも豊富で、運が良ければ「雷鳥」に会えるかも。

毛勝山

オオシラビソの山稜をもつ剣岳北稜の山。登山口まで徒歩２時間。

僧ヶ岳

僧ヶ岳（標高1884.4ｍ）は、魚津市の正面に大きくその姿を見せ、その大きさと独特の名称から多くの市民に親しまれています。僧ヶ岳の初雪で冬を知り、その雪溶けで春を知ると言われるほど市民にとって身近な山です。僧ヶ岳の名は、春になると雪形が、旅の僧が尺八を吹き、馬を引く姿に見えるところから由来しています。かつては「僧馬岳」という名も使われていました。「仏ヶ嶽」という別称を持っています。この山は、春の雪解け時になると、僧や馬などの雪絵が現れ、地元の農家はこれを目安に田植えの時期を予測したと伝えられています。 また、僧ヶ岳は、多くの登山客にも登られています。

片貝谷

水源を毛勝・猫又の山稜にもとめ，富山湾へ注ぐ片貝川の上流の渓谷。

魚津埋没林

特別天然記念物。魚津港修築の際，発堀されたもので，樹齢１，０００年位，縄文末期原生林が埋没したもの。

蜃気楼

魚津は江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られる場所です。 蜃気楼は、大気中で光が屈折し虚像が見える自然現象で、気温や風などの条件が整わないと発生しません。 刻々と変わる気温や風によって蜃気楼の形も変わり、同じ蜃気楼は二度と見られないとまでいわれます。 光と風が織りなす自然の芸術ともいえる蜃気楼は、昔も今も多くの人々を魅了し続けています。 3月下旬から6月初旬にかけて、2〜3日晴天が続き、フェーン現象気味の日に雲か霞が浮かび上がるようにして姿を現します。

舛方城址ハイキングコース