多古町(香取郡)の趣味・カルチャー スポット 17選
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若山牧水の歌碑
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
市原正夫邸に建てられている。この地は正面の大地が多古藩陣屋跡(現小学校)で、50メートル程のところに大手門跡があり、大手通りで昔からの繁華街で、同家は「蔦屋」という近隣町村に知られた川魚専門店であった。同家に大正14年(1925)8月24日牧水夫妻が宿泊して、その折に詠まれた夫妻の歌の直筆を、原寸の比翼の碑としたものである。「はるけく 日はさし昇り 千町田の たり穂の露は かヾやけるかも」牧水 「通り雨 ふりつよみ来て 瑞居する ゆかたのたもと ぬれにけるかな」喜志子
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多古祇園祭
千葉県 九十九里・銚子
- 郷土芸能
夏の風物詩となっている多古祇園祭。この祭りは江戸時代から続いており、天保10年に作られたという新町の山車や、本町・仲町・高根の各町から繰り出された山車が華やかに競演して、町中を練り歩きます。綿菓子を焦がす匂い、山車のきしむ音、笛、太鼓も賑やかに…人が湧き、まちが湧く時です。昭和50年に千葉県無形民俗文化財の指定を受けた「しいかご舞」は古く元明元年から伝わるもので、八坂神社氏子三町から選ばれた十名が猿・獅子・鹿・雨蛙(形により「まんじゅう」とよばれる)の面をつけ、豊作・無病息災・雨乞い等の願いをこめた農民達の素朴な舞です。中でも一番の見所は、10メートルもある「つぐめ柱」での猿(猿の役の若者)の曲芸で、見物客の目を引きます。
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牛尾の蛇祭り
千葉県 九十九里・銚子
- 郷土芸能
毎年11月15日直前の日曜日、白幡神社と潮神社で、牛尾の蛇祭りが行われます。200年もの歴史をもつ神事で、五穀豊穣を祈願し、氏子の担いだ長さ8mの大蛇が暴れながら鎮守をめざします。前日両社の氏子がそれぞれの当番の家に集り、稲藁を用いて長さ約8mの大蛇を作り、尾に「天下泰平」「五穀豊穣」と書した剣を付け、仕上った大蛇はその夜、当番の家の座敷に飾り当日を待ちます。翌朝当番の家に集合した十数名の若者達は酒肴を振まわれ、合図がかかると座敷から大蛇を担ぎ出し、氏子中の童子が扮する素戔鳴尊の荒方、稲田姫に扮する女方を先頭に立て神社に向い、囃子方が後につづきます。神社までの道中、大蛇を担いだ若者達は酒の勢いもあって前後左右にもみながら暴れ廻ります。社前に至り、境内でひともみした後、鳥居に大蛇を巻きつけて一段落となります。
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芭蕉句碑(南並木地区)
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
南並木の道路の分岐点に、道祖神の石宮が祀られている。句碑はこれと並んでいて、天保12年(1841)に芳薫亭梅堂他13名の有志によって建てられた。この地方は芭蕉十哲の一人杉山杉風の流れを汲む俳諧が流行し、幾つかの社中が結成された時代があった。そのあらわれの一つであろう。「雲おりおり 人を休る 月見哉」 はせ越
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崇石様
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
町内でただ一社の流星(隕石)を祭神としている社である。伝えられるところによると、ある夏の夜、村中が突然真昼のように明るくなった。翌朝、焼けた草むらの中に赤茶けた石が2つ発見され、神秘の石としてその場所に神様として祀り、それからは村に嫁いで来た人は、鎮守の次にお参りするのが慣わしだったという。法光寺の古文書には、文化9年(1812)崇石大名神を勧請と記されている。
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杓子塚
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
全長82メートルの前方後円墳である。地元ではその形から杓子塚と呼んでいる。平成3年(1991)に千葉県指定史跡になった時、多古町教育委員会は次の様に記している。土師器の存在から4世紀後半、古墳時代前期の大型古墳で、東京湾岸と並んでこの地が大和政権の東国経営の拠点と常用しされてきたことを実証する資料である。そして、この地点から東北一帯は一大古墳群であったが、現在は畑地帯になっている。
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芭蕉句碑(南玉造地区)
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
墓地の道沿いに建っていて、忠魂碑と並んでいる。旧道の頃は現在地から西の坂並入口まで、1kmばかり直線の桜並木であって、この地にふさわしい句を竹兎園の流れを汲む俳人達が大正7年(1918)に建てた。しかし県道工事で桜は伐られ、碑も現在地に移された。もう一基は時代の古いもので、竹兎園風葉三世を継いだ冨澤賀佐の句と言われている。「木のもとに 汁もなますも 桜かな」 はせお 「冷え氷 までもゆかしき 修行かな」
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菅澤重雄翁顕彰碑
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
この地は古い馬牧で、取香牧と呼ばれた地帯である。明治の初めに江戸の失業者救済事業として、政府は開墾会社を設立して開拓を始めたが、江戸の人々が定着せず失敗した。その後を引き受けて開拓を成功させ、現在の十余三の繁栄の基礎を築いたのが、高津原で生まれた貴族院議員菅澤重雄翁(1870〜1956)である。篆額は徳川家正公爵、撰文は文学博士塩谷温先生、書は翁の師である並木栗水先生の孫熙太氏が書いたものである。
