醤油まんじゅう

醤油の町らしく、たつのには、醤油にちなんだ物産が多い。特産うすくち醤油を皮になじませた醤油まんじゅうは絶妙の味を醸し出しています。

梅ごはん

梅肉と赤梅汁を混ぜて御飯を炊き、その上に乾燥シソをふりかけたもので、素朴で庶民的な味。

室津小五月祭り「棹の歌」

小五月祭に奉奏される歌でその昔室の長者の息女である室君が神慮を慰めるため男装をして神前に奏したことに由来し、作詞者は不明であるが曲は猿楽の下り羽の拍子で宮民大夫の作曲ともいわれ「語りもの」から「唄いもの」に転ずる過渡期の節調を伝え日本音楽史上特筆すべきものとして、兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されている。

遊女友君の墓

浄運寺にある。木曽義仲の夫人であったと伝えられる友君は、この地に移り住んで船人の旅愁をなぐさめた。この友君は遊女の始祖といわれているが晩年は仏門に帰依し、夫、義仲の冥福を祈ったという。

篠井の清水

播磨の国守護職であった置塩城主の赤松義村が名水播磨十水を選んだうちの１つで、往古の昔より岩の隙間から湧出る水は蛤水とも言われていた。甘味を持つ自然の良水で、また長寿の霊泉とも言われていた。長い間近隣住民の飲料水とされてきたが、現在では飲むことはできない。

貝掘の井戸

浄運寺から海側へおりた所に淡水の井戸がある。法然上人が貝で掘ったと伝えられ、長い間近隣住民の生活に役立ってきたが、上水道ができてからは利用されなくなった。

室津海駅館

当時の商品販売と運送業をかねた買積廻船問屋で、屋号は嶋屋。館内では、室津を海の駅という観点からとらえ、「廻船」、「参勤交代」、「江戸幕府」、「朝鮮通信使」という4つのテーマに分けて展示しています。また、江戸時代の朝鮮通信使・大名に振る舞われた料理が再現され館内で食事ができます。（要予約）

室津民俗館

参勤交代時に繁栄した豪商「魚屋」の遺構を町が買収し、修復整備したもの。現在は江戸時代の古地図や民具類を展示する資料館となっている。

室津

室津の港は摂播五泊のひとつで、古くから良港とされてきた。最も賑わうのは江戸時代からで、西国大名の多くが参勤交代のおりの上陸地点としてここを選んだため、宿駅としての機能をもった。室津の町は、海から屋敷ひとつを置いて内側に大通りがあり、賀茂神社の横で止まっている。この大通りに沿って主だった家が建ち並び、通りの裏や七曲がりの道からの坂の北側にも民家が密集して建てられていた。近年、大通り周辺の建て替えが進行しつつあるが、坂下の一帯は港町特有の賑わいを今だに残している。

しょうゆようかん

地域特産品を利用した商品を販売しようと考案した「しょうゆようかん」は、甘さをひかえた奥深い味わいで、多くの消費者の支持を得ている。

永富家住宅

永富家は鎌倉時代から続いた旧家で、龍野藩内屈指の豪農であり、名字帯刀を許されていた。この建物からは江戸後期の民家の特徴や、日本建築の美しさを知ることができる。

新宮名産揖保乃鮎

鮎料理

播州手延そうめんを織りこんだ鮎料理が9種ほどあり、中でも鮎ウルカ（レモン味）や鮎ずし（サンショウ味）がおすすめ品。割烹旅館魚芳(0791)75-0002または国民宿舎志んぐ荘(0791)75-0401。

龍野

童謡「赤とんぼ」の作詞者、三木露風のふるさと。三方を緑の山に囲まれ、中央部を流れる揖保川の清流に影を映す旧脇坂藩下の城下町。播磨の小京都と呼ばれ、狭い町並みに古い民家や醤油蔵、白壁の町並み、武家屋敷跡が残る。

活魚料理・寿司・仕出しまるよし

室津民俗館のすぐ向かい、純和風の素敵な外観の料理割烹まるよしでは、目の前の室津港で水揚げされた新鮮な魚がいただけます。店内には生け簀が2つ、水槽が1つあり、毎朝店主自ら朝市で仕入れてくる新鮮な瀬戸内の魚がたくさん泳いでいます。店内には、カウンター、テーブル、座敷と落ち着いた雰囲気の中、刺身、焼き物、煮物、揚げ物などなど、イキのいい魚料理が楽しめます。 お昼の定食は1000円前後〜。ふっくらとした穴子丼定食や、店主が握る新鮮な寿司もおすすめです。

三木露風生家

童謡「赤とんぼ」の作詩者「三木露風」の生家を。龍野を訪れる方と地域の交流の場として、一般公開しています。定期的に、草笛の演奏会、お茶席なども開催されます。

観光売店「さくら路」

龍野公園内にある観光売店。お土産物販売やそうめん料理での昼食もできる。　価格も500円から1000円程度で地元特産の揖保乃糸を使用したそうめん料理が楽しめる。

すくね茶屋

山菜料理。ご主人の生家の醤油蔵を移築した店内には、醤油づくりの道具が並べられている。

うすくち醤油

揖保川の鉄分の少ない良質の軟水が、この地にうすくち醤油を育ててきました。

手延べそうめん

兵庫・岡山両県産の良質の麦を使い、塩は赤穂の上質塩を用いている。