菰野町（三重郡）の趣味・カルチャー

菰野藩主土方家墓地

土方家の菩提寺である見性寺にある。土方家は1万2千石の外様大名でありながら、明治維新までの約270年間、12代にわたり統治した。見性寺には藩主の愛用した鎧、甲、旗、屏風や文献など貴重な文化財が保管されている。

吉沢嘉例踊

昔から伝承されている雨乞の踊りで、鈴鹿山麓の扇状地、水田の水不足地帯に多く伝承されてきた郷土芸能であり、菰野町の無形文化財に指定されている。　稲作地帯の村では踊りが雨乞神事と一体のものであることから、どの村でも伝承されてきたが、明治末の神社の合祀以降、時代の急激な変化により多くの村で廃絶状態となり、杉谷と吉沢のみかろうじて継承されてきた。　三重県ではおよそ35もの踊りが伝承されており、個性的な衣装や舞い方に特徴がある。

【2021年中止】杉谷嘉例踊

稲作に慈みの雨を願い，豊作を祈る踊りである。雨乞い踊りともいわれている。太鼓，ほら貝を中心に笛と鉦の南物入りで，歌に合わせて，神社と寺院の境内で男性的に舞う。その後，村中を練り歩き，悪魔を打ち払うものである。昔はどの集落でも行われたが，今は三重県三重郡菰野町杉谷，吉沢の集落のみで伝承され，区（集落）の行事として定着している。

僧兵鍋

湯の山温泉の中心にある三嶽寺で修行していた僧兵たちが武家政治の横暴に対抗して戦った折、スタミナ食として食べたのが始まりとされている。　イノシシの肉を中心に鶏肉、豚肉、魚介類、旬の野菜をあわせた味噌仕立ての鍋。現在では郷土料理として毎年11月〜3月まで温泉街の一部旅館・ホテルで提供している。

早春・田光（日本酒）

菰野ならではの豊富な雪どけ水で作られる地酒

菰野茶

湯の山温泉のある菰野町は，伊勢茶の栽培が盛ん。旅館蔵之助 059-392-2509のみやげ物販売所などで。

大石焼

いわゆる「かたやき」の一種だが，湯の山の大石にちなんで大型になっている。菰野町内の喜楽堂（059)392-22055や，湯の山温泉の各売店などで販売している。

お食事処 マコモの里

マコモ

菰野町の名前の由来となったマコモとは、きれいな水辺に群生するイネ科の植物で、秋に収穫期を迎え、新芽にマコモ黒穂菌が寄生すると、茎が肥大化して白い竹の子のような茎になり、これを「マコモタケ」と呼び中華、和食等の高級食材として親しまれています。また、マコモの葉部分は、ビタミンＡとビタミンＣがほうれん草の約5倍あり、粉末にして焼き菓子や麺類にまぜたり、パウダーとして彩りに利用されています。道の駅菰野（059-394-0116）には、マコモ麺やワッフル、ヨーグルトなどの商品が取り揃えられています。

大豆

菰野町産の大豆「フクユタカ」。 これを使用した納豆「菰野納豆」と「まこも納豆」が開発され、町内外で発売されています。タレ・からしは、保存料・アミノ酸等使用しないものを添付。まこも納豆は、菰野町の特産品　まこもの葉を粉末にしたものを混ぜて発酵しています。抹茶が混ざっているように見える緑のが”まこもの葉”で、近年では栄養・美容効果も注目されています。「道の駅こもの」で購入できますので、是非、ご賞味下さいませ。

オテル・ド・マロニエ　湯の山温泉

器屋