函館市・湯の川・五稜郭の遊園地・テーマパーク ・公園

函館八幡宮

函館山の南東麓に佇む神社。文安2年（1445年）に函館・元町へ城を築く際の鎮守として城域の東南隅に八幡神を勧請したことが創建の由来とされる。現在の社殿は明治末期から大正初期にかけて改築されたもので、本殿・幣殿・拝殿が連なる聖帝八棟造りと呼ばれる形式から“大正式八幡造の代表作”と評されている。隔年の例大祭で行われる「大神輿による石段134段かけのぼり神事」は圧巻。境内からは函館市街や津軽海峡を眺めることができる。

湯倉神社

北海道函館市湯川町にある湯の川温泉の鎮守として親しまれている神社。松前藩主高広が幼少の折に重い病にかかり、この地の温泉に入浴したところ快癒したという故事が伝わっており、湯倉神社にはこのお礼として奉納された鰐口は今でも残されている。祭神は「おおなむちの神」と「すくなひこなの神」の2つ。境内には、昭和16年に御造営された本殿、御神木であるオンコの木のほか、なでうさぎやてまりうさぎなど、御神縁が深いうさぎがあちらこちらに見られる。

函館公園こどものくに

道内初の洋式公園である函館公園の敷地内にある遊園地。公園自体の開園は明治12年、遊園地の開園は昭和31年といずれも歴史は長く、昭和25年から大沼公園で稼働していたものを譲り受けたゴンドラ数8基の「空中観覧車」も現存する日本最古の観覧車とされ、登録有形文化財にも指定されている。ほかにも「ベビーメリー」や「アポロ2000」などレトロな遊具が揃う。新幹線型の遊具は近年北海道新幹線カラーにリニューアルされた。

函館市民プール

北海道函館市にあるプール。50mプールや25mプール、幼児プールを2箇所備えており、幼児からご年配の方まで、幅広い年齢層に親しまれている。幼児プールには水慣れに適したすべり台が設置されている。幼児や小中学生向けの水泳教室も開催しており、目的に合わせて遊泳を楽しめる。

亀田八幡宮

北海道函館市にある神社。現在は神輿殿として使われており、函館最古の建物。建創年は、1690年の神社調によると約100年前とされている。毎年9月には祭りが開催され、シーズン最後の夏祭りとして多くの人で賑わう。

緑の島

北海道函館市の函館港につくられた人口島。函館港の万代・港町泊地浚渫工事によって生じた土砂を利用し誕生し、今日では大町地区のシンボルともなっている緑地地帯だ。敷地内は、多目的広場やカラー舗装広場、石畳広場、遊歩道、約200台を確保した駐車場など大充実。80,000㎡もの面積を持つこの場所は、釣りや散歩、遠足などのほか、スポーツやイベントの会場にも使われている。

豊川稲荷神社（函館市）

函館市豊川町にある稲荷神社。文久年間に町内守護として創建されたもので、明治期から度々見舞われた類焼や老朽化による改築と移転を繰り返したが、昭和15年の遷座により現在に至る。新築島と呼ばれていた町名も神社に合わせて現在の豊川町となった。かつては函館八幡宮（同市谷地頭町）の摂社でもあった。古くから商売繁盛の神として信奉を受け、境内には市場や芸妓見番から奉納された石灯籠などが立つ。

大船遺跡

北海道函館市にある縄文時代の遺跡。「太平山元遺跡」や「御所野遺跡」など北海道・青森・秋田・岩手の1道3県に所在する16の縄文遺跡と共に、2021年7月に世界遺産に登録された。大船遺跡は縄文を6つのステージに分けたとき、Ⅱbの「拠点集落の出現」に位置付けられ、住居・捨て場・墓・貯蔵施設と祭祀場が造られていたことがわかる。遺跡見学可能。ガイダンス施設があり、開設案内をしてもらうこともできる。

元町公園

街歩きの小休止地点ともなる、函館の歴史が凝縮された公園。港を見下ろしたり、歴史をかみしめたり、思い思いの休み方ができる。案内所もある。

湯の川冬の灯り

函館市電「湯の川温泉」電停そばの足湯・湯巡り舞台から、鮫川沿いをライトアップ。色とりどりの灯篭円柱モニュメントや、フェンスイルミネーションが温泉街を温かい「和」の雰囲気で包みます。

