羽後町（雄勝郡）の趣味・カルチャー

鈴木家住宅

　鈴木家は平安時代の武将源義経の家来鈴木三郎家重が土着して帰農したのが始まりとされています。母家は17世紀末頃の建築とされ、その後享保18（1733）年に馬屋中門を付加し、現在の中門造の住宅となりました。現在の当主は46代目。築300年以上の古民家。

三輪神社

　雄勝郡羽後町にある三輪神社は、養老年間（717〜72４）に大和の大神神社を勧請して創始しました。現在の三輪神社本殿は、永禄5年（1562）の火災をまぬがれたという記録や形式技法などから室町時代後期の建立と考えられています。隣接する須賀神社と共に、国の重要文化財として登録されています。

西馬音内朝市

地元の農産物、加工品が並ぶ。春秋は山菜も豊富。

野中吉田人形芝居

大阪文楽の流れをくむ伝統の人形芝居。見せ場は一人で左右両手に二体の人形を遣う「かげ遣い」や「早変わり」、演目は鑑鉄和尚の手踊り・鬼神のお松・岩見重太郎ひひ退治等。

そばまんじゅう

羽後町の名物「西馬音内そば」をイメージして作られた素朴な饅頭。塩味の効いた皮とあんこの甘さが絶妙な美味しさを生み出します。

弥助そばや

文政元年(1818)の創業から200年以上の歴史を誇る「西馬音内そば」発祥の店。 つなぎに布海苔を使用した二八の手打ちそばは、極細で歯切れがよいのが特徴です。つゆは昆布と鰹節でまろやかな風味を出しています。

信太そばや

創業大正3年。元祖弥助そばやの流れを汲み、自家製粉・自家製麺をモットーにしています。地元ファンにはラーメンも人気。

小太郎そばや

初代弥助そばやの娘婿が創業。水分量にこだわって作った麺は太くコシがあり、噛み応え抜群。鰹節、煮干、昆布、醤油で作ったつゆとの相性もばっちり。

そば処　長谷山

横浜で修行した店主が開いた「西馬音内そば」とは流れを異にするそば屋。ごまかしの利かないせいろそばを店の顔とし、自分が納得する手打ちの仕事を追求しています。 店主1人で切り盛りするため、お時間に余裕をもってお越しください。

そば屋　彦三

農家としての強みを活かし、そばの栽培・製粉・製麺すべてを自家でまかなう独自のこだわり。羽後町産のそば粉100％の香りと風味が味わえます。

端縫いダイニング（道の駅　うご内）

道の駅内にあるセルフ方式のダイニング。そばは二八、つなぎに布海苔を使いコシがあり、鰹と昆布によるつゆも相性よし。

松屋

西馬音内そば

大坂で修業を積んだ職人が、文政元（1818）年に羽後町西馬音内で店を開いたことが始まりで、それが「西馬音内そば」として現在まで伝わりました。冷たいつゆの「冷やがけ」が基本。麺はつなぎにフノリを使っており、強いコシが特徴。西馬音内地区を中心に数軒のそば屋が点在し、それぞれの工夫を凝らしたそばを楽しむことができます。

羽後牛

羽後町の黒毛和牛。旨味のあるとろけるような脂が特徴的。口の中に入れた瞬間に溶けてしまうかのような食感です。