坂東市の趣味・習い事 スポット 11選
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九重の桜
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
石井の井戸跡から南へ向かって進むと、台地が東に突き出した田んぼに面して小さな森が見えます。この森が九重の桜史跡です。 史跡には、碑とその伝承由来を誌した副碑が建っています。碑文によると、九重の桜は、京都御所の紫宸殿前にある桜を根分けして移植したものと伝えられています。九重というのは皇居、または王宮を表す言葉といい、中国の王城の門を幾重にも造ったことから生まれたと記されています。 紫宸殿とは、内裏の正殿にあたり「南殿」または「前殿」とも称しました。もとは日常の政務を行うところであったが、後に正殿をめぐる華やかな儀式や行事の中心的な場となります。 東宮(朱雀天皇)の元服の儀が紫宸殿で執り行われ、その恩赦によって将門の帰国が許されました。南庭の左近の桜を株分けして、将門ゆかりの地に移植されたという伝承には、恩赦への感謝の情がくみとれます。 いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に匂ひぬるかな 歌人伊勢大輔の歌は、源氏物語の「花宴」を連想させます。八重桜とは八重咲きの里桜のことで、別名は牡丹桜といいます。桜の中では開花が最も遅く、それゆえに愛惜の心が揺らぐことから、願いを託した桜として<九重>の造語が生まれたものと考えられます。
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石井の井戸
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
石井営所跡を離れて延命寺に向かう途中、右手の田んぼの中に突き出た緑園が<石井の井戸>跡です。 この井戸は、中根台地の裾辺にある地下水の湧き出し口で、古代人がこの地に来て、湧水近くに居を構えて以来、人々が移り住んだと思われます。奈良時代には、石井郷という行政区域になっていました。 平安時代に書かれた『将門記』には、将門の本拠となる石井営所として記述されています。その主人公の将門と石井の井戸との関わりについては、「国王神社縁起演書」に詳しく記されています。 『将門が王城地を求めてこの地を見回っているうちに喉が渇いて水が欲しくなった。その時、どこからか老翁が現われ、大きな石の傍らに立っていた。翁はその大石を軽々と持ち上げて大地に投げつけると、そこから清らかな水が湧き出し、将門と従兵たちは喉を潤すことができた。 将門は不思議に思い、翁を召して「あなたはどのようなおかたなのでしょうか」と尋ねると、翁はかしこまって一首の歌を詠んだ。 久方の光の末の景うつる 岩井を守る翁なりけり と唱じると姿を消してしまった。 将門はこの翁を祀るとともに、この大地に城郭を造ることに決めたのである。』とあります。 また別説としては、<星見の井>や<将門産湯の井>などの諸説があります。いつの世も、人々の定住に欠かせない水の大切さを物語っているといえます。
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野口雨情の碑
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
詩人野口雨情が、作曲家中山晋平と大正12年5月12日に岩井を訪れ、詩を詠んだ記念に碑を建立する。 (昭和33年11月30日記念碑建立) 猿島岩井町 茶の芽が伸びりゃ 空に雲雀が さへつりかゝる
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中山茶顛翁の紀功碑
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
さしま茶振興の先駆者、また初めて外国貿易を開いた中山元成翁の碑である。
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富士見の馬場
茨城県 常総・結城・桜川
- 観光施設
市街の四ツ家から岩井第一小学校に向かって進むと、右側に小さな緑地があり、ここを「富士見の馬場跡」と称しています。 この地を基点に北へ700m、幅22mの直線路があり、道の両側に松並木が続いていたと語り継がれています。 今から1100年前の書物『延喜式』によると、諸国の牛馬牧として39牧の名称が記録され、そのうちの18牧が兵部省管轄の官牧でした。下総国には馬牧4、牛牧1が数えられました。 平将門の領内には大結牧と長洲牧があったことから、将門は官牧の牧司を兼ねていたのではないかといわれています。 『将門記』には、百騎を超える騎馬隊を組織し、合戦の場で効果的に用いている場面が描かれています。 当時は、ほとんどが自然の状態で飼育された野馬でしたので、人が乗り、使役のためには調教する馬場と厩が必要でした。 富士見の馬場は、調教を目的に開設され、やがて将門によって軍馬の調練の場として活用されたことは<野馬追い>行事の継承を通して想像することができます。 鎌倉時代は、猿島地方も戦乱の中に組み込まれました。豪族たちはもちろんのこと、その旗下にあった農民たちも、戦場に出陣するために馬を飼い、そして馬を求める馬市が立ち、その取引の場所となったのが、富士見の馬場であったことも伝えられています。
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神田ばやし
茨城県 常総・結城・桜川
- 郷土芸能
地元では「ふるっばやし」といい東京の神田ばやしの原型であると伝承されています。 平将門が坂東市(岩井)に本陣をおいたときに、軍楽として使用したと伝わるのが神田ばやしである。一説には、東京神田囃子の基となったともいう。 口伝によって伝承されており、演目には「三番叟」「獅子舞」「兜の舞」「降臨」「岩戸神楽」「聖天」などがある。 奉納は香取神社、八坂神社、平将門を祀る国王神社などに年数回行われる。県指定無形民俗文化財。