五稜星（ほし）の夢イルミネーション

1989年より始まりました｢五稜星の夢｣イルミネーションは、特別史跡五稜郭跡の堀を電球で飾り、五稜星形を浮かび上がらせるものです。電球の灯りで浮かび上がった五稜星形は冬の五稜郭の美しさを全国にアピールしています。

はこだてイルミネーション

元町地区の坂の並木に飾られるイルミネーションがロマンチックな函館の冬の夜を演出します。

2022 はこだてクリスマスファンタジー

｢はこだてクリスマスファンタジー｣では、函館を代表する観光スポットである赤レンガ倉庫群周辺前の海上に約15万個のイルミネーションで飾った巨大ツリーが出現し、函館の街をファンタスティックに演出します。

五稜郭公園

北海道函館市にある公園。榎本武揚や土方歳三らが明治新政府軍と戦った戊辰戦争、その最後の舞台となった日本初の西洋式城塞で、現在は公園として整備されている。春には桜、秋には紅葉と四季折々の美しさを楽しむことができるほか、冬には公園内がライトアップもされ、綺麗な夜景が楽しめる。近くには高さ90mの五稜郭タワーがあり、五稜郭を上から展望したり、函館市の山や海を眺めたりすることもできる函館の有名観光スポットとなっている。タワー内には五稜郭についての展示コーナーもあり歴史も学べる。

函館公園

丘陵地にあることから函館の市街地を眺めることができる。園内には博物館や図書館をはじめ、遊園地や小動物園などといった施設がある。函館公園碑や海山奇勝・啄木の歌碑・今上陛下御即位記念碑などの記念碑もある。「函館公園こどものくに」は日本最古の観覧車や飛行機、メリーゴーランドなどの遊具が設置されている遊園地で、小さな子どもと一緒に利用ができる。「日本の歴史公園100選」や「北の造園遺産」にも指定されている。春には桜が咲き、名所のひとつでもある。

函館市熱帯植物園

北海道函館市の湯の川温泉街の一角にある熱帯植物園。温室ではパンの木、ピンポンの木、チューインガムの木など約300種類3000本の南国植物を展示。また1970年に開園してまもなく造られたサル山が当園で一番人気のスポットとなっており、ニホンザルを年中見学可能。12月～5月のゴールデンウィークまではサルが温泉に入る姿も見ることができる。人間用の足湯もある。子どもにはバッテリーカーや遊具・ちびっこ広場も人気。

四稜郭

四稜郭は五稜郭の北方およそ3kmの地点に築かれた防御陣地。東西約100m、南北約70mの陣地の四隅に砲台が設置可能となっていた。箱館を占領した旧幕府軍は北方からの攻撃を防ぐ目的で四稜郭を造ったが、急造であるため井戸などの設備はなく、恒久的な要塞というより夜戦築城に近いものと考えられている。1934年に国の史跡に指定され、1973年に元の形に修復された。そのため今では築城当時の姿を見られる。

函館ハリストス正教会

函館ハリストス正教会は1860年に日本で最初に建てられた正教会の聖堂。正式名称を「主の復活聖堂」という。現在の建物は1916年に再建されたもの。ビザンティン、ロシアの建築様式を受け継いだ聖堂は白壁と緑の屋根のコントラストは見るものに強い印象を与える。聖堂内部には正教の宗教画で飾られたイコノスタス（聖障）がある。聖堂内の宗教画の中には日本人画家山下りんが描いたイコンもある。クリスマスや4月の復活祭の儀式については、一般市民や観光客も参加可能。

五稜郭タワー

北海道函館市にある五稜郭（ごりょうかく）に隣接する展望塔。地上から90mの高さにある展望台からは、星形の城郭が特徴的な五稜郭はもちろん、函館山や津軽海峡、横津連峰の山並みを一望できる。タワー内には、五稜郭の歴史を学べる展示スペース「五稜郭歴史回廊」やオリジナルグッズが揃う売店、カフェスタンドなどが点在。展望台の形状と塔体の断面は、五稜郭にあやかった星形になっており、隠れた見どころのひとつとして知られる。

山上大神宮