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田之倉橋
千葉県 九十九里・銚子
- 町並み
多古町から旧栗源町(現香取市)を経て、旧佐原市(現香取市)に向う県道の栗山川に架る橋で、この橋が多古、栗源の境になっている。徳川時代の中頃から明治時代の末まで、川下の横芝と川上の浅黄(約1キロ上流で栗本側)の間に舟便があって、水田の内を蛇行する川筋を帆掛舟がのんびりと上下して、沿岸の米や薪を浜辺に運び、帰りには肥料の干鰯等を積んで来た。しかし、この情景も荷馬車の普及により姿を消し、ついで昭和30年代の耕地整理が川筋を直線的に変えた。こうした幾多の変化を呑み込んで、川は昔に変わらぬ流れを今も見せている。
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小井戸の滝
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
多古町内では唯一の天然の滝である。昔このあたりは多古妙光寺の境内で、瀧も庭園の一部であったと言われている。この水は母乳が豊富になるということで、多くの信者を集めた時代もあった。また俳人訥堂はこう書いている。「六百年の昔より、祖師の教へと今も猶ほ、桜染井の糸滝は、眼の薬ぞと仰がるる」
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浅間社の板碑
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
文永2年(1265)と刻まれていて、多古町では最も古い板碑(石造卒塔婆)である。この地は、もとは三倉と呼ばれており、古い時代から開発されたと思われる地であはあるが、文永の役を間近にした時代に、石を産出しないこの村へ供養の為にこれだけの物を建てる経済力を持った人が住んでいた証である。
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大童子峯右衛門の碑
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
大童子は相撲の四股名で、実名は峰吉(1720〜1789)といい、芝山町小原子の木川家に生まれ、体重六七貫(251kg)身長七尺二寸(2.18m)あって大関まで昇進した。若い頃の力持話を数々残し、晩年は故郷の不動尊の堂守をして平穏に過ごしたと言う。しかし佐原街道の傍のここに建てられたのは謎である。(芝山町史より抄出)
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螟蛉塾跡
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
この地に生まれた並木栗水本名左門(1829〜1914)は、江戸の大橋訥庵の「思誠塾」で学び、やがて塾頭になった。晩年の慶応2年(1866)故郷の此処に「螟蛉塾」を開き多くの門弟を薫育した。ここに建つ碑の題字は徳富蘇峰、碑文は内田周平、書は門弟で町内高津原出身の貴族院議員菅澤重雄氏の書いたものである。
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大師堂
千葉県 九十九里・銚子
- 観光名所
明和7年(1770)の縁起書もあり、弘法大師が全国行脚の折に立ち寄った伝説もあることから、石芋大師とも呼ばれている。法力により池中に供えられている芋が、冬でも青々と芽を吹いている。また、句碑の多いことでも有名で、「山路来て 何やらゆかし すみれ草 芭蕉」寛政8年(1796)裏面には宗瑞の隠語名がある。宗瑞の辞世「ほととぎす いでや明るき 西の空」「古池や 蛙とびこむ 水の音 芭蕉」文政6年(1823)裏面に「氷らぬは 氷らで寒し 水の音」「夕暮れは 空に声あれ 鐘に雲」他に2、3基は判読できなかった。
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澁谷嘉助翁屋敷
千葉県 九十九里・銚子
- 歴史的建造物
レンガで覆われた長屋門が一際目立つ建物である。この屋敷を造った澁谷嘉助翁(1849〜1930)は、北中村谷津集落に生まれ、後に江戸八丁堀で銃砲商を営んでいた叔父忠兵衛の養子となった。そして、日本で初めてダイナマイトを輸入する等業界に大きな足跡を残し、故郷中村に対象11年(1922)「財団法人中村基本財団」を設け、その基本金の利息によって村の教育費を賄い、慈善事業を興した。
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木内家住宅
千葉県 九十九里・銚子
- 歴史的建造物
木内家は、かつて米穀商を営んでいた。重厚な石造りの商家建築であり、道路に面して旧店舗があり、その奥に蔵、主屋と建っている。いずれも昭和4年(1929)に建築された。 これらの建物は、近代の商家建築の代表的なものであり、平成11年(1999)に国登録文化財になった。
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飯土井橋
千葉県 九十九里・銚子
- 町並み
飯土井橋は飯新町地先の栗山川に架かっている。栗山川に架かる橋では町内で最も古く、すでに安永8年(1779)には架け替えをされたと日本寺古文書に出ている。橋の名が広く知られたことの一つに、明治44年(1911)に成田、多古間に開通した「軽便鉄道」がある。多古駅からこの橋まで引込み線が敷かれ、ここで川舟で運ばれた米などの産物が舟から貨車に積み替えられ、川岸として大いに賑わった。そして近年もう一度変身する。昭和48年頃から年次計画で造られてきたあじさい遊歩道が、川下の「道の駅」まで完成し、季節には七色の花の上に橋が浮ぶ新名所になった。
多古町(香取郡)の趣味・カルチャー探し
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