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さしま茶
茨城県 常総・結城・桜川
- 特産物・特産品
猿島町の茶の栽培は古くから行われ、「猿島茶」として関東一円に名が知られるほどその存在が認められていた。栽培が長く伝統産業として継続されていたのは、当地方の風土に合った植栽樹であったからである。猿島地方の台地はゆるやかな起伏が連なって広がり、地表は古い火山灰が堆積した関東ローム層でおおわれている。この堆積土は、雨が降ると泥んこのぬかるみとなり、乾燥するとと風で舞い上がって空をおおいつくす。こうした軽い耕地の土壌の風蝕を防ぐために畑のまわりに防風垣として茶の木を植えたのが、茶の栽培の始めといわれる。ローム層は酸性土であるが、茶樹は耐酸性の強い植物であり、当地方に適した植栽樹であった。また、火山灰土は他の土壌と比べ、茶の芽が伸びやすいという性質ももっている。 このように茶は土地に合った植物であるとともに、農家にとって魅力ある現金収入が得られる換金作物でもあった。農家では秋の収穫で得た収入は正月を越すと手元にのこるのはわずかとなり、大・小麦の収穫まで頼みとするのは茶による収益だけであった。それは、茶による収入を「茶銭」といわれていたのをみても、いかに家計を助ける貴重な現金収入であったかがわかるのである。 茶銭といわれた茶の収入には、女や子供たちが茶の葉を摘んでその日のうちに現金にするものと、屋敷まわりや内畑のまわりの畦畔茶樹、茶園の茶を摘んで手もみの煎茶にし、それを現金に換えるものとがあった。茶銭で得た収入は春の農作物の肥料代となり、子供たちにとっては年に一度の小遣い稼ぎの機会ともなっていた。子供たちは新しい茶樹の摘みよいところや、大人がハサミで刈り取った残りの「ふところっ葉」といわれるものなどを、桟俵や南京袋などを下に敷いて争うように摘み、少量でも各自で茶工場へ持って行って現金に換えた。猿島町の茶業は、煙草と並んで特産品として地域の経済を支えてきたのであった。 「猿島町史」民俗編 第2章 第1節 田と畑 四 茶業
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祝い鍋
茨城県 常総・結城・桜川
- 郷土料理
・「祝い鍋」誕生のいきさつ かねてより、当地を訪れた方へのおもてなし料理は何かないかと、地元の商工観光課と市内の料理飲食店組合の方々が検討していましたが、平成17年に新しく「坂東市」となり、その町づくりの一つとして、地域のブランド力を生かした「まちづくりプロジェクト」が立ち上がりました。平成18年、野菜の地産地消にもつながる鍋料理はどうかということで、坂東市農業戦略会議という組織を中心に取り組みを開始。坂東市特産のネギを必須材料として全国にレシピの募集によるコンテストを行ったところ、44点の応募の中からネギ・ハクサイ・赤飯入り肉団子を使ったヘルシーな鍋が最優秀レシピとなり、その後、“江上料理学院”の協力によりアレンジされ、ハクサイの代わりにレタスを使用するという現在の基本レシピが完成しました。これを機に、良いことがあったらお祝いのように鍋を囲もうという趣向で「祝い鍋」が誕生し、料理飲食店組合の協力を得て、現在では市内31店舗でいろいろな鍋が食べられるまでになっています。市内の方はもちろん、市外よりお越しの方にも、ぜひご賞味いただきたい一品です。 ・「どんな鍋?」 基本的には、特産のネギ、レタス、赤飯入り肉団子を使用した塩味でヘルシーなさっぱり系の鍋ですが、その基本レシピをアレンジしたものをメニューとしているお店を始め、市内31店舗では、しょうゆ味、みそ味、海鮮風、チゲ鍋風、ちゃんこ風、薬膳風など、いろいろな鍋が楽しめます。また、変わったところでは、ウナギを使ったスタミナ満点のものや、マグロを具材としたもの、魚介類や旬の魚のアラを使用したスープ仕立てのものなどがあります。 楽しいネーミングのものもあり、魚のアラを使った「あら祝い鍋だ〜」や、ウナギを印籠に見立てた「うなぎの印籠鍋」、ピリ辛風「ネギらい鍋」、「惚れ惚れ祝い鍋」など、坂東市のホームページでも検索できます。ぜひご賞味ください。 ・「どこで食べられるの?」 現在、市内の31店舗のお店で食べられます。
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みょうがまんじゅう
茨城県 常総・結城・桜川
- 郷土料理
古来、坂東市岩井地区では、夏祭りに、収穫したばかりの小麦を粉にしてみょうがの葉で包んだまんじゅうを作り、神様にお供えしました。 当地では、焼いて作るところから「やきびん」と読んでいました。 昔は、どこの家でも作りましたが、今では忘れられようとしています。 この「やきびん」を「葉包みで舌つづみ 坂東のみょうがまんじゅう」というキャッチコピー及び商品名にして、食の伝統としてつたえることと、地元の特産品として広く愛されることをテーマとした活動に数年前より、坂東市製菓組合として共に取り組んでいます。 ぜひ地元の皆様から親しまれる存在になり、ご家庭用やお土産用におつかいいただきますようお願いいたします。
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坂東市の新鮮野菜
茨城県 常総・結城・桜川
- 特産物・特産品
坂東市の特産野菜である、トマト・レタス・ハクサイ・ネギを中心に旬の新鮮野菜や穀物が勢ぞろい!また店内には野菜だけでなく、豆腐・油揚げ・小麦まんじゅう・パン・納豆などの加工品や、食肉・鶏卵・花卉などもそろっています。
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猿島ばやし
茨城県 常総・結城・桜川
- 郷土芸能
生子八坂神社祇園祭のみこしの供をしながら演奏されるおはやしで、曲が早くなったり、遅くなったりして変化するのが特徴です。
坂東市の趣味・習い事探し
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